末路

作者 浅草地蔵@小説書き

459

177人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!


 全てのものが結果で決まると思ってしまいがちの現代にこそ、この物語は非常に輝くのではないでしょうか。

 人にはそれぞれ自分にこそ相応しいと思える役割がある……そう教えてくれた人への感謝を、自分が次に伝えることで返す──そんな流れがとても温かく感じました。

 末路というタイトルで少し警戒していましたが、とても素晴らしい物語です。

★★★ Excellent!!!

毎日を諦めている人、どうしようもない気持ちを燻ぶらせている人にこそ読んでほしいです。
努力をすることの意味が、少しだけわかるような気持ちになれました。
主人公が本編中でとある人物に言われた温かい言葉には考えさせられる物があります。
何かスタートを切りたい方にもおすすめの良作です。
皆様ぜひご一読を!

★★ Very Good!!

ボランティアのインタビュー記事でよく目にする言葉。因果応報と輪廻転生の混合したような心境。
そんな人間関係を題材にした作品です。

老いると主人公(終盤)の心境には達するなぁ。自分に残された時間が立身出世に不十分だと知ると、そんな心境になる。

星の数は、短編にはMAX2つが信条、だからです。

★★★ Excellent!!!

正直言って、文章は下手です。しかし、努力することの大切さという、作者が訴えたかったことは十二分に伝わりました。

絵が下手でも、面白ければマンガは売れる。
文章が下手でも、訴求力があれば小説は読まれる。

そういう小説だと、私は感じました。

なお、「レビューの続き兼私的意見」を以下の近況ノートに書いてますので、興味のある方は覗いてみてください。
https://kakuyomu.jp/users/takerukusanagi/news/1177354054893577719

Good!

落ち込んだ時と、また努力を始めようとするまでの主人公の心の動きが、短い文中に明確に凝縮されています。それによって、すっと共感でき、自分も今日また頑張ろう、って思える作品です。

それは、文中では語られない背景が余韻となって、主人公の心の動きから納得感が得られるからだと思います。

自分自身も何度か挫折しましたが、個人的にはそういう背景もあって、より引き込まれました。

仕事でちょっと疲れたな、という方にもお勧めできます。

★★★ Excellent!!!

学生時代は「過程」こそが大事だ!社会人になると「結果」だけが大事だ!そう叱咤されながら、生きています。いま私は大学生の頃を思い出します。私は自分なりに努力をしていました。それが他の方々よりも劣っていたとしても。けれども「結果」は出せずに自分は「無能」だと落ち込んでいました。そんな私を見るに見かねて同級生は、こういう言葉を掛けてくれました。「努力は最高の才能だよ」と。その方は元気かな?いま僕がここにいる根源の一つが、その方のお言葉です。

★★★ Excellent!!!

必死に努力していれば、見てくれてる人は必ずいるから、という台詞が、良かったです。
私は誰にも理解されなくてもいいとか、人に期待しないとか、考えてしまうタイプですが・・・。
そういう考え方も楽になりますし、アリですょ。アリ(*´・ω・`)b
もちろん、努力をしない、というわけではありません!

★★★ Excellent!!!

 大人になると、努力しても結果に結びつかず、打ちひしがれてしまうという経験を多くするようになるものです。しかし、結果が出ようと出なくとも、誰もが結果を求めて必死に努力している。

 この物語は、そんな当たり前ながらもとても大事なことを私達に訴えていると思いました。努力し続けることの大切さ、報われなくとも腐らず前へと進む力強さ。それを身につけられるように精進したいと思いました。

★★★ Excellent!!!

ゾロは何のためにいる?ベジータはなんのためにいる?

もし、ルフィが海に溺れて出てこれなくなったら、麦わらの一味はどうなる?
悟空があの世にいる間、地球には誰がいる?

答えは彼らだろう。彼らには頂点に立つものを支えるという立派な仕事がある。

「カカロット、お前がナンバーワンだ。だが、俺もオンリーワンだ。」

二番手は屈辱なんかじゃない。そこにあるということ自体が、託された使命なのだから。


ジャンプっ子の僕にはこんな風な視点から物語を読み取ることができました。二番手だからといって必要ないわけないんです。二番手のような強力な奴がいることのなんと心強いことか。

★★★ Excellent!!!

ショートショート、好きです。
冗長に駄文を重ねてしまうのは小説が下手くそな人の典型なので、その対にあるショートショートというのは、そもそも挑戦しようという母数も少ないしやはり難しい。

たったの5000字かそこらの文章にひとりの人間が悩んで、吹っ切れて、そして自分なりの答えへと辿り着く様を描いたこの作品もまた難しく、面白い。

一番好きなのは“末路”というタイトル。
結局考えを改めて前へと向き直った主人公は、二番手でも良いと自分を肯定出来るようになった半面、一番手への野心が湧いたわけでもない。
二番手で居続けることを肯定した野心なき主人公を待っていたのは、結末ではなく末路。明るく前向きな作者様のコメントと相俟って、暗いタイトルですよね。

皆まで言いませんが、面白いです。

★★★ Excellent!!!

順位とか点数とか評価とか、社会は数字の呪縛に満ちているんですよね。

でも、圧倒的多数が「1番」ではなくって、2番どころかランク外で頑張っています。

本当の勝者とは、最後まで立っていた者のことーー。
そんな言葉がありますが、もっと過酷な運命が何もかも持ち去ってしまうこともあるですよね。

働く者の一人として、身につまされると共に勇気をもらった作品です。

必要とされることに、読めることに、書けることに、改めて心からの感謝を。

ありがとうございました。