グッドモーニング、ハヘ子さん

作者 いっさん小牧

すべてのエピソードへの応援コメント

  • エピローグ:グッドモーニング、ハヘ子さんへのコメント

    読了! 二重三重に仕掛けが隠されていましたね。なるほどなぁ、と。
    お金で幸せは買えない、という話が出てきましたけど、璃子と白木がまさにそれを体現しているなぁと。お金が(そして権力が)有るから、有る状態しか知らないから、それがベースに心も形作られてしまう。

    世界を開くのは、あるいは壁を壊すのは、対岸の視点を得た時なのでしょうね。
    自分本位ではなく、誰かのために何かをしたいと思うこと、愛されるだけでなく愛することを知ることで、自分を取り巻く世界も変えていけるのでしょう。

    楽しく読ませていただきました。
    ありがとうございました!(^^

    作者からの返信

    はとりさん

    この度は本作のご読了、誠にありがとうございました!
    遊びに来ていただいて、そのままの一気読み。通知でハートマークを追いかけながらとても嬉しい気持ちになりました。心よりお礼を申し上げます。

    本作のテーマは「自分らしさ」と「他者の尊重」の二点です。
    おっしゃるとおり、他者を尊重して理解する。ここがスタートであり、ここを理解できるからこそ自分らしさに胸を張ることができる。だからまずは他者の立場で考えてみるのが幸せへの近道なんですよね。それがどうしてもできない場合は、実際に他者の立場に身を置いてみたり、「対象となる他者を評している人の意見」を聞いてみたりするのがよいのかもしれません。
    璃子はハヘ子さんを理解することができた。同時に、ハヘ子さんも璃子を理解することができた。だからきっとハヘ子さんは自分らしさを信じることができるようになったはず。自らの太陽のような笑顔を見ることが叶うはず。
    そして作者自身が本当に気に入っているのは、本作のタイトルと、本作最後の一文(璃子のセリフ)。同一の文章はつまり、本作のテーマの全てを表している。うまくまとめられたな、と自ら満足しています。
    ただ、反省すべき点も山のようにあります。

    ・序盤のコメディがやりすぎ
    ・璃子や白木や千乃の行動が突飛すぎ

    などなど、弊害となってしまった部分もあるのですが、それも合わせての変態小説であるということでご容赦下さい。なお、筆者としてはこれは「少女漫画的小説」だと思っています。……え、違う? す、すみませ~~ん!(泣)

    たくさんのコメント、本当にありがとうございました。
    また、お気軽に遊びにきていただけると幸いです。

    2019年8月17日 02:25

  • 最終章Final(わたし、リコピンが好…へのコメント

    恋情と友情の境目なんて曖昧なものですよね(笑)

    作者からの返信

    はとりさん

    この小説を通じて、ハヘ子さんと璃子の間には少なからずの恋愛感情が働いていました。特に璃子からハヘ子さんに向けて(笑) あまりこういうのはお好きではないかもしれませんが、どうでしたか。眉根を寄せずに楽しんでいただけたでしょうか。
    エピローグにおいても、ハヘ子さんの言葉の真意については描かれていません。もちろんあえて書かなかったのです。ここに答えを出してしまうのは野暮。もしかするとこの作品を読んだ方が「恋愛と友情の違いってなんだろう」って考えていただけるかもしれませんから。
    同居人に恋愛感情を抱いちゃうかもですよ(笑)
    あったとしてもそれは、身体がどうとか法的関係がどうとかではなく、心の奥底にある本当に小さな小さな感情なのですけれど。

    2019年8月17日 02:16

  • 最終章⑥(てめえ! ハヘ子になにをしや…へのコメント

    徹君格好いいなぁ、俳句詠めて暗号解けて肉弾戦もいけるって最強ヒーローじゃないですか……。

    作者からの返信

    はとりさん

    本当に祖父江を誉めてくれますね! 本当にありがたいです。
    この辺りは祖父江をものすごくかっこ良く書きたかったのです。ヒーローとして描きたかった。ハヘ子さんのことを誰よりも愛している様を読者に送りたかったわけです。

    ……そのぶん。

    ハヘ子さんに振られた時のショックが大きく描けますからね。

    ごめん! ごめんね、祖父江! せっかく上げたのに落としちゃって。ハヘ子さんの璃子への愛を書くためなんだよ! 許してね!

    2019年8月17日 02:11

  • 最終章③(この世界を変えてしまう。かも…へのコメント

    なるほどやっぱり、なのかぁ……と。
    心は目には見えないから、ほどくのは難しいですよね。どうなるのかなぁ。

    作者からの返信

    はとりさん

    個人的な話になってしまいますが、このエピソードは本作でもっとも好きなエピソードの一つとなります(もう一つはエピローグ)。璃子とハヘ子さんの心が繋がった瞬間です。互いの弱みを知り合い、互いに赦し合った瞬間。璃子の一人称にも筆が乗っていたと思います。
    あとは状況の解決です。ここをクリアすれば、キャラクター全員の心が相互作用で浄化されていく。となればやっぱり、祖父江の出番ですね。伏線の回収列車、発車オーライです。

    2019年8月17日 02:09

  • 第三章Final(一人ツンデレをやった)へのコメント

    あぁ……こういう方向にややこしくなっていくとは。

    作者からの返信

    はとりさん

    ここでの璃子の行動は璃子の「本質」に由来するものです。読者に違和感を与えないように、ここまで璃子の「本質」を断片的に書いてきました。もし違和感を覚えられてしまったとしたらごめんなさい。
    そして璃子は自分自身と対峙しなければならなくなります。その意味で、「最終章」が幕を開けることになります。

    2019年8月17日 02:05

  • 第三章③(どうしてお互いにいじわるをし…へのコメント

    自己本位と利己本意は対極に位置するものですからね……。
    対岸に立つ視点を得られた時に、人は、いじわるい仕方ではなく相手に心を伝えるすべを、知ることができるのかな。なんて思いました。

    作者からの返信

    はとりさん

    こちらのご意見に深く同意いたします。
    この世の争いは「利害」と「不理解」が大きな要因になっていると思います。このうち前者については注目されるのですが、意外と不理解の方は意識されないように感じています。
    だけど、この不理解が歴史上、そして日常においてどれだけの争いを生んでいるか。それは、視点の少なさや価値観の理解の少なさに起因するものだと思います。
    これを解決するためには多くの視点・価値観を知る必要があります。体験する必要があります。だから自分とは「合わない」という部分にこそ積極的に飛びこんでいく姿勢も時には必要になるのかなと思います。中高生時代の「古典の勉強」、大学時代の「留学」、社会人になってからの「異動」というのはそれぞれ一例ですが、自らの視野を広げるチャンスなのではないでしょうか。それを意識しながらそれぞれの状況に対応していきたいな、と考えています。

    2019年8月17日 02:02

  • 第二章Final(みんなしてわたくしに…へのコメント

    ちょっと自分が高校生だった時のことを思い出してしまいました。ほんとの友達ってなんだろうなぁ。

    作者からの返信

    はとりさん

    答えはいつまでもわかりませんよね。友達との「出会い」なのか、「付き合った時間」なのか、「利害」なのか、「気の合いよう」なのか……色んな要素があって本当にわかりません。
    と同時に、答えは自ら導き出すものなのかもしれません。
    わたしははとりさんの物語を読ませていただき共感しました。「辛くない?」と気遣っていただくこともありました。自分が大切にしている「物語」と「日常の気遣い」この二つを下さったはとりさんは、付き合った期間は短いですが本当の友達だと思っています。そしてその仲がずっと続いていくことを祈ります。

    2019年8月17日 01:57

  • 第二章⑦(あ、あうっ、ありがとうごぜえ…へのコメント

    お兄様もお父様も、優しいなぁ……。

    作者からの返信

    はとりさん

    ラストで判明しますが、お父さんもお兄さんも璃子のことを本当に大切に考えています。そのため、ここでは「なんとなく不思議な二人」であると同時に「どことなく優しさを感じさせる二人」であるように描写したかったのです。ただしあくまで璃子の二番手として。
    その結果、璃子がハヘ子さんを助け、二人は間髪入れずにそれに続くという行動に出たわけです。璃子は本当に幸せな家で育ったと思います。そして、これからも。

    2019年8月17日 01:39

  • 第二章⑤(わたくしの世界が終わる)へのコメント

    徹君は本当、いい奴だなぁ……。
    人の心の機微って大人でもよくわかりませんもん、高校生ではなおさらですよね。

    作者からの返信

    はとりさん

    祖父江を気に入っていただけて、わたしも嬉しいですし祖父江も喜んでおります。「いや、いいよ! 恥ずかしいからやめろよマジで!」ほらね(笑)
    彼はまず、目の前の璃子の悩みを見ようとしました。と同時に、ハヘ子さんには璃子が必要だと思っていたので、二人の幸せを同時に達成するためには自分は邪魔だと思ったわけです。このように、自分を出さずに問題を解決するのはなかなか難しいですね。誰しも、問題の「解決者」としてクレジットに名前を刻みたいはずですから。

    2019年8月17日 01:37

  • 第一章Final(ちょっぴり熱い)へのコメント

    善意なだけに、暴走の行き着く先がこわい気もしますが……。
    きっとこの出会いで、璃子さんやハヘ子さん、他のみんなも、何かが変わりだすのですね(^^

    作者からの返信

    はとりさん

    そうです。最後まで読んでいただいたのであればおわかりのとおり、これは璃子の暴走なのです。第一章はキャラ見せでして、そこで与えた「暴走」というベクトルを有したまま第二章が幕を開けます。ここは、シナリオライティングの時点で意識した部分です。第二章で方向性がないとポッカリと空いた穴のようになってしまいますので、璃子の熱量を殺さないように注意しました。

    2019年8月17日 01:32

  • 第一章⑬(おかしいよ! 病院行った方が…へのコメント

    徹君は俳句やってるだけに、観察眼が鋭いですよねぇ(^^

    作者からの返信

    はとりさん

    彼の俳句はクライマックスでの重要な暗号になってくれました。常識人としてのアピールとキャラ付けにもひと役買っていますし、祖父江はいい趣味をたしなんでくれていると思いますね。
    俳句を始められた後にはぜひ「句会」をされるとよいかと思います。「どのような観察があれば他者の琴線を響かせられるか」という点に深く注意を払うことができるようになります。これはひいては執筆に役立つのかなぁと思います。

    なお、わたしの俳句は単なる趣味であり、執筆にはなんの役にも立っていないのですけど(笑)

    2019年8月17日 01:29

  • 第一章⑪(告白しないといけませんわね)へのコメント

    不良少年、案外いい奴じゃないですか!
    璃子さんが暴走しないかは気がかりですけどね(^^

    作者からの返信

    はとりさん

    祖父江は常識人で、彼がいるからこそこのキャラクター構造は倒れずに固まってくれていると思います。もし彼がいなくなるとボケだらけでどうしようもないハチャメチャ荒唐無稽小説と化していたことでしょう……。
    と同時に、クライマックスでは主役級を担ってくれる祖父江。なのに最後は選ばれないんですねぇ。彼には「お疲れ様!」と声をかけた上で敢闘賞と送りたいです。

    2019年8月17日 01:24

  • 第一章⑩(粛清、粛清!)へのコメント

    問答無用? 釈明の余地なし!?
    ……かわいそに^^;

    作者からの返信

    はとりさん

    ここでは単に「粛正」を言いたかっただけなのです(笑) その意味で、完全にわたしの関西ノリの見せ場だったともいえます。本作は当初コメディシーンを見せ、その後からテーマに迫っていくという書き方をしたかったので、序盤では祖父江にかわいそうなことをしてしまいました……。

    2019年8月17日 01:22

  • 第一章⑧(兄と妹が結婚できないと!)へのコメント

    お兄様は変態さんなのですね……(笑)

    作者からの返信

    はとりさん

    そうです。変態なのです。ラストシーンでもお分かりのとおり「妹として大切にしたい」という気持ちはじゅうぶんにもっているのですが、「一人の女性として愛している」という側面も……そうですね、30パーセントくらいはあると思います(笑)
    はとりさんは、こんな変態キャラはお嫌いですか?(笑)

    2019年8月17日 01:20

  • 第一章⑥(わたくしのお屋敷)へのコメント

    構造がお城みたいですね(^^
    上ではなく、下へと広がってゆく構造はちょっと闇組織みたいですが(笑)

    作者からの返信

    はとりさん

    この度は遊びにきてくださり、ありがとうございました。
    また、感想へのお返事が遅れてすみませんでした。

    この構造は完全に瞬時の思いつきなのですが、「生活を構築するためにはどのような仕組みがあればいいんだろう?」と思い、午前休の日を利用してこのシーン「だけ」を書ききりました。考えれば考えるほどに工夫を講じたい箇所があり、楽しく書かせてもらった記憶があります。なお、璃子が「ご静聴ありがとうございました」とお礼を言っているのは、「このシーンは読者にとって退屈だろうなぁ」という筆者の謝罪の代弁です(笑)

    2019年8月17日 01:19

  • エピローグ:グッドモーニング、ハヘ子さんへのコメント

    ※ネタバレ注意






    最後の最後で最大の隠し球が用意されていたなんて……
    最高に面白い……いや、その表現だとうまく伝わらないか……最高に心を揺さぶる作品に出会えて嬉しいです。
    また最初から読み直そうかな…

    作者からの返信

    とら猫さん

    あらためまして。

    この度は、本作をお読みくださりほんとうにありがとうございました!
    心からの感謝を申し上げます。

    本作のテーマが、このエピローグにおいて完全に明らかになりました。
    自分が「他の人とちょっと違うかな?」ということ。
    それは個性であるということ。胸を張ってよいということ。
    そして、それなら自分がその個性をちょっと修正するのか、あるいは自分らしさを突き通すのか。なにが正解でなにが不正解なのか。人生は、それを考える舞台であり、私たちは『自分』という最高のエンターテインメントとともに生きているのだということ。

    だから璃子は言います。
    どれだけ「お嬢様っぽいのが変」だと言われても。
    けして肯定はせず、迷いながら一歩を踏み出して言う。
    「グッドモーニング」という挨拶を。

    本作のタイトルはそういう意味で、私が書いた全ての物語の中でバッチリと決まったものだと満足しています。

    また、ハヘ子さんに会いにきてあげてください。
    最後に私の好きなシーンですが、「白木の家で、ハヘ子さんが璃子を助けにくるところ」「ハヘ子さんが璃子の手を握るところ」「璃子が悩むところ」そして……「ハヘ子さんの忍者部」です(笑)
    忍者部ってなんやねーん!!

    とら猫さん、これからもどうぞ仲良くしてくださいね!

    2019年7月23日 10:54

  • 最終章Final(わたし、リコピンが好…へのコメント

    いいなぁ。
    うん。いい。
    このオチのつけかた、すごくいい。

    作者からの返信

    とら猫さん

    このラストは、書き出す前から考えていました。
    そして私もこのシーンがすごく好きで(笑) 「はやくはやく! はやくたどり着きたい、ラストシーンに!」と叫びながら(いえほんとに叫んではいませんが)書いたと記憶しています。

    とにかく璃子とハヘ子さんの間には、「友情と愛情の中間にあるなにか」をもたせたかったのです。その方が、彼女たちの関係が一次元上に行くと思いまして。本作では、結論を書いているようで書いていません。どうしてハヘ子さんが璃子の唇を舐めたのか。どうして璃子の手を握ってきたのか。そして璃子はハヘ子さんにどのような態度で接していくのか。それはわかりません。頭の上を流れていく雲のように、止まらないこの時間の中で璃子が考えていくことだと思っています。

    ちなみに可能性の話だけをしますと……。
    祖父江くんにはもちろん、白木にもチャンスは残っていますので(笑)

    よかったね、ハヘ子さん。
    みんなあなたのことが好きだよ。
    私はあなたを書けて、本当に幸せだったよ。

    2019年7月23日 10:45

  • 最終章⑦(拳に「ハア――ッ」と息を吐き…へのコメント

    スカッとしたー(>_<)!

    作者からの返信

    とら猫さん

    実は当初、ハヘ子さんが白木をとっちめるという展開はありませんでした。
    ところが最終稿になって、ついにハヘ子さんが白木をやっつけたのです。

    これには理由があり、最初は「ハヘ子さん」を「護られる者」という立てつけでラストシーンに繋げようとしていました。彼女のヒロイン性を強めるためです。ですが彼女と付き合ってきて感じたのですが、「ハヘ子さんの個性を肯定する」ということは「ハヘ子さんの個性を常に殺してはならない」のでは、と思うようになりました。
    そうすると、ハヘ子さんならどんな時だって回りを楽しませようとするはず。たとえ、どんなシリアスなシーンであっても。現に彼女は犯されそうになった時も相手を笑わせようとしていた。だったら……!

    そこでハヘ子さんに、コメディたっぷりに白木をやっつけてもらったのです。そしてそうすることで、白木には「ハヘ子さんに最悪な状況から救ってもらった」という意識が芽生えます。二重の意味でよくなった改稿といえます。

    2019年7月23日 10:40

  • 第三章③(どうしてお互いにいじわるをし…へのコメント

    ラストの三行、心に染み入りました。

    作者からの返信

    とら猫さん

    これ、いつも思っているんです。
    たとえば電車の中でケンカをしたり、学校や職場で人にいやがらせをしたりする人。お店を困らせたり、争いごとをふっかけたりすること。
    でも、そういう人たちにもそれぞれ生活とか大事な人がいて、みんな幸せになろうと思っているだけなんです。そんな優しい心をもっているのに、どうして人を傷つけてしまうんだろうなって。

    本作においてもう一つこれを端的に表したのが、アンリという存在です。
    彼女もけして極悪人じゃない。きれいな髪飾りを買って喜ぶ普通の子。それがあんな残酷な行動へと出てしまう。

    本作のテーマそのものではないのですが、「普通とは」という部分にフォーカスした時、「異質だと思われるものも、実は(一般的にいう)正常な部分をたくさんもっている」ということは伝えておきたかったのです。

    今日も、知らない誰かに優しくあれたらいいですね。
    これは自分自身へのいましめでもあります。

    2019年7月23日 10:36

  • 第三章①(あの子には優しくしてやれ)へのコメント


    ※以下、ネタバレあり


    お兄様の「あの子、俺と同じなんだろ」という台詞がターニングポイントなのだと感じました。
    ここまでのストーリーをもう一度振り返りたくなって、第1話から読み直してここに戻って来ました。

    作者からの返信

    とら猫さん

    この度はご読了、ありがとうございました!
    しかもとっても嬉しいレビューまで書いていただいて、もう胸がいっぱいです。

    頂戴しましたコメントにつきまして、お返事をさせていただきますね。
    まず、序盤ではハヘ子さんの特異性やクラスでの立ち位置について読者に提示をしようと思いました。いきなり深くまで入りこむよりは、状況を伝えてハヘ子さんをつかんでいただきたかったのです。
    そして途中からは絶対に外せないことがあります。
    それは、ハヘ子さんが「単なる明るくてへんな子」というだけでなく、「心の中に問題を抱えている」という部分です。こちらは本作のテーマに直結してきますので逃げることができませんでした。
    そこで、もっともわかりやすく、またダイレクトではない形でお伝えできるのがこのシーンだったのです。あまりにダイレクトに書くと不快な気分になられるかたもいらっしゃると思います。かつ淡泊でもなく。カーテンの隙間から差しこむ月の光、というどこか幻想的な場景。この中で問題の入口を提示したくて、本エピソードを設けさせていただきました。

    2019年7月23日 10:32

  • 第一章⑪(告白しないといけませんわね)へのコメント

    いいですねー、この展開。
    この先を色々想像してわくわくしてきました。

    作者からの返信

    とら猫の尻尾さん

    第一章の主要ストーリーですね。
    この告白イベントがあるから各キャラクターを繋げることができました。バラバラのまま動いてもらってもいいのですが、せっかくなのでキャラクター同士の関係を第一章に設けてしまおうと思いまして。
    そのため、本作は第一章がもっとも長くなっています(第一章は18まで。第二章が10、第三章は8、最終章は6で終わります)! どんどん短くなっていくわけです。これは構成的にあまりよくなかったかなぁーと反省しているところでもあります。ただしそのぶん、推敲の段では第一章を楽しんでいただけるように様々なやりとりを改稿しました。
    第一章の見どころは各キャラクターの関係性の構築と、ハヘ子さんの変態性(笑)です! もしまた遊びにきていただけることがありましたら、その折にはまたみんなと仲良くしてあげてください。

    本当に、ありがとうございました!
    トラ猫の尻尾さんの心情と風景の描写は、私の憧れです。
    憧れの方に遊びにきていただき、本当に嬉しかったです。

    2019年7月11日 00:50

  • 第一章⑩(粛清、粛清!)へのコメント

    『これは怖いはずだ。知らない女子が二人、猛ダッシュで迫ってきているのだから。』のシーンで思わず口に含んだ麦茶を吹き出して笑ってしまいました。最高に面白いです!

    作者からの返信

    とら猫の尻尾さん

    お返事が遅れて本当に申し訳ありません!
    本作の第一章から第二章頭にかけては、私が「単に書きたいだけ」の無茶苦茶シーンの連続ですね(笑) そこを楽しんでいただいたということで、なにか私自身の性格を楽しんでいただいたようですごく嬉しい気持ちです!

    本作を書く時は必ずコメディから入ろうと決めていました。
    同時に、途中からベクトルをあちこちに変えてやろうとも決めていました。
    つまりこの小説はとても不思議で、幼稚園児が操るゴーカートのようにあっちいったりこっちいったりしながらコースを進んでいくのです。
    もしこの先も遊びにきていただけるようでしたら、その進行方向の変化に注目しながら楽しんでいただくとよいかなと思います。

    ありがとうございます!!

    2019年7月11日 00:45

  • 第一章⑮(つまり、ラブレターです)へのコメント

    そうか三角か😁参考になります😁

    作者からの返信

    白鷺さん

    この部分は「日曜日に朝から晩まで立ったまま書にふける先輩」に教えていただきました。会社員ではあるのですが、もう書道家ですよね。そして訊いてみたのです。「書いたものはどうするのですか?」って。そしたら「捨てる」と。書くことに意味があり、書いた結果は必要ないとおっしゃっていました。

    2019年7月4日 00:09

  • 第一章⑬(おかしいよ! 病院行った方が…へのコメント

    祖父江いいキャラですね😁がんばれ‼️

    作者からの返信

    白鷺さん

    祖父江は、筆者の私が思った以上に立ったキャラになってくれて嬉しいです!
    最初は「俳句好きのロンリーウルフ的不良」だったのですが、ハヘ子さんがらみでへこみにへこみ、このあたりからキャラがよく立ってきてくれました。「OTLがっくし」ってあったじゃないですか。おそらくここがターニングポイントです。これ以降、本作においては無視できない存在として活躍してくれます。陽の意味でも、陰の意味でも……(笑)

    2019年7月2日 20:50

  • 第一章⑪(告白しないといけませんわね)へのコメント

    おおっ‼️急展開‼️

    作者からの返信

    白鷺さん

    今日もこんばんは!(どんな挨拶だ 笑)
    璃子はとにかく自分の立場(=生徒会長としての立場)を強固にしたいのですね。そのためにはハヘ子さんへのいじめと不良の祖父江という二つの要素を早めに解決したい。そこで一気に行動に出るわけです。このあたりの思いきりの良さは璃子の性質であるのですが、あまりに思いきりが良さすぎですよね……。

    2019年7月2日 20:48

  • 第一章⑥(わたくしのお屋敷)へのコメント

    えっ‼️凄いんですけど‼️

    作者からの返信

    白鷺さん

    この設定については書きながら考えました。
    でも、考えることと、それを文章に表すことがあまりにも楽しくなった私は暴挙に出ます。
    このエピソードを書いていたのは出勤前だったのですが、なんと私は会社に電話をかけたのです。

    「私用にて、午後から出社します」

    「私用」とは、このエピソードを書くことだったのです!!(笑)

    2019年7月2日 00:37

  • 第一章②(彼女はまさに爆弾だ。かわいさ…へのコメント

    ハヘ子登場‼️
    癖が強いです😁

    作者からの返信

    白鷺さん

    こんにちはーー!!
    ハヘ子さんの方にもご訪問くださり、本当にありがとうございます!

    ハヘ子さんはクセが強いですね。
    でも、彼女は私が考えたキャラの中でも屈指のgoodキャラ!
    会社で新システムのテストをしている時に、ふっと頭に浮かんだのです。
    ちゃんと仕事をしろ、という話です(笑)

    彼女をただの変人キャラにするのは惜しいので、その背景と過去についてはかなり入念に設定をしました。ただ、彼女のもつ突き抜けた明るさは、考えるまでもなく自然と頭に浮かんだのです。これは奇跡です!

    2019年7月2日 00:36

  • エピローグ:グッドモーニング、ハヘ子さんへのコメント

    お兄様の病気が気になって仕方なかったのですが、まさか、こういう真相だったとは……。この見事なオチ! そしてストーリーに膝を打ちました。第二章以降はかなり重い話になっていましたね。この作品に込められたテーマは全く軽くない。やはり、魂を掴まれて心が揺さぶられる想いに満たされています。上手く言えませんが、とにかく素晴らしい傑作です。

    作者からの返信

    杉沢さん

    お返事が遅くなって申し訳ありません!
    こちらの作品につきましても、ご読了、誠にありがとうございました。

    この話を思いついたのは、通勤途上でした。
    まさに描いたとおりの「ハヘ子さん」が頭の中に出てきて、私に手を振ってくれたのです。キャラクターが自然と出てくるなんて、初めての経験です。これは絶対に形にしなければならない! と思いました。

    だけど、ハヘ子さんはどうしてこんなに明るいんだろう? 奇行を繰り返すんだろう? と考えました。そこでミックスしたのが弟の友達の存在です。彼は学校での自分の立ち位置を確保するために、これまでやらなかったような卑屈な笑い方を身につけました。「ヒヒヒヒ」と笑うのです。
    ただ、私も集団の中に生きているとわかります。この「立ち位置」の大切さ。だから私は、彼を笑うことはできませんでした。

    そしてこの出来事を小説に昇華させたのが「グッドモーニング、ハヘ子さん」です。おっしゃるとおり、二章以降のシナリオは重い。だけどどうしても彼女の行く末を書きたかった。そのため、途中からは読むのが少し辛かったかもしれませんけど、そのあたりはお許しください。

    思い返せば、弟の友人の卑屈な笑いもまた、彼の個性だったのかもしれません。そう思うと、尊いことのようにすら感じられました。

    最後にもう一度。
    あまり人気のない作品ですが、この作品を選んでくださりありがとうございました。心から、杉沢さんに感謝を申し上げます。

    2019年6月22日 11:39

  • 第一章⑤(連れてけ、連れてけ♪)へのコメント

    なるほど! お屋敷が一軒家なのはそいう隠れ家的なものだったのですね。ここまで読みましたが、これもめちゃくちゃ面白くて驚いています。主人公のキャラが濃すぎるので(笑)今のところハヘ子さんが浮いているようにも見えますが、これはスクールカーストを描いているのですかね。個人的には、太宰治の「人間失格」をちょっと思い出しました。

    作者からの返信

    杉沢さん

    おはようございます!
    こちらも遊びにきてくださったんですね。いつも仲良くしてくださり、嬉しい限りです。
    ハヘ子さんが浮いているのは、彼女の性格に「浮く要素」があるからです。そして彼女はそれを必死になって修正しているのですが、その修正が彼女の予期せぬ喜びに繋がっているという複雑な構造があります。

    ちょっとややこしいので、数字で解説をしてみます。

    彼女の性格により、スクールカーストが △2 で低下。
    彼女は身を呈して、スクールカーストを 2 上昇させる。
    結果として 0 となる。
    これだとプラスでもマイナスでもないため、通常はこの状況に喜びを覚えない。
    しかしハヘ子さんは「2」上昇させたことにのみ着目し、大きな喜びを覚えている。
    悲しいかな、ハヘ子さんは奇行を行うため、「2」以上上昇させることはできない。同時に、常に△2で低下する可能性も含まれている。

    △2 → 2 → △2 → 2 → と毎日繰り返しているが、ハヘ子さんにとっては「毎日2がある!」という喜びになっている。

    こういうわけです。

    本作は、そんな彼女の心にスポットライトを当ててみた作品となります。

    面白いなんて言ってもらえて、すごく嬉しいです。

    引き続き、どうぞお楽しみいただけると幸いです!

    2019年6月19日 07:22

  • 最終章③(この世界を変えてしまう。かも…へのコメント

    尊いです。切なくて愛おしい。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 途中からだとなんのことやらわからないと思いますが、よく訪問してくださいました! ありがたいです☆

    2019年4月1日 06:30

  • 第一章②(彼女はまさに爆弾だ。かわいさ…へのコメント

    描写がしっかりとしていて読みやすいですね

    作者からの返信

    ご訪問ありがとうございます! えー、そうですかぁ、てへへへへへ! と、本当に本当に嬉しい気持ちになっています。とはいえ、お褒め下さった部分にはまだまだ至らぬところもあり、今後は注意して進めてまいります!

    2019年3月17日 10:23