韓国人の気払いは、北朝鮮人を激怒させた

 韓国というのは、恨み(ハン)の国だと言われるが、それは、文句を言い返してこない日本にだけ向けた言葉だ。同じことを北朝鮮にしようものなら、ロケット弾が飛んでくる。殆どの韓国の反日事象が、官製であることから、日本政府が文句をきつく言い返して、報復を実行すれば黙る話し。韓国の反日は、建国からの国是みたいなものだが、文大統領になって、もっとも酷くなった。その代わり、実際の敵国である北朝鮮の扱いは、もっとも緩くなっていた。


 しかし、北朝鮮は、そう思っていなかったようだ。韓国には、気持払いというのがある。これだけ気を使ったのだから、その行為によって、自分の言うことも聞いてもらえるはずだという自分勝手な考え。北朝鮮は、そんな、腹の足しにもならない気遣いより、実物がほしい。韓国人は、気遣いをしたことによって、北朝鮮とは仲良くなったと思い込んでいた。しかし、現実は、全く違っていた。


 今回の北の軍事行動により、韓国が、気持払いが役に立っていなかったことを実感。そして、北への本音を言い出した。


6/17 中央日報 青瓦台「金与正氏の談話は無礼…特使提案の公開は非常識」



 北朝鮮に気を使って言いなりだった青瓦台が、珍しく反旗を翻した。

 北朝鮮にしてみたら、自分たちの繁栄とあまりにもかけ離れた南朝鮮の繁栄。それを口だけで済まそうとしているのが許せない。もう、美辞麗句はいらない。実のある付き合いをしようぜと、言っているのだ。北朝鮮で、韓国より有利なものは軍事力だけ。それを行使した。


 北朝鮮は、20世紀末時期の南北状態に、付き合いを戻す気だ。その時韓国は、太陽政策の真っ最中だった。物も人も動いていた。今は、米に従って気払いをしているだけ。結局韓国は、米国に逆らえない。

 韓国大統領は、米朝を取り持とうと気を使った。しかし、最悪の手を実際は打っていた。北朝鮮は、韓国大統領に取り次いでもらった米朝交渉が、上手くいくものだと思い込んでいた。結果は、北朝鮮を激怒させるものだった。気払いは、失敗に終わり、逆に険悪になっていたことを文在寅は、真摯に受け取っていなかった。


 今回の北の軍事行動は、此処が発端なのだ。気払いは、支払ったのではなく借金。それも膨大なマイナス要因になっていた。


 北朝鮮首脳部は、韓国とは相いれないぐらい険悪になっていた。その情報発信は、ずっとあったにもかかわらず青瓦台は何の対策もしなかった。現在、北の絶縁宣言に、次の手が打てなくて、つい北を非難してしまった。「金与正氏の談話は無礼…特使提案の公開は非常識」なんて、談話を出してしまった。


 北朝鮮は、韓国に太陽政策を促しているが、どうも以前と違う雰囲気。相手がその気なら、本当に切れた状態になるかもしれない。


 この話は、日本と関係がある。敵を作ると言うことは味方を作ると言うことだ。韓国は、日本を敵国に想定した。なら、味方はどこにしたかと言うこと。実際は、敵国だった北朝鮮が、そのポストに入っていた。これは、矛盾した話だが、韓国にとって隣接した国が全部敵というのは困るわけで、反日は、日本が文句を言ってこないので、このままでいこうと思っている。じゃあ味方はどこかという話。隣接している国は、米、露、北、中、日。今までは、当然、米国が味方だった。それを文在寅は、敵視しだした。仲良くなろうとした中共には振られ、露とは疎遠。米を敵視、日本を敵にしている以上、北朝鮮しか仮想味方にできなかったのだ。


 現在、日本は、韓国のわがままを聞かなくなった。米は、対中政策で、韓国を前線基地にしようとしている。もし、北朝鮮を敵国とした場合(実質の敵国なんだけど)、近隣諸国に味方がいない。5面楚歌の状態になってしまう。


 ここで日本が、反日を許さなくなったら、国民のガス抜きをする国が無くなることになる。そうなると、近隣諸国で、優位に立てるのは北朝鮮だけ。いいように扱える日本を味方っぽくして、北を恨み出すんじゃないだろうか。いずれにしても勝手な国だよ。韓国がすり寄ってきたら、朝鮮半島が、危ない状態になったと思った方がいい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます