フッ化水素規制を始めてトンと聴かなくなったイラン、北の核開発

 フッ化水素をホワイトから規制にしたのは、使途不明が文政権になってずっと続いていたからだ。フッ化水素は、半導体洗浄に欠かせないものだが、同時に、核開発に使える戦略物資。使途不明を放置していたら、日本が先進諸国に怒られる話だった。


6/13 WowKoria 「韓国による原油輸出代金の凍結は容認できない」=イラン大統領


 この記事より、Yahooコメント欄の不可逆的に嫌韓さんのコメントに注目した。

この原油の代金をフッ化水素で支払っていたが、日本が輸出管理を厳格化したから支払えなくなった。日本が輸出管理を厳格化してから、イランも北朝鮮も核開発が止まり、韓国に厳しくなったでしょ。



 真偽のほどは分からないが、そう言えば、イランも、北朝鮮も、ここのところ、核開発進展の話を聞かない。でも、昨年記事になったのは以下の通りである。


2019/7/10 FNN

FNNが入手した韓国政府作成のリストによると、2015年から2019年3月にかけ、戦略物資が韓国から流出した不正輸出案件は、156件にのぼることがわかった。

北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏暗殺の際に使用された神経剤「VX」の原料がマレーシアなどに不正輸出されたほか、今回の日本の輸出優遇撤廃措置に含まれるフッ化水素も、UAE(アラブ首長国連邦)などに不正輸出されていた。

国連安保理北朝鮮制裁委員会のパネル委員だった古川勝久氏は「大量破壊兵器関連の規制品をめぐる輸出規制違反事件がこれほど摘発されていたのに、韓国政府がこれまで公表していなかったことに驚いている」、「この情報を見るかぎり、韓国をホワイト国として扱うのは難しいのではないか」とコメントしている。



 これは韓国側から出てきた文書を元にした記事。しかし、1年経ってみると、この記事に登場してこないイランと北朝鮮の核開発がとまっている。


 核濃縮には、何例かやり方があるが、日本のフッ化水素があれば、遠心分離機で、核濃縮を低温で出来る(56.5度)。フッ化水素によって気化した六フッ化ウランを遠心分離器にかければいい。ウラン235の濃度が濃いほど核分裂を起こしやすくなる。核分裂を起こすウラン235の濃縮度を20%以上に高めると、研究用原子炉や軍事用艦艇の原子力推進機関などに使用出来るようになる。

 イランは、昨年の7月ごろ、濃縮度を5%にしたと言ったけど、時間さえかければ(1年ぐらい)、濃縮率90%まで高めることが出来る。90%以上の濃縮度は、兵器級 (Weapons-grade) と呼ばれ、原爆が作れるのである。あれからもうすぐ1年になる。その間、米によるイラン司令官殺害事件があった。核開発の話は、自国の軍事力を誇示できる話なのに、イランは、全くこの話題に触れてこない。開発はしているのだろうが、進展した話をイラン、北朝鮮とも聞いたことがない。

 彼らは、なぜ、核開発の中身を歌わなくなったのか。状況から、核濃縮するためのフッ化水素の供給が止まっていると見ていいんじゃないだろうか。じゃあ、どこが供給元だったのかという話。

 もし、韓国の文政権が、核テロ国の支援をしていたなら徴用工どころではない世界問題だ。やはり今までのフッ化水素の使途不明案件を明らかにしてもらいたいと、強く思う。

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