第108話 アストロゼネカ コロナワクチン1回目の接種完了

この3週間位、実は社交ダンスレッスンへ再び行き始めたのですが(たくさんの人で集まることはできませんので、先生と私達夫婦3人だけ)、それで先週水曜日にその40代の先生が

「来週水曜日に実はワクチン接種の予約が取れてね」と言いました。


なんでもアストロゼネカはドイツでも人気がないので、接種したい人が少なくて、ファイザーができるまで待っている人も多いため、今簡単に予約が取れるということらしく、もし余っていて困っているくらいなら、健康な私達が接種してしまったほうが良いのではないかしら、とふと思い、取り敢えずかかりつけのホ-ムドクターに電話をしてみることにしました。


主人と私は共に50代、私達2人は簡単に予約を取れるだろうと思っていましたが、長男22歳、次男19歳、三男14歳はどうなのだろうとは思ったものの、聞く分には問題ないだろうと、息子たちのことも一応聞いてみたのです。


そうしたら、三男以外の私達4人はすぐに予約が取れて、

「明日の土曜日の午後に来て下さい」と言われました。


なんでも18歳以下の子供というのは、アストラゼネカだけではなくワクチン全般でまだ結果が出ていないので良いかどうかわからず、少々リスクが高すぎるということで、許可が下りていないとかで、現在まだワクチン接種はできないそうなんです。


しかしそれにしても電話した翌日に予約が取れるとは全く思っていなくてびっくりしました。


だいたい我が家は5人とも結構健康で特に持病もなく、めったに病気にもならず、そんな私達が人を押しのけて我先にとワクチン接種しようとは露ほども考えていなかったのですが、そんなに人気のないアストロゼネカが余っていて、いつか捨てることとかになるくらいなら(これはわかりません、私が勝手にそう解釈しただけで)、接種させてもらっても良いのかな、と思ったのです。


翌日に予約を(しかも2人の若人達も)が取れたことを考えると、本当に余って困っていたのかもしれないですね。



それで摂取前にはドクターが丁寧に10分くらいこのワクチンについての説明をしてくれて(接種後熱が出たり頭が痛くなったり、注射した腕や半身が重く感じたり、色々と症状がでることがあるなどなど)、そしてリスクがあってもそれでも接種でしたいかどうかという用紙にサインをし(ドイツは麻酔をかけたり、あるいは手術でもなんでも少しでも、リスクがある場合は納得しているかどうかのサインを求められます。


日本はどうですか? 長らく日本のお医者さんにかかっていないので全く覚えていないのですが、最後が23年前、長男を出産した時でその際、何かにハンコを押したかどうか全然覚えていません💧)、このお医者さんご本人もアストラゼネカのワクチンだったということですし、我が家の場合はどう見ても心配する必要はなさそうだと、無事私達4人の接種も終わりました。


説明されたリスクはやはり血栓症の問題で、あとは普通のワクチンとほとんど変わらず、私達は血栓症には問題なさそうなので、接種しました。


ただ次男だけが7年位前に芝生などのアレルギーがあり、そういう場合は念の為、接種後は20分医院に留まるように言われました。


それで特に何もなく、帰宅して、丸一日経ちましたが、結果的に


主人と次男は頭が少しだけ痛くなり

私は注射した左腕が少し重く(というかほとんど何も感じませんが)

長男は全く何も変わりは感じない


という状態です。



それで次回2回目は12週間後の8月7日ということで、この2回が終われば日本へ行くことも可能なら、とても嬉しいです。

昨年4月にキャンセルになり、今年の10月くらいには一度行かなければいけないな、と思っています。


それでお医者さん曰く、最近政治家がなんでも1回目と2回目の間隔は4週間でも良いとか言い出して、それは何の根拠もない話と、お医者さんは怒っていました。

お医者さん曰く、ドイツ人みんなが大好きな夏のバカンスへ行かせるためなんだろうと言うことですが、どこの国の政治家も医学の根拠なしに言いたいことを言うのはやめてほしいものですね。



以上、1回目のワクチン接種についてでした!

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