色の逡巡

作者 綿貫 ソウ

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★★★ Excellent!!!

 人を殺さなければ、自分が死ぬ。突然そう言われたら、どうするべきなのか。主人公が最後まで悩み、葛藤する姿に、読んでいて心が揺さぶられました。
 彼が選んだ結末は、周りにどんな影響を及ぼしたのか、続きが気になる終わり方でした。陽菜乃の番外編を作ってほしいです、お願いします 笑

★★★ Excellent!!!

概要と2話目までを読んだ時点で、これはヒットしそうな作品と思いました。

ただ殺人をしなければならない法律だけではなく、色も絡めてるところが興味深いです。今後、色がどう関わってくるのか楽しみです。

人を殺したくないが、殺さなけれ自分が死ぬという葛藤。殺すことに関する哲学的な考察もありますね。

どう、これからもっていくか、期待!

★★★ Excellent!!!

「今日から一年間、皆様国民で殺し合ってもらいます」

国の新しい法律として、色によって条件が様々なあるが、国のために人を殺しましょうという狂気的な法律がテレビで放送された。

正月、手に突然光る様々な色の景色。
主人公、雅人の手に光るのは選ばれし100人に該当する一人だった。

これにより、世界が一転した。
今までの関係、家族、恋人、職場の人。
全てが変わり、困惑する雅人だったが、一つ守り通すことがあった。

「人を殺さない」
そう決断する雅人のこれから、そして出逢い、巡り、血の海と化す日本はこれからどういう運命を辿るのか必見の名作です!
見るものを魅了する力がこの作品にはあります!!

★★★ Excellent!!!

バトルロワイアルから始まったデスゲーム系ディストピア作品です。
環境の悪化によって食料を確保しきれなくなった近未来の日本、口減らしの為に国が考えた方法は殺人を合法化することでした。

ただし、むやみやたらと殺されては国が成り立たなくなるのでルールを設ける。
それが色の識別による階級制度。下位の色はただ上位の者に殺されるしかない――。

極限の環境下でたやすく壊れていく人間関係と理性。
その中で残された思い出と一縷の望み。
そっち系の話が好きな人にはたまらないのではないでしょうか?
ただ、当然のように(一斉容赦のない設定を活かすために)救いや読者を甘やかす要素は皆無な為、読むならば覚悟が必要となるでしょう。

現実とフィクションは別だよ。そう割り切れる貴方へおススメです。

★★★ Excellent!!!

生物とは、選ばれたという意味と、変化があって動くという意味が含まれている。
テンポはスロー。本当に起こったら恐ろしい出来事が淡々と描かれていて、どんどん引き込まれる。
僕もこんなダークファンタジーが書いてみたい。でも書き終わってみると、ダークファンタジーになっていないことが多い。