37話〜ユウ考える

 ここは名もなき城。あれからユウはオルドパルス達との話を終え寝室にいた。


(……明日、魔王に覚醒するって言ってたけど。オルドパルスは確か、俺の事を魔王の器って言ってたよな。それに生贄って……はぁ、俺のカンて意外と当たるんだよなぁ。特に悪い事だと。)


 そう考えながらベッドの上に座った。


(器って事は、覚醒って言うより、魔王そのものに乗っ取られてしまうんじゃないのか?だとすれば、このままじゃ、俺自身やばいんじゃないのか?それに生贄の女って……確か、オルドパルスが言ってたけど。偶然にも異世界の勇者が拘束されていたので、そのまま生贄にって言ってたよな。それが俺の知り合いだったらって思うと……あー、いや知り合いじゃなくても、生贄って事は殺されるって事だしまずいだろう。まぁ考えても埒が明かない。やっぱ、明日にならないと分からないしな。)


 そして、そう考えながら溜息をつき、ベッドにゴロンと寝っころがり天井を見上げながら、明日の事をまた考えながら眠りについたのだった…。

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