姿勢と熱と温度のはなし

 少し前に悲しいおはなしを目にしましたので、ついこの前まで思い悩んでおりました。

 それについて、ほんの少し個人的に思ったことを綴ります。




 どんな状況であろうと『創作へひた向きであること』『創作者として純粋であること』が、ワタシにとっての最大価値な気がするのです。

 そこにはプロだとかアマだとかの差別化した目はありません。



 ワタシは、命のこもった作品が読みたい。

 命のこもった作品は、必ず面白いし暖かいから。

 そこにプロであろうと趣味であろうと、熱のある創作者ならびにその作品は素敵なのです。

 誰であろうと、人も作品も絶対に貶してはならないと、ワタシは考えています。



 あなたの好きなその物語の熱は、温度は、あなたと似ていますか?

 あなたの苦手なあの人の熱は、温度は、どれ程あなたと違いますか?


 万一合わなかったら黙って去ればいいだけなのです。

 わざわざ口に出して貶してから去る必要なんて無い、そんなことをして気分がいいのは始めだけです。

 それに、誰かを貶せばきっと同じことを近いうちにされてしまいます。

 ワタシはある人を恨んだら、やはり望んだものは手には入りませんでしたし、それによって壊れた関係は何十年も経っているのにもう戻らなさそうです。




 話を戻しましょう。



 ワタシはいつだって熱を入れて書き続けています。

 どんなときも、どんな物語も、誰に向けてであっても、たとえ自分だけの物語であっても。

 「なりたい」と焦がれ、見ている姿があるのならまず、自分のまっすぐで純粋な熱を込めなくてはと、ワタシは考えているからです。


 誰かからしてみればそりゃ下手くそかもしれない。

 でもありったけの熱意と愛を込めているから、下手だとわかったら「直そう」と思えるのです。

 ずっとワタシは、直し直し直しの創作スタイルです。



 作品に込めた温度は伝わります。

 あらゆる読み手にも、もちろんプロの売り手編集さんにも、否応なく伝わってしまうものだと思うのです。

 選考に通らなかった、あれだけやったのに、と嘆いた後は、その応募先と作品の温度に違いがなかったかを見極める眼も必要なのではないかなと。



 熱を込めて作った物語は、あなただけの宝物。

 宝物を共有したい同じ熱の同じ温度の方は、世界のどこかに必ずいます。

 あなたのなりたい温度になって、ほんのわずかにでも優しくいられるなら、きっとそれだけで周囲も暖かで優しくなるものではありませんかね。


 偽善と嗤われても、ワタシはずっとそうして生きてきました。

 いつだってそれでいいのだと、ワタシは思っています。


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佑佳のひとりごと 佑佳 @Olicco_DE_oliccO

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