は
きづいたことがある
ふとんのなかは
あたたかいだけでなくって
ざわめきがきこえないのだ
あしたも早く起きなければならないのに指はこんなにも覚醒して
足の冷えをふくらはぎで感じた
指先で宛名のない手紙を書く
もしかしたら宛名があるのかもしれないけれど
火あぶりにでもしなければ浮かび上がらないようにして指先を動かす
砂糖水に浮かぶあひるがぐわぐわとないて
音の鳴る部分に水が入り込んだものはぶくぶくと いじらしく
宛名のない欲求を指先でうち続けることがリビドへの処方箋だとでも言わんばかりに
自我と超自我による井戸端会議
氷山の一角
さんかくやねのおうち
シルバニアハウス かわいいね
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