⑤デットライジング

ホラー&サイコパス


・概要


異世界を網羅した難民キャンプだったが、今はゾンビパンデミックで手がつけられない状態にある。

過去の侵略に対する償いの一貫として建てられ、各異世界から難民を集め、救済してたがあっという間にパンク、暴動、赤字、そして非難に晒されて、解散するか否かのタイミングでゾンビが溢れた。

元々カンパニーに恨みがあるものがあつまり、挙句のゾンビに死んだものたちの憎しみは濃く、結果ホラーな超常現象的脅威も溢れている。

最早完全にコントロールから外れており、その影響から完全な封鎖も検討されているが、未だに住み着いている住民のせいでそれもままならない。


・傾向


ゾンビ、ホラー、サイコパスの二通りが猛威を振るっている。

ゾンビは疫病系、寄生虫系、呪い系、魔法系、ナノマシン系、チート系とあらゆる方法でゾンビ化しており、かつ重複しているため、一つの系列を根絶しても他の系列で再び立ち上がるため、順次潰すしかない。

ホラーは夜や暗がりに現れ、人に害をなす以外は共通点が乏しく、呪いを振りまき人を殺し、ゾンビを増やしている。

また生き残った住民はシェルター内に篭っているが、そのストレスにより発狂、ゾンビを殺す日常と重なって、殺人鬼となるケースが続発している。また、ゾンビ目当てに来る輩も多く、死体の不法投棄や人体実験など、命を軽く見ているものたちが集まりやすい。


・酸素


悪魔樹、コロニー中心にシンボルのようにそびえる巨大な黒い木、ゾンビ発生とともに生えてきて、すぐさまこのサイズまで成長した。どうもこのコロニーの犠牲者の魂を食べてるらしい。直径約100m高さは300mにせまる。大量の光合成を行う一方で、植物寄生系のゾンビを生み出しており、外に出すのは大変危険。かつ、植物系は生きている間から感染し、死亡と共に発動、ゾンビ化するため、内部の人間を出せない要因ともなっている。


・地理


ジメジメとして暑苦しい空気、アスファルトにコンクリートの建物、団地にお店に各種職業訓練学校、病院に図書館、と言った現代の田舎でも都会でもない町と言った感じ。

ショッピングモール、全部で四つ、青龍、白虎、朱雀、玄武の名を持つ巨大商業施設跡地、今は出入り口にバリケードを積み、簡易のシェルターとなっている。中には食料の備蓄と、各種集められたアイテムがあるが、それ以上に避難民が多く、そこに殺人鬼が混じって混沌としている。


・特産


ゾンビキリング、ゾンビの駆除が常に求められ、それを楽しみにしている観光客も多い。当然、生身で入れば危険だが、ドローンやパワードスーツ、使い魔などで外から楽しむのがトレンド。それだけなら有益だが、多くの場合、ゾンビと生存者との区別がついてない。

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