第十六話: 一方、その頃





 ――マリーから、学園側に説明して誤解を解いてほしい。



 回りくどいうえに自慢が入り混じるイルスンの話を、マリアなりに頭を使って要約したところ、分かった大まかな内容がそれであった。


 そして、それらをようやく理解出来たマリアは内心……深々とため息を吐く。マリアの後ろで欠伸を零しているシャラが、心底羨ましいと思った。



 ……改めて、思う。本当に疲れた、と。



 嫌気を覚える程に無駄に長く、助長が多い説明。それでいて、言葉の端々に見え隠れする多大な自尊心と、マリーに対する強い侮蔑感情。身振り手振りの大げさな話し方は、単純に説明を分かりやすくするだけではない意図を感じられる。



(ある意味、一番面倒なタイプの男ね)



 言い換えれば、シャラを含めた家族皆が最も嫌うタイプの男である。当の本人は……まあ、気付いていないだろうけれども。


 ……とりあえず、心を許してはならない相手だ。


 にこやかな笑顔を向けていたマリアは、心の中でイルスンのことをそう評価した。

「――というわけでですね、どうやら私とマリー君の間には、少しばかり認識の齟齬が有ったみたいなのですよ」



「まあ、そのようなことがあったのですね」



 一通りの説明を終えたイルスンに、マリアは慣れた様子で合いの手を入れる。イルスンの話に驚いて、それでいてイルスンの言葉に心から耳を澄ませる……素振りをイルスンに見せる。


 それに合わせて、意図的に己の胸を揺らして谷間を見せることを忘れない……隠しながらも時折強く向けられる視線に、マリアは気づかないフリを続ける。


 交渉において、男女問わず色気というのは強い武器になる。御世辞を始めとした話術もそうだし、胸や尻といった『女』を使うことに、マリアは欠片も躊躇しない。



 それに……相手にもよるが、イルスンには、特に色気が効くようだ。



 加えて、この手のタイプは、とにかく喋らせるだけ喋らせて時々おだてれば機嫌が良くなる。これまでの人生で男の扱い方をある程度は学んできたマリアにとって、男の機微を察するぐらいは朝飯前であった。



 ……とはいえ、だ。



 マリアは、窓から差し込む山吹色の西日を横目で確認する。既に時刻は夕方時で、海松子はとおの昔に館を後にしている。はっきりいって、もう帰って欲しいのがマリアたちの一致する思いであった。


 帰宅してきた住人たちが、入口を通り過ぎがてらに奇異の視線をイルスンに向けているが……そのイルスンと言えば、全く気付いた様子は見られない。


 普段こういったことには護衛に徹して口を挟まないシャラも、見るに見かねて何度も遠まわしに帰宅を促しているが、それにも気づいた様子はない。


 マリアも今まで様々な男を見て来たが、ここまで悪い意味の鈍感を相手にするのは初めてのことであった。



(……さすがに疲れてきたわ……ああ、こういう時こそマリー君の頭をナデナデしてスリスリしたい……)



 男の話し相手になるのは別に苦ではないが、さすがに何時間にも渡って自慢話を聞かされるのは堪らない。


 これがマリーやサララの口から発せられたものならば、いつまでも耳を傾けたいところなのだが……。



「……マリア、そろそろ約束の時間じゃないのか?」

「――あら、もうそんな時間?」



 さすがにマリアの疲労も限界に達してきたと判断したシャラが、最後の助け船を出す。


 その言葉に顔を輝かせたマリアはすっかり汗で湿ったお尻を上げると、軽くイルスンに頭を下げた。



「すみませんが、この後に人を待たせております。今日の所は、このへんでお開きに……」

「――ああ、本当だ。もうこんな時間でしたか」



 マリアの言葉にようやく今の時刻を察したイルスンは、驚いて顔をあげる。二、三度、夕日が差しこむ窓際を見やったイルスンは腰をあげた。



 ……さすがに、夜まで居座るつもりは無かったようだ。



 それを見たマリアたちも、内心安堵のため息を零しながら「それでは、玄関までお送りします」と踵をひるがえす。夕暮れの庭から注がれるエイミーたちの視線に、マリアとシャラは思わず苦笑した。



「ところで、マリーさんの帰宅は何時になるでしょうか? 私としても伝言ではなくて、直接話をしておきたいのですが……」

「さあ、そればかりは私共も……しばらくは帰って来られないと聞いております。なのえ、戻り次第しっかりと伝えますから、ご心配なく」

「はあ、そうですか……申し訳ありませんが、お願いします」



 そう答えたイルスンであったが、視線がちらちらとマリアたちへと向けられる。恐ろしいことにまだ話し足りないのか、ウズウズとした素振りを見せていた。


 しかし、マリアとシャラは気づかないフリでそっとイルスンの背中に頭を下げると、入口である鉄格子を閉めた。ついでに、錠もしっかりと掛ける。


 既に館に女性陣全員が帰宅しているのは、シャラの方で確認済みだ。名残惜しそうに何度も振り返るイルスンに、二人は深々と頭を下げ続けた。



「……もう、行ったわよ」



 ようやくイルスンの姿が通りの向こうに消えた頃、様子を伺っていたエイミーの言葉に、二人はゆっくりと顔を上げると……地面に跡を残すぐらいの勢いで地団太を踏んだ。



「――ああ、もう! 何アイツ! 何なのアイツ!?」



 うがー、と鬱憤に頭を掻きむしるマリアの肩を、エイミーは苦笑しながら揉み解す。


 普段ならはしたないから止めろというところだが、今だけは止めるつもりはない。マリアがこうまで怒りを露わにする、その気持ちを分かっていたからだ。



「まあまあ、落ち着きなさいな……シャラもそうだけど、そんなにお胸をたっぷんたっぷんさせると、後で痛くなるわよ。マリー君がいないのに、そんなサービスしても意味ないでしょ」

「……それもそうね」

「そうよ。諸々の鬱憤はマリー君が帰ってきてから発散しなさいな」



 普段から雑草処理といった細々な力仕事をやっているだけあって、エイミーの見事な力加減にマリアは思わず肩の力を抜く。


 けれども、怒りにのぼせてしまっている頭から血を下げることは出来ないし、そんな効能もない。まあ、肩もみだし。


 唇を尖らせて不機嫌を露わにしているマリアに、エイミーは思わず笑みを零すと、腕を組んで難しい顔を浮かべているシャラを見やった。



「それで、私は何度か盗み聞いたぐらいだから何とも言えないけど、結局あの禿げ男は何を言っていた……というよりも、どんな悪口を言っていたのかしら?」



 エイミーの言葉に、シャラは眉間にしわを寄せた。「言いたくないならいいわよ」と言うエイミーに首を横に振ると、しばし不機嫌に目を閉じていたシャラは……ポツリと零した。



「協調性の欠片がなく、目上の者に対する敬意も欠けた、我が儘で世間知らずのマリーを説得して欲しい……というところだ」

「……やだ、そんなこと言ったの?」

「遠まわしに、よ。けれども、どう聞いてもそうとしか取れない内容だったわ」



 思わず聞き返したエイミーに答えたのは、マリアだ。予想していた以上の酷い話に、思わずエイミーは目を瞬かせ……次いで、キョロキョロと周囲を見回した。



 ……よし、誰もいない。



 今の話が自分たち以外……正確には、館の誰かの耳に届いていないことを確認したエイミーは……ほう、と胸を撫で下ろした。



 ――マリーは、ラビアン・ローズの主である。



 それと同時に、マリーは館の女性陣にとって大切な恩人であり、絶望から掬い上げてくれた人物でもあり、希望を与えてくれた存在でもある。


 当然といえば当然の話なのだろうが、エイミーを含めた館の女性陣全員はマリーに対して深い感謝の念を抱いている。中には、感謝を超えた好意を持った者もいる。


 それこそマリーが望み、サララが把握しているのであれば、だ。出来うる限りの用意をしてから部屋へと行くし、訪れてくれたら喜んで股を開いて受け入れるつもりである。


 もちろん、それは感謝から来る単純な恩返しや報酬といった意味合いばかりではない。


 全ては、純粋な好意に基づくものだ。以前、マリアが語った『マリーだけは例外』というのは、何もマリアだけに限った話ではない。あの言葉には、色々な意味が含まれていたのである。



 ……だが、それがマリーに対する恋愛感情かと問われれば、少し違う。



 言うなれば、ラビアン・ローズのアイドル的存在に対するサービス……が、少しばかり近いのかもしれない。


 サララ程に心酔し、敬愛し、情愛を向けているわけではないが、女性陣にとって、マリーはそう単純な存在ではないのであった。



「マリア、シャラ、いちおう聞いておくけど、その話を皆には……」

「……いちいち飯を不味くさせるつもりはないよ」



 苛立ちながらも声を潜めるシャラに、エイミーは再び安堵する。先述した通り、女性陣たちがマリーへと向ける感情は、そう単純な代物ではない。


 中にはマリーのことを実子のように想い、愛情のこもった眼差しを向ける者もいる。そういった者が、もしこの話を知ったら……何をしでかすか分かったモノではないからだ。


 日の当たる人生を半ば以上に諦めていた一部の住人にとって、マリーはそういった意味でも愛されている存在なのである。



「それにしても、ある意味凄い度胸ね。わざわざ人の家を尋ねてその家の人の悪口を言うだなんて……どういう頭をしていたらそんなこと出来るのかしら?」

「……頭が禿げているから?」

「止めなさい、頭髪に関する悪口は禁句よ。人間、いつかは禿げるんだし、彼はたまたまそれが早かっただけよ……さあ、気持ちを切り替えて夕食の用意を始めましょう。もう、日が暮れるわ」

「そうね……エイミーの言うとおりだわ。この怒りを料理にぶつけて発散しましょう」

「……料理に怒りをぶつけたところで返されるのはお焦げだけよ、マリア」



 未だぷりぷりと頬を膨らませているマリアの背中を押して、エイミーは歩き出す。遅れて、シャラも欠伸を噛み殺しながら後に続き……「ん?」ふと、足を止めて振り返った。



「――あ、あの、すみません」



 そこには、見慣れぬ二人の女と、一人の男が立っていた。一人はロッドを持つ長い黒髪の、服の上からでもはっきり確認出来る二つの膨らみが目立つ可愛らしい女。


 一人は鎧と剣を携えた、これまた黒髪の女性以上に際立った美しさを持つ金髪碧眼の女。一目で分かる金の掛かった装備を身にまとっており、ただの女性ではない事が一目瞭然である。


 そして、二人の女に比べて少しばかり地味な恰好の男は、大剣が収まった鞘を背負っている。顔立ちは美男子の一言、隣の二人の女と並び立てば、さぞお似合いだろうと思える男であった。



「……なにか用かい? あいにくと、ここにはお前らが暇つぶし出来そうな物は何も無いよ」



 錠が掛けられた鉄格子の向こうに立つ、身に覚えのない三人の姿。シャラの中で、むくりと警戒心が身体を起こした。


 三人に意識を向けながらも、シャラは視線を背後に向ける。エイミーとマリアがそのまま館の中に入って行くのを確認したシャラは、改めて三人を見つめた。



(傭兵……ではないな。持っている装備が不相応過ぎるし、なにより傭兵特有の臭いを感じない……探究者か?)



 スンスンと鼻を慣らしながら、シャラは静かに三人を値踏みする。その視線の意味に気づいた三人の内の一人……黒髪の女……マーティが、慌てて手をあげた。



「あ、あの、私、アルドロネット・マーティと言います」



 ……んん? アルドロネット・マーティ?



 記憶の片隅を過った何かに、シャラはおや、と首を傾げる。何だか、どこかで聞いた覚えのある名前だ。



「えっと、マリーちゃんと同じ教室で勉強している……その、同級生です。えっと、その、こっちの二人は……」

「同級生の、ロベルタ・イアリスだ」

「同じく同級生の、カズマです」



 首を傾げるシャラの姿を誤解したのか、しどろもどろになりながらもマーティはそのまま話を続け、マーティの促しに、イアリスとカズマは頭を下げる。


 ……直前まで応対していたイルスンの影響からか、シャラの目にはずいぶんと礼儀正しい子に映る。


 けれども、今のシャラにそんなことは重要ではない。イアリス、カズマという新たな情報に首を傾げたシャラは、しばし無言のままに眉をしかめ……「あっ」と顔をあげた。



「もしかして、あんたがマリーの言っていた『枕に出来るぐらいに胸がデカい優しい女』かい?」



 ぶほっ、と最初に反応して唾を噴き出したのは、カズマであった。次いで、いつの間にかマーティに背を向けたイアリスの肩が、震えていた。


 シャラから放たれた予想外の言葉に呆然としていたマーティは……しばしの間目を瞬かせると……がっくりと肩を落とした。



「ま、マリーちゃん、そんなこと言っていたんですか……?」

「一字一句同じと言うわけではないけど、似たようなことはね。それにしてもデカいねえ……私もデカい方だとは思っていたけど、こりゃあエイミーぐらいあるんじゃないのかい?」


 マジマジと視線をマーティの胸に向けたシャラは、感服のため息を零す。「あ、あまり見ないでください!」夕陽の中でも分かる程に顔を赤らめたマーティが、慌てて胸を両手で隠すが……その程度で誤魔化せるサイズではないのは明白であった。



(……まあ、悪いやつじゃなさそうだね。マリーの言っていた通りの人柄のようだし……)



 笑みを浮かべながらも三人の様子を観察し続けていたシャラは、そう判断する。「いやあ、ごめん」と軽く頭を下げて今しがたの発言を謝罪すると、改めてシャラは三人を見やった。



「話が逸れたね……それで、マリーのご学友であるお前らは、いったいマリーに何用かな?」

「……え、えっとですね、その、実はマリーちゃんとチームを組もうかと思っていまして……その、後衛をもう一人入れたいと思っていたところなんです」

「ふーん……マリーを後衛に……ねえ?」



 マリーが後衛に回る……なんとなく想像しにくい光景だ。



「それで、マリーちゃんは御在宅でしょうか?」

「……運が悪かったね。マリーなら、依頼を受けて『東京』を離れているところさ。終わり次第こっちに戻ってくるらしいけど、何時になるかは聞いていないよ」

「え……ああ、そうなんですか」



 ……今日はやけに来客が重なる日だ。



 そう呟きかけたシャラだが、それを己が唇で遮る。目に見えて肩を落とすマーティに、シャラは困ったように苦笑いを浮かべた。



「伝言とかが有るなら、戻り次第伝えておくけど……どうする?」



 そうシャラが尋ねると、三人は互いの顔を見合わせた。どうやら不在の可能性を考慮していなかったようだ。



「……それじゃあ、『チームを組もうと思っている』ということを伝えてもらえませんか? 帰って来てからで構いませんので」

「ああ、分かった。確かに伝えておくよ」



 シャラがはっきりと頷くと、マーティは安心したかのように安堵のため息を零す。次いで「よろしくおねがいします」と頭を下げると、隣に立つカズマの腕を引っ掴んで踵をひるがえした。


 遅れて頭を下げるカズマにシャラは手を振ると、自分も館に戻ろうと踵をひるがえし……ふと、この場から動こうとしないイアリスの姿に、足を止めた。


 鋭くも厳かな、碧眼の視線がシャラへと向けられている。佇まいはもちろんのこと、その身にまとう気配は、おおよそ見た目の美しさとはかけ離れた……剣士としてのそれであった。



(……ふむ、かなりの腕前だね。全盛期の私と同等……いや、少し上ぐらいか……うん、いいね……)



 無言のままに、シャラとイアリスは互いを見つめ合う。自然と背筋を伸ばしていたシャラは、イアリスの実力を推測する。


 足が何事もなく動くのであれば、是非とも一戦交えてみたい……そう思わせるモノを持っているイアリスを前に、シャラは心から思った。



「…………あの子の」



 そんなシャラの内心を他所に、イアリスが声を発したのは……かなりの間を置いた後であった。



「……なんだい?」



 ポツリと呟かれた言葉に小首を傾げるシャラに、イアリスははっきりと続きを告げた。



「あの子の槍術は、あなた譲りなのか?」

「……ああ、そうだ。あの子に槍術の基礎を教えたのは、私だよ」



 ……なんとなく、『あの子』が誰なのかを察したシャラは、素直にイアリスの質問に答える。一瞬だけではあるが、イアリスが思い詰めた表情を浮かべたのを、シャラは見逃さなかった。



「……なぜだ?」

「ん?」

「なぜ、あの子はアレだけの腕を持ちながら、付き人紛いのことをしているのか……私には分からない。アレだけの才能を持ち合わせておきながら、あんなことに費やすなど……私には、全く理解出来ない」



 ……なるほど。



 ポツポツと呟かれた独白にシャラはイアリスの内心を察し……苦笑した。



「理解する必要なんてないさ。あの子にとってそれが幸せで、その為に槍を振るうことが何よりも幸せなんだ。外野のお前がどうこう口を挟む問題じゃないよ」



 噛み締められた奥歯が軋む音を、シャラは聞いた。



「……あなたは悔しくないのか?」

「何がだい?」

「アレだけの才能を腐らせていく弟子の姿を……惜しいと思ったことはないのか?」

「……無いと言えば、嘘になるね」

「それなら――!」

「でも、あの子の才能を花開かせたのは私じゃない」



 荒げかけたイアリスの声を遮る様に、シャラは言葉を被せた。ハッと目を見開くイアリスに……シャラは、心からの笑顔を向けた。



「誰かの為にしか強くなれないやつもいる。あの子は、そういうやつの一人だっただけの話さ」



 それだけを言うと、シャラは踵をひるがえして館へと歩き出す。そして、ふと、呆然と佇んでいるイアリスへと……振り返った。



「ところで、これはあくまで私の初見の感想なんだが……」



 視線がこちらへと向いたのを見たシャラは、がりがりと頭を掻いた。



「お前……あの子に嫉妬しているんじゃないのかい?」



 反応は、劇的であった。



「――っ!?」



 怒髪天を突く……というやつだろうか。白い肌を見事なぐらいに紅潮させたイアリスは、溢れてくる感情に唇を震わせると……「失礼する!」怒鳴るようにして頭を下げて、肩を怒らせながらマーティの後を追って行った。



「……もしかして、私なんかやっちゃったかな?」



 どんどん小さくなっていくイアリスの後ろ姿を見つめながら、シャラは困ったように苦笑するしかなかった。



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