幼いけど現実的な女の子と幼いなりの男の子の会話。ひらがなとカタカナだけで構成されているところが、余計に会話する二人の幼さを印象づけてくれます。良いアイデアですね!女の子のパパとママのことが心配です。
子どもは大人が思っている以上に大人のことをよく観察しており、そこから自分なりの考えを発展させていっているものなのですよね……
子は親の背中を見て育つ。自分が子供だったときには、ふぅんとしか思わなかったこの言葉を最近実体験を踏まえて感じることが多くなってきました。ませている子、と笑うのは簡単ですが、少しだけ自分の生活も振り返るべきかと怖くもなりました。
子供がここまで悟っちゃうのかー。子供文体がいい味です。
恋と生活——両天秤に掛けるには難しいものです。そもそも同じものとして量ることが出来るのか。 子供は単純明快。大人は複雑怪奇。それを身に積まされるお話です。 よく「恋が愛に変わるとき——」などといった科白がありますが、それは本当かどうか。子供が大人になったときに分かるのかも知れません。