第15話 神造武装
ナノマシン発生装置を使って武装を付けたメメント・モリ構成員の姿は、
マイスターは、スチームパンク風の金と黒を基調とした服装でシルクハットに、ゴーグル、烏の顔が着いた杖を持っており、燕尾服を来ている。コートの背中からは、ロボットアームが伸びており、基本的にこのアームで移動する。
パイロは、オレンジと黒を基調とした
ガーダーは、黒と紫のフリューテッドアーマーを来ていて、黒いハルバードを持っている。鎧の掌と目、胸の中心、肘、膝、項の部分からは、紫色の光が発されている。
サイドワインダーは、黒と緑を基調としたタイツスーツで、ガントレットを装着し、手首の上に特殊な機械で能力のワイヤーが出る様になっていて、ワイヤーの強度も増され、他にも色々なギミックが搭載されている。顔は、緑色のホッケーマスクで覆われていて、肩、肘、膝のはアーマーがついている。
サイキックは、
ヒートショットは、赤とオレンジを基調としたハーフヘルメットにフルフェイスの様なシールドが着いた物を付けており、黒いタイツを来ていてその上にヘルメットと同じ色のアーマーを手脚、胴体、腰、股、肩に付けている。掌と足の裏、胸に能力で使用するレーザーの噴射孔が付いている。
ソニックは、摩擦によって生じた熱エネルギーを吸収する特殊な素材の黒い忍び装束を来ていて頭には
クラウドは、初期のクリエイターの様なSF風の鎧を来ているが、クリエイターの物とは違い武骨で、重装歩兵と言った印象を受ける物で、色は、黒がメインの緑と茶色が入った迷彩色になっている。胴体には、マイクロミサイル。両腕には機関銃。背中には、刃渡り20cm程の長さのナイフが先端に付いた蜘蛛の足のような金属製アームが四つ。他にも、腰に
スカーは、顔の中心に大きな傷が入った狼の見た目をした顔がちょうど入る位の小さめのマスクをしていて、服は、深く被れるフードが着いたロングコートを着て、ロビンフッドを彷彿とさせる深緑色をしていた。インナーは、黒い革鎧の様になっており、一の腕にはクロスボウを付け、手には、コンポジットロングボウ、背中には、矢筒を背負っていた。
グロウは、土色のウルツァイト窒化ホウ素製
クンフーは、漆黒のデッサン人形の様なデザインをした
スパイクは、手や足だけ特殊な機材が付いた鎧をつけており、服は、灰色と黒を基調とした山賊が着るようなボロボロの皮服を来ている。腰からは、生物味を帯びたナメクジの様な見た目の灰色のスパイクの身長程の大きさの尻尾が生えており、自在に操れ、能力で棘も生やせる。ギミックを発動すると、この尻尾が球場にスパイクの全身を包み、棘を生やした状態で回転して攻撃出来る。回転する際は、尻尾のギミックで内側にジャイロ効果(自転する速度が早いほど姿勢が乱されにくくなる物理現象)が働き、中では立って歩くのと同じ感覚で移動出来る。
メメント・モリの構成員が、ナノマシン発生装置で武装を完了させると、マイスターが、持っている杖で空を叩く様な動作をして魔法を唱える。
「聴けッ!
どの地、どの空、どの世でも
見上げし仰ぐは、紅鏡也
その偉大なる使い
何時をも共にする烏をここに
マイスターが、魔法を唱えるマイスター達の目の前に巨大な魔法陣が現れ烏の鳴き声がすると、黒い羽根が飛び出し、その羽が吹き抜ける一陣の風と共に消えると銀と緑と紫を基調とし、髑髏と菩提樹のマークがペイントされた
「さあ、行くぞ」
とマイスターが、得意気にそう言うと
「なあ、これどうしたんだ?」
とパイロが尋ねた。
すると、マイスターはしたり顔で
「なに、クリエイターに異空間倉庫を開く魔法を教わったから、試しに乗り物を拝借したんだ。
そんな事より、急ごう」
と、マイスターが、楽しげに言うと
「はあ、
後で文句を言われても知らないぞ」
とキング・メイソンが、ため息をつきながら乗り込み、
他の構成員も
「面白そうだし、行こう」
と興味津々で乗り込んで行った。
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