韓国の場合 博物館は権力の鏡

 博物館と言えば、古いものの展示場で、現代の政治とは関係ないと思われがちだが、韓国ではそうならない。権力がついた嘘を遡っていくと、過去の事実と、話が合わなくなってくる。だからビックリするぐらい展示内容がズレるのだ。特に、韓国は、大統領が変わる度に歴史が変わっていくので、博物館の展示は、笑っちゃうぐらい無茶苦茶になる。


3/22 朝鮮日報 【コラム】「権力の願いに応えようとした」展覧会の惨劇

本当の歪曲(わいきょく)は、テーマである「共存と和合」にあった。「伽倻は強者の覇権で全体を統合せず」「力を合わせて共存を追求した」という文句は展示期間中、最後まで貼り付けられていた。ある古代史の研究家は「小国の利害関係によって角逐し、離合集散を繰り返した伽耶の実体的歴史を巡り、共存と和合という現代的価値で包装したことこそ、国立博物館の歴史創造だ」と嘆いた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が伽倻史の復元を指示して投げ掛けた「慶尚道と全羅道の統合」といった話題に「何とか合わせようとして」生じた寸劇だ。



 今回は、伽耶=元日本の話だ。伽耶は、韓国人(新羅と百済の対立)の影響が強くなると、それに従う部落や、日本に引き上げる部落に分かれた。力で押さえつけられた部落は、伽耶の中で逃げまどい、伽耶内で逃げ場を失った人々は、日本に帰国するしかなかった。


 文在寅は、韓国の2大勢力。新羅=慶尚道と百済=全羅道が、最後は、統合したと歴史歪曲をしている。この国々は、統合されたのではなく高麗に侵略され高麗に吸収されただけ。それに、新百済と新羅は、今でも、憎み合っていて、それが、右派=慶尚道、左派=全羅道と地域で別れている。文在寅の支持者は、新百済側の全羅道。これを新羅だった慶尚道にも支持者を広げたいがため、統合などと嘘ぶいているのである。なぜなら、文支持の全羅道は、韓国の中の外国。慶尚道の人に差別されている。この二つ「慶尚道と全羅道は統合歴史的の統合された」、つまり一緒だと歴史を歪曲して、自分の支持層を立場を上げたい。そんな話に博物館側が合わせようとすると、本当の歴史の目撃者。この新羅と百済の間で揺れ動いた伽耶の歴史に対して、目に余る歪曲をしないと百済と新羅は統合されない。博物館が、文在寅の発言に展示を合わせようとしたため、韓国人でさえ、それ、おかしいでしょと記事になる。こういう国柄なのだ。


 日本人としては、伽耶は、韓国(新羅)に侵略された朝鮮半島にあった日本。韓国側は、韓国になる成り立ちとして、ここは韓国だったとし、隣国と共存和合したと大嘘を展示した。元が違う上、現代の大統領解釈まで博物館が忖度する。歴史の冒涜が、はなはだしい。


 あそこは、歴史がない国 。事実が自分たちの都合で捻じ曲がる国なのだ。


注:百済と新百済は別の国

百済は、日本と中国の中間貿易国。日本の属国だった。新羅に攻められ多くの有力者が日本に亡命して国はなくなった。新羅は、百済高句麗を攻めて始めて統一朝鮮を作った国。しかし、新百済ができる時、国は弱体化していた。新百済は、高句麗の旧高句麗王が、新勢力に自分の国をとられた為、百済があった土地に落ち延びて作った国。旧高句麗王が支配する国だった。この時、旧百済や高句麗を統一した、統一新羅は壊れており、最後は、高句麗に侵略され、どちらの国も滅ぶことになる。そこで出来たのが、高句麗国(朝鮮半島統一国)。その高句麗国を家臣が奪ってできた国が李氏朝鮮。新百済は、高句麗に侵略された時、抵抗したため、抵抗しなかった新羅よりひどい差別を受けることになった。それが今でも、差別として残っている。

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