俺はフェロモン王子でも妖精でも女神でもないし、ハーレムなんかいらないんだけど!

作者 たちばなゆえ

35

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★★★ Excellent!!!

異世界、人外、ハーレムそして妹となると、それだけで気になって仕方がないでしょう!
そして主人公の雨音はモテる、モテる!
妹もかわいい。
これだけでいろんなイメージが膨らむでしょう。
でもこの物語はもっと優しく美しい、そして想いが詰まっています。

高校生という多感な時期を、作者さまの感性で綴られています。
孤独、人間関係、成長、家族、大切さを知ること。
たくさんのメッセージが込められています。
そしてそれが読者の一歩踏み出す勇気に繋がるように思います。

その想い、ぜひ感じとってください。

★★★ Excellent!!!

誰からも好かれる主人公、妹からさえも好かれてさまいます。これだけだとただのラブコメハーレムですが、本作は他と違い、上品で嫌らしさが全くないです。愛情が溢れてます。

色んな展開が待ち受けていて、意外な過去もあり、10万字を感じさせません。


個性的なキャラが勢揃いしてます。みんなかわいいです。読み終わってしまったのが寂しいです。

★★★ Excellent!!!

異性から、そして同性からも、さらには動物にまで、ありとあらゆる者から好意を抱かれる主人公雨音。
これだけだと、まだよくあるハーレムもののように思えるかもしれません。違います。
この話が他の作品と一線を画すのは、そんな主人公、雨音の内面にあると思います。

さらにこのお話では、妖怪や精霊などの人外の存在や、異世界も出てきます。異様にモテる主人公を含めて、現実ではまず起こりえない事です。だからこそ、その中でリアルに描かれる雨音の心情が、空想の物語と読み手の心を繋ぐ架け橋になっていると感じました。

彼は、異常ともいえる愛され方に悩みます。そして最も愛すべき親しい人達、『家族』についても、常に悩んでいます。
大勢の人から好意を寄せられている彼が、愛情について悩む。皮肉であり矛盾しているようにも思えるのに、それがとても丁寧に描かれていて、読んでいて何度も彼に手を差し伸べたくなりました。

多くの悩みの果てに、雨音がいったい何を見つけるのか。彼の変化と成長を、ぜひたくさんの人に知ってほしいです。

★★★ Excellent!!!

一見普通の高校生の男の子、雨音は、少しだけ普通じゃない事がありました。それは異常にモテてしまう事。
なんだ、よくあるハーレムものか、なんて思ってはいけません。彼の場合女子だけでなく男子にも、さらには動物や妹にまでモテてしまうのです。
いったいなぜこんなにもモテてしまうのか。その答えは意外な形で明かされて行きます。
16歳の誕生日のその日、雨音の身体にはある変化が起こります。更に彼の前には、異世界から来たと言う聖獣やドラゴンまで現れて……


異世界や人外さんが出てくるお話ですが、激しいバトルが展開されるわけではありません。この物語を読んで感じた事は、『愛情』。
体に起こった変化、出生の秘密。数々のショッキングな出来事が起きて、苦悩する雨音ですが、そんな彼の周りには、いつだって愛情を注いでくれる人たちが沢山いました。

どんなに辛い事があっても、自分の事を好きでいてくれる人がいたら、きっと乗り越えられる。そう思えるお話です。