喫茶店で猫のマスターと一緒に転生を司る仕事を始めたのですが、どんな手段を使ってもやりますよ。いいですか?

作者 青柳 ゆうすけ

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★★★ Excellent!!!

 人間と猫との出会いと別れが丁寧に描写され、最後まで読めば、ホットコーヒーを飲んだ後のように心が温かくなるステキな作品です。

 私の推しキャラはキハちゃんです! 純真な彼みたいな猫もいれば、素直じゃないタマ、みんな違ってみんないい。

 これからは、猫を見かける度に、いい猫生を過ごしてるかな、飼い主と仲良くしてるかなと思ってしまいますよ。 

★★★ Excellent!!!

忙しく過ぎる日々の中で、ホッと一息つける場所。この物語の舞台となる喫茶店はどこか懐かしく、優しい雰囲気のする場所だった。

主人公の雪島千尋は、とある喫茶店の扉を開く。そこで待っていたのは猫の獣人タマ。頭が混乱しながらも、彼との会話は心地よく、心に染み渡るものだった。
訪れる不思議なお客さんと触れ合いながら、彼女は喫茶店の秘密を知ることに……

温かく、優しい文章で綴れられた物語。
コーヒーを片手に楽しみたい至極の作品。
あなたも猫たちに癒されてみませんか。おすすめです!

★★★ Excellent!!!

 流行り物といえば小説だと転生モノであったり、音楽やその時々の時事的なものでありますが、そういったものや作者のおそらく好きな音楽や実際に存在するものを綺麗に切って盛り付けたフルーツタルト的なファンタジー小説。

 猫の獣人のタマは辛辣な物言いなのにどこか憎めない感じで、彼の言葉のトゲがかなり軽めの文体の中でいい感じでスパイスとして効いているのがいい。
 加えて、お話としてもブラックからブラックへという若干ピリッとした感じの構成になっているのも今後の展開に期待が持てる。

 ライトファンタジー・転生もの・ネコ(というか”ネコ可愛い”が作品の大部分を占めているような作品)、その他の最近ちょっと話題になったものという色んな要素を作者の独自の視点で抽出して組み合わせて、ありそうでなかった独創的な世界観を築けているのがすごくいい。
 題材の見せ方も自然で、独創的なものをやや崩した文体の中に落とし込むところに作者の力量を感じる。
 "help!" や "Norwegian wood", "戦場のメリークリスマス" はきっと作者のお気に入りなのだろうか? youtube で聴きながら読み進めるのも一興かもしれない。