5話〜第3の国

 朝になりアリスティアは空間魔法を使い、自分の国へと戻った。


 アリスティアは城の門の前で門番に、


「今戻った。デスクラウン様に会いたいのだが?」


「これはアリスティア様お帰りなさいませ。さぁ、どうぞ中へ。王がお待ちかねです。」


 門番は門を開けると、アリスティアは門をくぐり中に入って行った。


 アリスティアは、デスクラウンの元に行きハクリュウとクロノアの事を話した。


「なるほどな。それならば、こちらも手を打たねばならんという事になるな。」


「では、こちらはどんな手で迎えうちましょう?」


 すると、奥の方から1人の女性が歩み寄ってきて。


「クスクス。それならば、こちらも同じように異世界から助っ人を召喚してみては如何でしょうか?」


「これはシャナではないか。召喚か、それもいいかもしれないが。デスクラウン様は、どう思われますか?」


「ぐっわははは、それは名案かもしれんな。そうなるとシャナ。お前は確か召喚魔法が使えたな?」


「はい、もちろん使えますが、異世界召喚魔法は覚えていても、まだ使った事はありません。それでも良ければこの任務私にお申し付け下さい!」


「うむよかろう。だが失敗は許されない、分かっておるな?」


「ありがたき幸せ。デスクラウン様の為であれば必ず成功させてみせます!」


「召喚の祭壇がある場所は分かるか?」


「確か遺跡の方に召喚できる祭壇があったと思いましたが?」


「確かにあったな。私も同行しようか?」


「いいえ、あそこはあまり魔物の数は少ないので、大丈夫なはずです!」


「うむ、確かにな。では、アリスティアは今後のために休養をとり、その間に策を練れ。シャナは、遺跡の祭壇にて異世界人を召喚してこい。以上だ!!」


 デスクラウンは奥に入って行った。そして、アリスティアは、


「シャナ。くれぐれも無理だと思ったら戻れいいな!!」


「もちろんです。でも、ご心配にはおよびません。この私が万が一でも失敗する事などあり得ませんので。アリスティアも長旅にてお疲れのご様子では?」


「確かに、そうだな!それではお言葉に甘えるとするか!」


 アリスティアは、城内にある自分の部屋に向かった。


 シャナは旅の支度を整え翌朝遺跡の祭壇へと旅立ち、数日後シャナは遺跡の祭壇に到着し召喚魔法を唱える準備を始めたのだった…。

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