めぐり愛

雪が君を連れてきて

思い出がどんどん消えてゆく

今までの思い出の上に

君との時間が降り積もる


君がいなくなった時

周りは一面の雪景色で

僕の頭は真っ白になった


次に君に出会ったとき

雪の下から木が芽吹いた


あたたかな陽射しが君との思い出を溶かし

僕の心にしみていく


君は梅の花を可憐に咲かせ

桜の思い出を舞い散らせる


君が春を連れてきて

二度と離さないと僕は誓う

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