【勝負カチマケ】

私には夢すら描けない もったいないから捨てされない

下らない戦いは無防備も無い 隙間ない幸せで埋め尽くして

眠らない心を此処に潰し 煌々とくぐもる眼鏡越し

どんどんかさまし なんなら瞳すら併せず

深みに嵌る猫のよう大地に根を下ろし肥やしを吸うて吐く

奏してせいぶつ 疑問だと持たないほどに満杯に苦しめて

今日も又新たな夜を履き潰す金貨1枚で吊る阿呆の小旋律

いつ溢れるかと思い待ちしてねむる強制執行

誰が勝とうか泣こうが、ナァ

気持ち重んバカらず 買ってき儘

穴のいた空蝉はなつからから

我 雑然と此処で泣き聲ふとす全ての匕と

厚い苦悶を吐いた ときに過去から照らされる緞帳

そろそろう上がり口に淵撒かれる音色朽ちうるせえ囀りとも

絹ズレとも折れ目無く、ハア

光も影も両手で抱き 悼みも幸せも凡て架楽風(からっかぜ)

影を躍らせ個々に姿を魅せるは 滑稽な縁者達の生き様とも

早々生き逝きも幸と洛に揺れ 時の風に玩ばれるが運命とも

無様とも息を吐き 筆を奔らせる酔い。

元から菖蒲など買っても無く無駄遣いとも言わるる人の世

祖の腕で束ねる 等々 己 雑草 故に由縁に


ちゃちゃと私の息の根を

あなたの聲(せい)で殺してください

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