創作意欲のはなし

 ワタシだけの卑しい心だと思っていたけれど、案外反応があって「みんなそうなんだ!」と思えたのでここへ残すことにします。




 「面白かった」

 「最高」

 「もっと読まれて/見られて欲しい」


 という評価を目にすると


 「は? ワタシの作品の方が最高だが?」


 とか思って、続きを書いたり推敲だったりがとてつもなく捗ることに気が付きました。

 それは、書き手のプロアマをはじめ、ジャンルなども無関係。実写だろうがアニメだろうがゲームシナリオだって、映画やドラマも含める『誰かの創作物』であれば何物であろうと、です。


 これは決して他者の創作物を卑下しているわけではありません。

 ワタシはあらゆる『可能性の物語の断片』を吸収しているのです。




 ワタシが創作を続けている理由って、これをずっと無意識に続けてたからなのだと思うのです。

 要は、思っていた以上にワタシは創作に対してシビアで貪欲で、この能力を諦めたくないんだなという気付きがあったという話なのです。


 可能性という手段を使って世に出ていくことを、ワタシはもう怖がりたくはないです。

 だって、ワタシはまだまだ彼らと世界へ行きたい──ワタシの中で燻っている数多の彼らと世界へ行ってみたいのです。




 個人的にはですが、この感情は特段書籍化にギラついているから、というわけではないのです。


 そりゃ書籍になったらいいな、とは相変わらず思います。

 他の方が『受賞した⇒書籍化!』ってのを歯をギリギリしながら羨むし、そういうところでピックアップされて読み手の方々が増えるのは、当然枕を殴りたくなるほど羨ましいです。

 創作者なのでね、ワタシにもそういう感情はあります。


 ワタシは紙の本が大好きですし、自宅に図書室を作ったほどなので、生み出したものが書籍になって、あらゆる人々に『認められたい』わけです。きっと。




 ただ、性格か歪むほどギラギラしたいわけではないのです。

 『書籍にならなければ意味がない』とは決して思いたくはない。それだけは違う気がするのです。


 ワタシは、ワタシをもうワンステップもツーステップも上へ押し上げてくれたこのWeb創作界に大層感謝しているから。

 ひとりきりでやっていた時間を、このWeb創作界だけは「無駄じゃなかった」と教えてくれたから。




 ここでワタシは、素敵な仲間たちに出逢えました。

 同じような考えを持つ仲間たちと支え合っています。

 素晴らしい意見交換や、知らない世界を知ることができます。

 素敵な読み手さんに応援してもらえています。


 この界隈は、様々な色をした意欲の塊で、高め合いが可能な世界です。

 そこへの感謝を忘れない気持ちを持って、そのずっと先に具現化があるとワタシは思うのです。



 ワタシはワタシらしく、ちょっと背伸びができた範囲をきちんと大切にしながら、これからも貪欲に創作をしたいと思います。


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