末路

作者 ひぐらし@小説書くセミ

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★★★ Excellent!!!

必死に努力していれば、見てくれてる人は必ずいるから、という台詞が、良かったです。
私は誰にも理解されなくてもいいとか、人に期待しないとか、考えてしまうタイプですが・・・。
そういう考え方も楽になりますし、アリですょ。アリ(*´・ω・`)b
もちろん、努力をしない、というわけではありません!

★★★ Excellent!!!

 大人になると、努力しても結果に結びつかず、打ちひしがれてしまうという経験を多くするようになるものです。しかし、結果が出ようと出なくとも、誰もが結果を求めて必死に努力している。

 この物語は、そんな当たり前ながらもとても大事なことを私達に訴えていると思いました。努力し続けることの大切さ、報われなくとも腐らず前へと進む力強さ。それを身につけられるように精進したいと思いました。

★★★ Excellent!!!

ゾロは何のためにいる?ベジータはなんのためにいる?

もし、ルフィが海に溺れて出てこれなくなったら、麦わらの一味はどうなる?
悟空があの世にいる間、地球には誰がいる?

答えは彼らだろう。彼らには頂点に立つものを支えるという立派な仕事がある。

「カカロット、お前がナンバーワンだ。だが、俺もオンリーワンだ。」

二番手は屈辱なんかじゃない。そこにあるということ自体が、託された使命なのだから。


ジャンプっ子の僕にはこんな風な視点から物語を読み取ることができました。二番手だからといって必要ないわけないんです。二番手のような強力な奴がいることのなんと心強いことか。

★★★ Excellent!!!

ショートショート、好きです。
冗長に駄文を重ねてしまうのは小説が下手くそな人の典型なので、その対にあるショートショートというのは、そもそも挑戦しようという母数も少ないしやはり難しい。

たったの5000字かそこらの文章にひとりの人間が悩んで、吹っ切れて、そして自分なりの答えへと辿り着く様を描いたこの作品もまた難しく、面白い。

一番好きなのは“末路”というタイトル。
結局考えを改めて前へと向き直った主人公は、二番手でも良いと自分を肯定出来るようになった半面、一番手への野心が湧いたわけでもない。
二番手で居続けることを肯定した野心なき主人公を待っていたのは、結末ではなく末路。明るく前向きな作者様のコメントと相俟って、暗いタイトルですよね。

皆まで言いませんが、面白いです。

★★★ Excellent!!!

順位とか点数とか評価とか、社会は数字の呪縛に満ちているんですよね。

でも、圧倒的多数が「1番」ではなくって、2番どころかランク外で頑張っています。

本当の勝者とは、最後まで立っていた者のことーー。
そんな言葉がありますが、もっと過酷な運命が何もかも持ち去ってしまうこともあるですよね。

働く者の一人として、身につまされると共に勇気をもらった作品です。

必要とされることに、読めることに、書けることに、改めて心からの感謝を。

ありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

 本作の主人公はどこにでもいらっしゃるような人間――だからこそ、「自分にも当てはまるのではないか?」と考えることが、大事なのではないでしょうか?
 わたしを含め、上に行けないともがいている方にとり、かっこうの処方箋となりうるかもしれません。
 こういう「当たり前」のことを考えられる大人の方は、当然良い意味で尊敬してしまいます。
 「自分だけは特別なんだ」と考えている節があるわたしには、とても良い警句となりました。
 お恥ずかしい限りです(汗)
 著者の着眼点にブラヴィッシモ!