マスク事情

 コロナウイルスが猛威を振るっている。この間ドン・キホーテに行ったら、店の人が、一人一個ですと、丁寧に、1個ずつお客に手渡ししていた。日本は、マスクをするのが当たり前の文化をもう、何十年も続けている。大きな理由は花粉症で、認知されたのが1964年の東京オリンピックから。その後、経済成長が進むにつれて、その症例が増加した。


 中国の友人が、日本文化になじんで、花粉症の時期にマスクをして帰国すると、お前、病気か?と、なじられたそうだ。中国人に、マスクをする文化はなかった。

 台湾人は、結構マスクをする。色や模様の付いたマスクを最初に見かけたのは台湾だったと思う。


 韓国は、現在、マスク不足である。中国から仕入れることが困難なので、自国の工場をフル稼働させなければいけないのに、政治や労組間の争いで、国民がとばっちりを受けている状態。国民の健康より一部の既得権益者が優遇される。あそこは、週24H残業OKだったが、2018文政権により週12Hしか残業しかできないと政令で定められている。これ以上したら罰金を科せられる。この悪法のため韓国経済は停滞している。現在は少し改善され、政府の許可を受ければ、特別延長を認めるという措置。こんなことをやっているので。特に韓国ではマスク不足が深刻になった。現在、コロナウイルスを受け、マスクの買い占めや価格つり上げが横行、韓国政府は2月4日、悪質な買い占めや売り惜しみには、2年以下の懲役または5000万ウォン(約460万円)の罰則を課す特別政令を発表した。国民に対して、うわべを作ろうつぎはぎ政策をやっている。


 アメリカは、インフルエンザが猛威を振るっている。コロナウイルスの世界死者数は、2/9の2カ月で811人。SARSの2003年から2004年の774人を超えた。ところが、アメリカは、12000人もインフルエンザで死んでいる。これは、健康保険制度の問題だろう。貧乏人は死ぬ。中国もこの辺りは変わらないので、コロナウイルス以外の、インフルエンザで死亡した数字を出すと、コロナウイルスが、ただの風邪に思えてくるだろう。


 パプアニューギニアは、エイズが蔓延している。しかし、それより先に蚊による風邪、つまり、マラリアで死ぬので、我々と危機感覚が違う。人の生き死にが、長寿国日本から見ると、あまりにあっけない。それは中国もそうだ。韓国は、日本統治時代の防疫制度が生きているのでマシなのだが、天災災害大国の日本と違い、何でも後手に回る。


 日本は、未知のウイルスに極端に反応する。鳥インフルエンザが起きたら、その地域の鶏を何万羽も殺処分にする。そういう穢れを嫌う文化がない中国は、風邪は風邪なので、鶏も、そのうち自力で治って、元気に羽ばたいているわけである。


 結局日本は、マスク大国なのだ。インフルエンザの次は、すぐ花粉症が来る。花粉症とインフルエンザの予防は、マスク、加湿器、うがい、手洗いと、同じなので、今から全部習慣付けておくといいだろう。

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