学校と寺子屋ー国家権力と市民的なもの

クラスの中でワイワイガヤガヤ遊んでやがる子供たち

「おねえちゃーん」「ほら、勉強するよ」

「鼻水出てきた」「勝負しょーぜ」

「それじゃ始めんぜよ」

木でできた部屋の中でにたりと笑うこうがみ寺子屋サイド

12歳、5歳7歳9歳、、、、ばらばら

墨、筆

すらすらと書く――ただそれだけなのに目を奪われる

うまいーーきれいである実にこの女にしては珍しく様になってる

「どーだ、今日書くのはいろはにほへとだぜ、、、つーわけでいろはにほへとちりぬるをわがよたれそつねならんういのおくやまけうこえてあさきゆめみしえひもせず」

にっこり笑うだけでできる気がしてこさせるーー笑顔

 

たいしてこちら学校サイド

全員星座で沈黙している

「えーそれでは授業を始める」

国家の役員の中でも選ばれしものが先生になる

金ぴかの教室ーー高そうな筆入れ

(覚えるんだここ(この世界)で生き抜くために」

全員が同じ年齢

寺子屋サイド

「昼飯じゃあ―――」

ちなみにこうがみのぶんはない「ぼくはあさたらふくったからいい」

いただきまーーす、、、母ちゃん手作り弁当

おにぎり、つくだ煮――中には一回帰ってる奴もいる

(ちくしょう、こちとら二日前の夜から飯抜きだよ)

一刻も早く負債を返さないと、、、あの人たちの学費が、、、

一方学校ーー専門の料理人よるおいひいお弁当

豪華であり、--重にはいってる

昼休みというか、授業の前に軽く遊ぶ

飯食ってないのでヘロヘロだが気負いで乗り切る

というか、かっては一週間くらい喰わねぇの普通だった

そのあと、勉強して終わり


一方学校ーー授業、、、昼休みなんてなかった、、、終わったらそれぞれの家に帰るーーだが、遠方で帰れない者たちは寮にいはいる

豪華なお部屋にーーおいしいお料理、温かい温泉


一方こうがみーー「らっしゃーーい、おいしい果物いかかですか」

「おいしいぜ、この蜜柑(みかん)--らっしゃい」

果物を打っていた

隣は野菜を売ってる「甘薯(サツマイモ)いらんかね、へい茄子まいど」


一方――寝心地のいい布団、美しい絵の掛布団


一方ーこうがみ道端の土の上、、、昼来てた服のまま

ーーそれぞれの二日目が始まる

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