『初恋と幽霊』の続編です。
そっちを読んでからの方がより楽しんでもらえると……思いますがきっとこっちからでも大丈夫だと思います。(でも1から見てほしい……!というのが本心です)
高校2年生で亡くなり、幽霊として現れた優斗。彼をずっと想い続ける藍。
藍ちゃんのことをずっと片想いし続ける幼馴染、啓太。
この3人が中心となり、物語が動いていきます!
最後の方は本当に感動があって、1の方から読んでいるとみんなの成長にすごく感動を覚えたり、深まった絆を感じたり。
そんな初恋と幽霊でわたしが特に好きなのは、啓太ッ!!!
最初から最後までいいやつでした……ずっと陰で応援してました。
避けられない別れの日が近づくにつれて、周りのみんなの葛藤や藍ちゃんの想いが出てきて本当に切ないやら苦しいやら……。
私にとってこのシリーズは本当に心に響いて忘れられない物語です。
最後の日に奏でるラストソングを、あなたもぜひ。
作者様の『初恋と幽霊』の続編です。前作から読む事を強くお勧めします☆
前作『初恋と幽霊』も、とても素敵な物語ですよ!
ところで、巷ではよく「続編は、その前進となった作品を超えられない」なんて話を聞きますが、個人的には『初恋と幽霊2』は1を超えたんじゃないかなって気がしてます。
主人公の恋心を追って行くのがメインストーリーなんですが、そこには主人公の事を好きな男の子の感情や、主人公の初恋の相手の感情も交錯していて、3人がそれぞれの結末に向かって突き進みます。なので、読んだのは1つのストーリーなんですけど、まるで3つのストリーを同時に読み終わったような感覚になれました!
読み終わった今は『初恋と幽霊』は『初恋と幽霊2』の為にあった!くらいの気持ちです。
『初恋と幽霊』は読んだけど『初恋と幽霊2』は読んでいないという方がいらっしゃったら……ちょっと勿体無いことをしているかもしれません。
キャラクタの心情を丁寧に描いた恋愛小説が読みたい方におススメです。
主人公の藍が最初から最後までユーレイのユウくんに一途で可愛らしかったです。
ユウくんも優しくていいお兄ちゃんキャラで好感が持てました。
……ですが、私は最初から最後まで啓太推しでした。
啓太が本当にいいキャラです。脳内では勝手に啓太が主役となって読み進めていたくらい啓太少年を応援してましたね。(笑)
俺の好きな奴は、ユーレイを愛してる……みたいなキャッチコピーが啓太が出てくる度に勝手に浮かんできては、切ねえ~ってなってました。
恋愛以外にもユウくんの心残り、そのユウくんのかつてのバンド仲間との演奏などなど、物語はボリュームありで楽しかったです。
ユウくんはどうなるのか、啓太の想いはどこへいくのか……な物語を、まだの方は是非ともご堪能下さい!
頑張れ啓太!!以上です。m(__)m
幽霊である優斗に一途な恋心を持ち続ける藍。そんな彼女を思う気持ちを持ちながらも応援する啓太。
二人は霊体である優斗と共に過ごしながら、彼が生前思い残したことを実現し成仏できるよう行動するのだが……。
前作「初恋と幽霊」の続編になります。
大変繊細で感情移入のできる作品なので、ぜひとも前作からお読みになることを強くオススメします。
とにかく切ないです。
主人公の藍、幽霊の優斗、藍に思いを寄せる啓太。
もはや優斗が幽霊だなんて思わせないほど三人の友情が強く、時にはぶつかることがあったり、恋の三角関係に悩んだり……でもその障害を越えるたびに絆が深まっていく。
いつか必ず訪れる別れを惜しみつつも、三人はいつもお互いを労わり、そして前を向いて最善の道を選んでいく。
その姿に心を強く打たれます。
最後はもう先が気になって……一気読みでした。
素敵な物語をありがとうございました!
前作から引き続き、幽霊として身近にあり続ける近所のお兄ちゃんだった「優斗」と、そのお兄ちゃんが大好きだった女の子「藍」が一緒に過ごす青春物語。
お互いに残された時間は長くないとわかっていながら、その奇跡のような関係を続けて行って。
藍の伝えたい「好き」という気持ちと、優斗の抱く「家族愛」
それに長年藍への気持ちを秘めてきた幼馴染「啓太」という三人の想いがどう転がっていくのか。
未練と想いに衝動が加わって、それぞれの青春が描かれています。
告白が出来るのか、未練は解消されるのか。切なくも甘酸っぱい三人の学校生活をどうか見守ってあげてください!
高校生になった藍と、幽霊になってしまった初恋のお兄ちゃん優斗と、藍に想いを寄せながらずっと二人を見守ってきた啓太。
長く長くいつまでもつづいてほしかった、切なくもやさしい物語の完結編です。
どこまでも鈍い藍と優斗に泣いたらいいのか笑ったらいいのかわからなくなったり、どんどんいい男になっていく啓太の成長ぶりに驚いたり。
続編ではありますが、三人の関係性など必要な情報は随所で語ってくれているので、こちらからでもいけるんじゃないでしょうかね……?
前作から合わせると30万字以上の大作ですが、すいすい読めてしまうので数字を見てもあまり実感がありません。むしろ終わらせたくなくて、ぐずぐず引き延ばしていたくらいで。←
切ないです。さみしいです。けれどとてもやさしく、明るい未来を感じさせてくれます。
それぞれの初恋。
それぞれの未来。
心に響くラストソングを。
やさしくさわやかな未来の余韻を。
ぜひ、体験してみて。
亡くなった人に会いたいと思うことがあるのは私だけではないはずです。
この話の主人公藍ちゃんも亡くなった初恋のお兄ちゃん的存在の優斗に恋心を抱いています。
小さなころから育んできた密かな想い、優斗が亡くなっても消えることのなかった想いです。
幼馴染の啓太も交え幽霊と人間の一風変わった三角関係が展開されていくのですが、藍ちゃんが鈍感といいますか、やっぱり鈍感といいますか(2回言った!)、中々渦中にいることに気づかないのですね。でもホント芯があっていい子なのです。
続きを読みたいのだけど、読みたくない。物語が終わってしまう……進むにつれて最後の方はそんな気持ちでした。
『ラストソングをあなたと』←素敵でピッタリなタイトルだと読み終えてしみじみと思いました。
前作から読んできた人にはもちろん、本作から読んでる人にも響く感動のラストです。
小学生の藍には、小さな頃から大好きな人がいる。
近所に住む高校生の優斗。
彼はある日、不慮の事故により命を落とし、藍の初恋は、儚く散ったかのように思えましたが……。
藍が高校生になり、優斗と同じ高校に入学した途端、状況が変わります。
いたんです。
優斗が。
高校に。
幽霊になって。
そこから始まる、「まだ終わってない初恋」の物語。
こちらは、『初恋と幽霊』という前作があり、それを踏まえての二作目、となりますが……。
いや、いけるんじゃないかな。ここから読んでも。
今作は、変則的に番外編が差し挟まれ、十分前作の捕捉になっている部分もありますし……。
胸キュンシーンが盛りだくさんの今作は、こちらだけでも十分楽しめると思います。
ただ、キャラクターたちの成長を見守りたい、とおっしゃる方には、前作必読。
特に、啓太というキャラクターの心の動き、成長をしっかりととらえたい方は、一度『初恋と幽霊』にまでお戻りください。
恋のお相手が「幽霊」ということで、なんとなく切なさをまとわせるお話ですが……。
ラストはそれぞれの「未来」を見据えた、前向きな余韻が味わえる物語です。
ぜひ、ご一読を。
読了後のレビューです。
少しだけネタバレになってしまうかもしれないですが……私は物語の続きを感じさせてくれる完結が大好きで、この物語の結末もその後の続きを感じさせてくれる温かく心地よいものでした。
こう書いてしまいますと、結末を気にする方々がいらっしゃるかもしれませんが、この結末の心地良さは物語の流れを知ってこそのものなので、是非ともこの物語をお読み頂きたく思います。
温かさと切なさが交差する初恋と青春の物語……片思いの彼を応援したい‼︎だけどやっぱり彼女の初恋は何よりも大切な想い。
読んでいく中、みんなを応援したくなること間違いなし‼︎と思います。
本作品の幽霊の名前が、私の書いている作品の主人公の名前と一緒だ!と、思い読み始めました!(※不純な動機ですみません )
シリーズの2ということでしたが、読んでいなくても楽しめるように意識されて書いているのか、とても読みやすくシナリオも構成されています!
主人公啓太は、藍という少女に恋をしているのですが、藍は兄のような存在であり、幽霊でもある優斗のことが好きなのだけれど、主人公啓太の気持ちが痛いほど何故か共感できます。
ジェラシーというか、背中がムズムズするような、そんな気持ちになるのは恐らく一度は経験がある、そんな若かりし頃を経験したことがあるからではないでしょうか。
物語はバンド、男女の交遊関係、なにやら企む叶先輩という男、そして優斗は……。
起承転結がしっかりされていて、学生ラブコメにスパイスと個性が混じった名作を匂わせる作品だと感じました!!
是非ともご覧あれ!!