結城先輩、やっぱり瑞希の水着が見たかったのかい! というのは、横に置いといて……。
先輩が提示した『時代を超えた邂逅』の終わり方、感心しました。
皐月さんは、きちんとプロットを練って書かれるのでしょう。
出たとこ勝負で書いている自分には、マネできないです。
最近の作品が描写過多というのは、以前から感じていました。
描写が細かくなることで、「視覚」情報は増えるけれど、想像できる部分が少なくなってしまう。読書の醍醐味が削られてしまう。
また、登場人物の心情が類型的なのも、最近の特徴だと思います。
登場人物は、独自の価値観で動いてほしい。たとえ読者の期待を裏切ってもです。
少し堅苦しいコメントになりましたが、作品がぐっと引き締まるエピソードでした。
作者からの返信
空知音さんいつもコメントありがとうございます。
『時代を超えた邂逅』の結末についての解釈は合評のエピソードに載せたほうがよかったのですが、ボーイミーツガールのやりとりと合わせたかったので今回にもってきました。
リアルタイムで読んでくれている方にとっては時間が空いてしまったので申し訳ないです。
わたしは連載ができない(絶対エタる)ので枝葉の部分以外は最初にぎっちぎちにプロットを固めて書き溜めをしていますね。
空知音さんのように複数連載&毎日更新できる人は本当に尊敬しています。しかもクオリティが高い&校正の必要がないとか化け物ですよ。
最近の作品に想像の余地がないというのはやっぱり思いますよね。
登場人物にテンプレが増えているというのにも完全同意です。web小説ぐらいはポピュラリティから離れて自由でありたいとは強く思います。
今回もありがとうございました。
この作品は読んでてなるほど! と感服する事がとても多いのですが、ここのやり取りは特にですね。
一通り読んだ上でやっぱりここは好きだなぁと戻ってきて読み返してしまいます。
作者からの返信
鳶さんコメントありがとうございます。
長い小説を読んでいただきありがとうございます。さらに読み返してもらえるとは書き手冥利につきます。本当にありがとうございます。
わたしはボーイミーツガールの物語が大好きで、結城の語ったボーイミーツガール論はわたしが思っていることでもあります。そのエピソードに共感していただけたとしたら、こんなに嬉しいことはありません。
今後も(実はもうすぐ終わってしまうのですが)楽しんでいただければ幸いです。