明治維新の歪みいが、日韓併合を産んだ

 併合時期の日本人は、明治維新でやった下克上で、国が幸せになり潤ったと思い込んでいた。そのやり方で、近隣諸国も同じことが出来ると、当然のように思っていた。実際は、世界ではありえない事があったのを彼らは見落としている。大半の旧士族が、戦争もしないで我慢したから、そんな明治維新が出来たのだ。それなのに明治政府は、旧士族の人の知恵をちゃんと借りなかった。お歴々に頭を下げて助けてもらわなかった。明治維新は、自分たちだけでやれると思い込み、他国でも同じことが出来ると、突っ走った結果が韓国併合だった。そこに、とんでもない金をつぎ込んで、東北では少女が身売りする不幸を産んでしまった。その外地が、台湾みたいな真っ新な国ならいざ知らず、韓国みたいなガチガチの階級社会に、そんなことをした。つまり当時のバカ者どもは、天皇や我慢してくれる旧士族や華族の人がいない韓国に、明治維新を持ち込んでしまったのだ。

 朝鮮人にとってみれば、実際は、中国をも破る大国に平伏していただけ。偶々豊になったから分かりにくいが、もし日本が、欧米のように搾取するだけの国であっても、韓国は文句を言えなかっただろう。それだけの状況を日本が作っていたことに気づくべきだった。


 明治政府は、それまで仕事が出来ていたお歴々を使わなかった。そこに現代に通じる落とし穴がある。例えば朝日新聞は、旧士族が作ったものだ。我々は、明治維新当時の禍根が亡霊のように残っていることを未だに目撃しているわけである。今もそうだが朝日新聞は、明治政府を、何だこいつらという上目線で記事を書いている。


 江戸幕府が、当時外国に明るくなかったわけではない。情報だって、外国に対する気構えだって持っていた。しかし明治天皇の父親を殺され、現天皇を盾に取られたのでは、名誉がない。真偽のほどは分からないが、幕府びいきだった孝明天皇は、毒殺されたと言う説がある。当時35歳、死因天然痘。朝鮮の総督になった伊藤博文を暗殺した朝鮮人の動機もそれ。士族の怨念が、朝鮮にも及んでいたのかもしれない。

 それでも江戸幕府は、意地の部分の戦いしかしていない。もし、江戸幕府が、中国のような殲滅戦を薩長としていたら、本当にたった、あれだけの犠牲で済んだだろうか。中国は、戦争をすると9割が死ぬ、日本は1割しか死なない。それぐらい大陸と日本は違う民族なのだ。だからこそチャンスもあった。明治を始めるにあたり、幕府の知恵をちゃんと借りていたら、もっと、しっかりしたグランドデザインを持って、世界戦略が出来たことだろう。 


 アメリカから黒船が来たとき、幕府の役人が乗り込んで、アメリカを恐れるどころか、蒸気機関の話を根掘り葉掘り聞いたそうだ。幕府も薩長も、根っこは、そう変わらなかった。それどころか、全国を見ていた幕府方の方が、世界に対しても知恵が回ったに違いない。仲間の板垣退助を貶めるような連中だ。それを使う度量が明治政府に無かった。


 現在の韓国制裁は、相手待ち。嘘をついている連中は、自分の嘘を信じてしまう特徴を持っている。韓国の場合だと感情主義を逆手に取ることはできるだろうが、時間が経てば、朝日新聞のような禍根を韓国内に残すことになる。その提案がちょっと出ただけで、韓国政府の慌てようと来たら尋常じゃなかった。竹田恒泰が、日本ビールを売らなきゃ不満が出るよと言ったら、即反応して日本製品不買に走っている。当然第一項目にビールが来ているのを見て、韓国の感情主義の切実さを改めて認識した。


 明治維新というのは、幕府方の譲歩があったから、穏便にできた。韓国には、そんなものないから、独立後反日になった。その反省を、今後に生かしたいものだ。

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