柔らかな刻

作者 中澤京華

手探り

  • ★★ Very Good!!

 多くの学生にとっては、少なくとも高校までは、家と学校と友人と、あとは精々塾くらいが『世間』である。
 ひたむきに、健気に生き抜こうとする主人公にとって学校や教室は世間であると同時に道路でもある。五里霧中さながら、誰とどうぶつかるか分からない道路。隣を歩く人間の姿に安心することもあればその逆もある。
 願わくば、行き止まりになどならないように祈っている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

その他のおすすめレビュー

マスケッターさんの他のおすすめレビュー 1,288