この世でない異世界。勇者や主人公ばかりじゃないと思うんですよ。

モブキャラやチョイキャラにも物語が在る訳でして、そこにスポットを当てたのがこのお話。

誰もが生きて行くので精一杯。この世は厳しい事ばかりだけど、異世界だって厳しい。

そんな中で生きて行く名も無き主人公たちの物語。ちょっとだけと思って読み始めると、深みにはまること間違い無し。

一つ一つが独立したした物語なのですが、400字くらいなのにしっかりとした描写、想像を刺激する文が詰まっています。たった400文字。それを最大限に生かした物語たち。とても面白い作品です。

　ＫＡＣ以来のファンです。ＫＡＣで覚えた感動を忘れられず、他の作品も読んでみたいな、と思いこの作品を読み始めました。

　何これ楽しい！状態です。時間があまりない私でも少しずつ読めるし、短編集ですからしばらく読んでいなくてもいつでもまた再開できます。

　四百字という短い間に各話ドラマが織り込まれています。ネタの多さには脱帽です。

一日一話のつもりが、気が付けば時間を忘れて読み進めてしまいました！
この面白さこそ、作者が読者に仕掛けた魔法かも！
普段ファンタジーは嫌いだから読まないという『読まず嫌い』の方にこそ、ぜひ読んで欲しい作品です！

生き抜け！

毎回違う内容、タッチで書かれてます。

そして、毎回ひねりがあります。よく、いっぱい思い付くなぁと、関心します。

長編は読むのは面倒だという人は、これならば、気軽に読めます！

色んなジャンルがあってすごい！

文体も色々！

最終回では、深いメッセージになるほど！ 生存とは！？

色んなパターンの生死をかけた瞬間を書いてあります。

襲撃からスローライフまであり、多彩な「生存」をかけた話を読むことができます。

自分ならこの瞬間にこの判断ができるかと考える話がたくさんあり、ついついページをめくってしまいます。

人間の機転、知恵、そしてほろっとしてしまう物語を探しておられる方向けです。
ショートショートなので、ぜひ先ず一ページ目を開いて味わってみてください。きっとくせになる世界観です。

400字の短編集で、どのお話も独立していますが『生存』というテーマは一貫しています。
この短編で描かれるのは、容赦ない弱肉強食の世界ばかり。
呪い、ずる賢い手口、その他色々な手段で生き残ろうとするものたちの生き様は、とても考えさせられるものです。
どれだけおぞましい方法でも、卑怯な手口でも、結局は生き残った奴の勝ち。
あなたなら、この厳しい世界の中で生き残る道を見つけられますか。

さくさく読めるのに、ずっしり重厚なファンタジーです。

1話1話しっかりとオチと余韻がついてくる。わずか400文字で描き出される物語の妙。時間がない方にもおすすめです。ぜひ――！

1エピソード400文字で語られ、完結するファンタジーショートショートストーリー。
オムニバス形式で、どこから読んでも、拾い読みでもOK。

テーマは『生き残る』
昨今の重みのないお手軽ストーリーではない、短くとも重厚なお話。
思い出すのは、某ランドに綺麗事に改変される前のお伽話たち。
恐ろしくて血生臭く、時に理不尽でありつつも人間臭く人間らしいと、魅せられた世界。

ハマる。止まらずついつい読み進めてしまう素晴らしい作品です。

一話あたり約４００字のショートショート、そして一話完結ということなので、どのエピソードからでも読むことができるうえ、大変に読み進めやすい文体の作品です。
エピソードタイトル一覧を眺めているだけでも、ファンタジー好きにとってはたまらなくワクワクしてきます。

現在、１２話まで読みましたが、どのエピソードにもそれぞれのオチがしっかりとあり、そして読み終わった後も余韻が残り……「もし、主人公が別の選択をしていたなら……」あるいは「気づいていたなら……」などと、受け取り手である読者の想像も無限に広がっていくのです。
この面白さは、癖になってしまいます！
これからも更新を楽しみにしています。

１話ごとのオチが秀逸。寓話っぽい風体で淡々としているのが特色みある故によき。ストレートに面白いのです。

立ち塞がる難題。
巡る知恵。
ひねりを利かせて挑む先。
「たった四百文字」と侮るなかれ。
膝を打つ展開がここにあります。

百聞は一見にしかず、語るよりも読むのが早いこのお話。

凝縮された波乱万丈、その醍醐味をご賞味あれ。

人や生物は一度は生き、そして、一度は死ぬ──
生命の大切さをこの物語から感じました。

　もう少し運が良ければ生きていられたのに、条件の重なりで呆気なく手放される命。短い物語の中に感じる「悪い偶然」の巡り合わせによって主人公が死んだ瞬間の脱力感が癖になりました。