宗教から見た韓国

クリスマスが近い。教会から韓国を考える。


 宗教を一番他国と比較しやすいのは、教会なので、何本か拾ってみて見た。驚いたことに聴衆は、全年齢が、くまなくいる。韓国は、キリスト教国なのだから、当たり前だろという人は、本場のアメリカやイギリスの教会も合わせて見るべきだ。先進国ほど、教会の聴衆は、高年齢になっていく。それを日本に当てはめてはいけない。宗教が希薄な日本では、欧米と比べ物にならないぐらいそれが、末期的になっていく。


 全年齢が、共通の話題を持っているというだけで、高齢者の意思は、将来につながる。(日本をどんな形でもいいから、ちゃんと修正して、次世代に渡してほしいなー)。ましてや、教会では、同じ讃美歌を一緒に歌う。カラオケ大国日本だと、百人千人単位(韓国は千人単位の教会がある)で、一緒に仲よくカラオケが出来る事を想像して貰いたい。日本人だと、これに酒や飯が入ると最高だろう。昔の神社が、こういう役割だった。教会だと、お酒は、控えめになるのかな。厳しい英国のメソジスト派(プロテスタント)などは、酒もたばこもやらないのだったか。いずれにしても、同じ釜の飯を食べて、賛美歌を歌って、同じ神事を仰ぐというのは、大きな家族を作ったのと同じことになる。


 ガウディのサグラダ・ファミリア教会は、スペインカトリックの聖家族教会。日本人の場合は、偶々島国なので、ほっといても民族が、家族だが、大陸にあって、一つの大きな家族を作るというのは、とても心強いことなのだ。


 キリスト教というのは、近年になって、とても社会に貢献した宗教だ。キング牧師のアメリカ黒人解放とか。今までの経緯はどうあれ、世界ナショナリズムの核になれる可能性もあるだろう。韓国に、そんな種がまかれたのを感じた。長い目で見ると、これは、彼の国が、良い方向に向かう切っ掛けになるに違いない。

 キリスト教の2000年間は、酷かった。しかし、良い芽が近年になって出たのも事実。

〔あまり良い比喩ではないが、中国というのは、キリスト教がないアメリカである。これで察してほしい〕。

 何年かかるか知らないが、そういう種が、彼の国に蒔かれたのだ。実際は、カトリックが、そうであったように、国やカルト思想家に、利用されることの方が多いと思う。特に韓国は、ひどいからそうなるだろう。でも、腐れ儒教より1000倍いいと思う。前の王様は、思いっきり弾圧していたけど、あのときは、植民地にされる切っ掛けだったから当たり前。あれから欧米のキリスト教の立ち位置も、白人の常識も随分変わった。今だと、韓国も大陸の端くれなんだから、似合っていると思うんだよな。


 韓国の教会には、全年齢が通っている。彼らは、ぎこちないながらも家族。韓国儒教のような男尊女卑とは違う。これは、とても大事なことなのだ。民族が家族なのが、当たり前な日本人と違い、家族を大切にする中国人には、分かる話しではないか。ただ、キリスト教が良くなるのに2千年掛かった。韓国は、まだ始まったばかり。どれぐらいで良くなるか見当もつかない。

 キリスト教というのは、ウーマンリブによって劇的に正常化している。男尊女卑がひどかった韓国はイバラの道だ。でも、スタート地点は、古代でも中世でもない。近代なのだ。ヨーロッパより百倍スタート地点がいい。

 これを共産主義に潰されるのは惜しい。韓国は、せっかく先進国が、どういうものか体験したのだ。全部、どぶに捨てるようなことだけはしないでね。

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