臆病者の言い訳

どんなところでも咲き誇れる花になりたかった


逆境でも

理解者がいなくても


一人で自分を支えられる人になりたかった


褒められる時も

弱さを見せられる場所も

ある日突然なくなって


何を糧に生きていけばいいのか見失っている


心の栄養を自分で探し出すこと


器用な人は随分前からやり方を心得ている

道に迷ってから慌てて探し出そうとする私は

前後左右どこに進んでも茨だらけで怪我をしてばかり


後悔が押し寄せる

もっと真剣に生きるべきだった


それでもよく見てみれば

最低限のものは揃っている


うまく栄養に変えるそのやり方を見つければいいだけ


ただそれだけなのに

また怪我をするのが怖い

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