第48話:2010年春フンシャル花祭り2

 ワインやラムの製造、木材、農産物等産業も豊富、観光客も多い事から、

若年層も島に定着していて素晴らしい。予定の無い日は、午後からモンテに

出かけたり、町一番の目貫通りの店に3日間も通っい、スーパーで買い物をして

自炊、気に入ったBARでランチしたり、日本では見かけなくなった生地屋さん

や手芸材料を売る店も多くて縫物をしたりして、長い様で短い1週間でした。

マデイラ島は自然にも恵まれて海や山の色々な楽しみ方がある。20代に

戻れたら月桂樹の森を歩いたり、ヨットやクルーズ、釣りなども楽しんで

みたかった。


 この島内ツアーは、ホテルで教えてもらった有名なタクシーを教えてくれ

、素敵な島内観光が実現した。シュガケイン、サトウキビから作るラム酒も

この島の産業だ。ラム酒工場の前にも入り江と切り立った断崖があった。

 リベイロフリオに向かうと曇ってきました。屋久島の様な天候なので山頂は

曇りや風が強い。観光名所ばかり島の中央から左右の海が眺めら、この季節は

山が黄色に覆われるそうです。


 最初に向かったのがジオラン岬展望台、到着して、建物先の方へ行くと、

ガラスの床の下は530mジラオン岬、何ともスリリングな景色だ。

 ポルト・モニスという海岸では、温暖な島なのに、ポルトニモスは、外海の

せいか、波が荒く泳げない。 ケーブルカーでないと行けないキンタ・グランデ

切り立った崖をケーブルカーで下ったところにあるホテルとレストラン。

 その後のそのレストランでの昼食は、月桂樹の枝に挿した牛肉の串焼きを

食べたが美味しい。また、名物のクロタチウオも身が厚くて美味しい。

 こんな、海と農園の中の外界から隔離されたホテルに滞在してみたいと思った。

 キンタグランデ、地元をよく知った方だから案内してくれったのだろう。

 キンタ・グランデの農園の中。美しく厳しい海岸線。翌日出かけたモンテの教会。

 モンテの教会の上まで上がったら海が見えた。その後、タクシーでトボガン

を後ろから追いかた。ホテルで自炊、この日はステーキに蛸サラダ。

 まさかキッツチンがついているとは思いもよらず。思いかけずに長く

宿泊した。


 5月11日、マデイラは、今日までで、12時のリスボン行きの飛行機に乗り

、リスボンに戻り、2日ほど、リスボンの名所を回り、フランクフルト経由で

日本へ帰った。義理の母の茜さんが、このマディラ島・フンシャルが大好き

になり、また、死ぬまでに、もう一度、今度は、もっと長い間、出来たら

1週間くらい滞在したいと言い、あんなに、きれいな花が咲き乱れて、

美しい、海に囲まれた、桃源郷、ユートピア、理想郷が、この世の中に

存在するとは信じられないと、興奮したように語ったのが、泰平と志保さんに

とって、驚きだった。

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