第12話 報復
ーーソヴェート共和国連邦 首都モスクワ 第12代大統領 ヨセフ・バルチザムーー
「失礼します。同志バルチザムへ報告があります」
「なんだ? 顔色が悪いな同志チェルノ」
俺が執務室で愛用のパイプの手入れしていると、チェルノが暗い顔をして入って来た。
「大統領。非常に不味い事になりました」
「まさか……サトーの仲間の家族の拉致に失敗したのか!?」
「はい。見張り役より連絡があり失敗したとの事でした」
「信じられん……スラーガの隊員を含めた精鋭達だぞ? スメラギと言うたかが元Bランクの魔法使い一人にか?」
「いえ、我々の襲撃を予想していたようです。ニホン冒険者連合理事長のシルフィーナと、Sランク冒険者のセルシアが護衛についてました」
「なんだと!? クッ……読まれていたか……もう一人のメンバーの家族を時間が掛かってでも探すべきだった。Sランク二人相手ではやむを得ん。議員に圧力を掛けて精鋭達は回収するんだろうな?」
「それが……我々と繋がりのある議員が全て断って来ました。弱みを握った議員もです」
「馬鹿な! 政治生命が終わってもいいのか! 何故だ!」
「そう脅したところ、命を失うよりはいいと……例の資源省の一件を相当意識しているようです。警察も絶対に協力などしないだろうと言ってました」
一体なんだと言うのだ。たかが一国民に何を怯えてると言うのか? 権力で押さえつければいいではないか。
俺はニホンの政治家の弱腰な態度にイラついた。
「クソッ! 腰抜けめ! ……まあいい、彼等は祖国を裏切りはしない。隙を見て脱出するだろう。いざとなれば自ら命を絶つ筈だ」
「ですがダンジョン産の毒や薬を使われる可能性もあります。ここはサトーに襲撃を知られた前提で動くのが良いかと」
「どうしろと言うのだ! 襲撃に失敗しニホン政府も動かない。既に国民は第3艦隊による救出作戦に期待している。その第3艦隊にはハワイからアメリカの艦隊が向かっている。ここで待機命令など出せばアメリカと一線交える事になるぞ!」
「かと言ってこのまま島に上陸すれば、サトーが操るドラゴンに壊滅させられます。であればアメリカ艦隊と睨み合いになり、上陸できなかったと言う方が国民への言い訳になります」
「我がソヴェートに逃げろと言うのか! 貴様はそんな腑抜けだったのか!」
「私は中華大陸にいるドラゴンを知っております。アレは現代の兵器でどうこうできる相手ではありません。サトーを島から離れさせる事に失敗した以上退くべきです」
「ドラゴンがなんだと言うのだ! 第3艦隊には中級火魔法を付与した特殊弾がある! そして我が精鋭部隊のスラーガに上級魔法を使える者が複数いる! ドラゴン如きなんだと言うのだ! 作戦は続行だ! これは命令だ!」
そうだ、ドラゴンがなんだと言うのだ。個が強いのなら数と知恵と技術で圧倒すればいい。それは太古の昔から人間が取ってきた戦術だ。特殊弾を積んだ戦闘機で少しづつ削っていけばいいだけだ。
「……承知しました。 作戦を続行致します」
「よろしい。日本海とオホーツク海から領空侵犯をし、ニホンを揺さ振れ! サトーに何もさせるな! そして……」
プルルルル
プルルルル
「緊急の電話です。大統領失礼します」
俺がニホンを揺さぶるよう指示をしていたら、チェルノに緊急の電話が来たようだ。
「なんですと!? ……それは間違いないのですか?…… なっ!? 北海道方面へ!? ……分かりました指示を待ちなさい」
「どうした?」
「大統領……第3艦隊が黒いドラゴンの襲撃を受け壊滅致しました……ドラゴンには悪魔が乗っていたそうです」
「なっ!……あ……だ……第3艦隊が……壊滅?……黒いドラゴンに悪魔? ぼ、冒険者連合は島の占領に失敗したのか? 」
「諜報員の報告では、先程アメリカとニホンとイギリスの冒険者達が上陸したと聞いております。これ以上は不明です」
「戦闘中に悪魔が逃げた? いや、ドラゴンがいるなら逃げる筈が……サトーの操っている赤いドラゴンは何をしている? いかん、さっぱりわからん! とにかく南千島群島(北方領土)とサハリンの防衛部隊に連絡し、防衛体制を固めろ!恐らくそのドラゴンは、ニホンを火の海にした後にこちらへ来る可能性がある。中華大陸の南に誘導しろ!」
「ハッ! 防衛部隊及び空軍に連絡し、中華大陸南へ誘導させます」
不味い……第3艦隊には300名ものスラーガが乗っていた。それが壊滅するとは……残ったスラーガだけでは、今後この大陸で氾濫が起きた時に対応しきれないだろう。スラーガの後継者達が育つにはあと5年は掛かる。その間に氾濫鎮圧に失敗すれば、あっという間に我が祖国は魔獣の楽園になってしまう。
それだけは避けねばならん……こうなったらドワーフ以外の異世界人と、旧中華国の難民をダンジョンに放り込むしかないな。国民から多少反発はあるだろうが所詮滅びた国の難民達だ。祖国が魔獣の楽園になるよりはと、国民も最終的には納得するだろう。
俺はニホンに向かっている黒いドラゴンよりも、第3艦隊とスラーガを失った事による今後の影響に頭を悩ませていた。
ーー太平洋上空 佐藤 光希ーー
「間違いないソヴェート艦隊だ! クオン突っ込め! そして焼き払え!」
クォォォォン
「ま、魔王様! な、何か大きな鉄の塊が大量に向かってきます!」
「ひゃー!ぼ、ぼくちびりそう……」
「ミラお姉様! しっかり掴まっててください!」
俺達は女神の島を出発し、低空を飛び進み1時間程北上した所でソヴェート艦隊らしき船団を発見した。途中偵察に来た戦闘機が、ソヴェートの戦闘機だったから間違い無いだろう。ドラゴンの飛来を予測していた艦隊からは、無数の対空ミサイルが発射されこちらへと向かって来た。
そして空母らしき船からは多くの戦闘機が発進をしていた。
向かって来るミサイル全てをクオンの魔法障壁と俺の結界を頼りに無視をし、俺は上空からクオンを急降下させた。
ドーン ドーン!
ガンガンガン!
魔法障壁に弾かれるミサイルの音を聞きながら、俺は中央の空母目掛けてクオンを突撃させブレスを吐かせた。
グオォォォオ!
「蘭! 周囲の艦を!『轟雷』」
「はい!『狐月炎弾』」
クオンのブレスは空母の艦上と艦橋を焼き溶かし、天雷の数倍の威力がある轟雷が周辺の船を巻き込み雷を落とした。そして炎上した空母と巡洋艦を通り過ぎた先にいた駆逐艦に、蘭の放った数十匹の炎の狐達が回転しながら船側面に次々と激突し穴を開けていった。
パシーン!
ドン!ドン!ドン!
一撃を入れ再び上空へ上がろうとした時に、側面の燃え上がる巡洋艦からから上級の風魔法が飛んできた。
その威力にクオンの魔法障壁が破られ、俺の結界にもダメージが入った。続けて上空の戦闘機から一斉に特殊弾と思われるミサイルが発射され、結界に当たった。
しかしその全てが難なく結界に阻まれ、その間にクオンが魔法障壁の張り直しを完了した。
「ま、魔王様流石です……」
「ひゃー!ぼくドキドキしたよ」
「私も胸のドキドキが止まりませんわ……圧倒的な力での蹂躙……堪りませんわ」
「クオン! 戦闘機は無視しろ! どうせ帰る船も着陸できる陸も無い!無視して上昇しろ!」
クォォォォン!
俺は大物の空母を炎上させた後に、同じ様に両翼の艦に突撃を行った。
グオォォォオ!
『炎竜のブレス』『狐月炎弾』
『雷龍牙』『轟雷』
クオンのブレスと俺達の上級魔法の連発に、ソヴェート艦隊はどの艦も炎上していった。
そして上空に上がり、俺は艦隊を見下ろした。
何隻かの駆逐艦が逃げていくな……まあいいか。
「流石魔王様! 鉄の船は全て壊滅致しましたね」
「凄いや〜もうどの船も鉄の矢を撃ってこないし動かないよ」
「あら? あの白い旗はなんでしょう? 」
「さて、なんだろうな? 俺にはわからないな……蘭! やれ!」
「はい! ……『
俺は各艦から上がる白旗を無視し、蘭にトドメの魔法を撃たせた。
蘭が魔法を発動すると、赤く燃え上がった隕石が遥か頭上より落下してきた。
「クオン! 全力でここを離れろ! 転移も使う!」
クォォォォン!
隕石は艦隊を直撃し、艦と海水を蒸発させながら海に穴を開け周囲の艦隊を呑み込んでいった。
ここは陸からかなり離れているし、ソヴェートの軍艦がいるのに漁船もいないだろう。それでも津波に巻き込まれた者がいるなら運が無かっただけだ。
「お、お、お妃様の……今の魔法は……最上級火魔法では……」
「あわわわわ……ぼ、ぼくこんな大魔法初めて見たよ」
「お、お妃様を怒らせてはいけませんね……」
俺は後方で起こっている惨劇に目もくれず、まずはソヴェート連邦の太平洋で最大の基地があるサハリンまでクオンを向かわせた。
「白旗をあげた敵に無慈悲にトドメを刺すとは……私は間違っていなかった。やはり魔王様になるお方です」
「うん、ぼくもそう思うよ。過去の文献に出てくる魔王様そっくりだよ」
「この世界でも白旗は降伏の合図なのですね。それを……堪りませんね……身体が熱くてもう……」
「五月蝿いぞお前ら! テントに入ってろ!」
「「「は、はい! 申し訳ございません!」」」
「うふふふ。主様に心酔してますね。良い傾向です」
「俺は魔王じゃないと言ってるのにアイツらは!」
騒がしいサキュバス三姉妹をトイレとシャワー室とベッドのみ設置した手作りの魔導テントに押し込み、俺はクオンに設置した恋人達と俺専用のふかふかソファに座りため息を吐いた。
「うふふふ。主様が魔王でも蘭は構いません。蘭が愛する主様に変わりはないのですから」
「そうは言っても外聞が悪い。サキュバスは記憶力がズバ抜けて良いと言っていた。きっと多言語をすぐ習得するだろう、そうなればどんな噂が広まるか……」
「その辺りは蘭が教育しておきます。あの子達はなかなか見所がありますので、主様に不利益を与えないよう蘭が言って聞かせます」
「そうか、頼むぞほんとに。アトランの時みたいに変な噂が広まって、女性に怖がられないようにな? 地味に傷付くんだアレ」
「うふふふ。蘭にお任せください。全ての民が主様を畏れ敬うように致します」
「え? あ、うん。なんだか不安だけど頼むよ……ほどほどでいいからな?」
「はい!お任せください!」
なんだか蘭のキラキラした目と言葉に一抹の不安がよぎったが、俺が言っても魔王呼びをやめない以上蘭に頼むしか無かった。絶対服従の契約効いてないぞ? なんでだ?
そうしてしばらく北上した後に、西へと進路を変えた所で戦闘機が複数機飛んで来た。
日本を刺激しないよう東から大きく周りサハリンに近付いていた為少し時間が掛かったが、どうやら目的地に着いたようだ。俺はサキュバス三姉妹を呼び席につかせた。
戦闘機は問答無用で攻撃をして来たと思ったら、俺達を南へ誘導するかの様に決まった方向へ逃げていく。
俺はその全てを無視し、軍事基地へとクオンを向かわせた。
周囲はもう暗くなっており、俺はGPSと暗視と探知を使い事前に調べた基地をクオンに低空で飛行させ探した。
そして基地があると思われる場所に近付くと、地上の至る所から対空砲火が起こった。
「蘭! ここだ!魔力多めで行け!」
「はい!『
蘭が放ったメテオにより基地は燃え上がり、大きなクレーターを作った。
それを見た戦闘機は必死に攻撃をしてきた。その雑な動きに、俺は射程に入った戦闘機に次々と魔法を放ち撃墜していった。
「クオン! 次は港湾だ! 」
クォォォォン!
今日のクオンは暴れられてご機嫌だな。俺は蘭に吸収の魔剣と魔石を大量に渡し、魔力補給をさせながら港湾へと向かった。
港を完全破壊をした俺達は、次に北方領土にある軍事基地も軒並み破壊して周った。その後オホーツク海の対岸にある半島の軍事基地も襲撃した。そこには多くの艦船が停泊中であり、まとめて蘭のメテオで破壊した。
夜も更け俺達は日本海の今は無人島になっている島に着陸し、クオンを休ませつつ夕食をとる事にした。
夕食はサキュバス達が作るというので、サキュバスに使わせているのとは別の手作り魔導テントで食べる事にした。
この魔導テントは凛達に置いていったいつもの魔導テント程では無いが、ユニット化したお風呂とトイレとキッチンが付いており、リビング兼ベッドルームは20畳程の広さがある。
そこにソファやダイニングテーブルを置き、蘭と寛ぎながらサキュバス達が料理を作る姿を眺めていた。
「うわぁー凄い!魔牛の肉だよこれ! 久し振りだ〜」
「これは凄い食材の数ですね。アトラン大陸に行った時に高級食材とされていたものばかりです」
「魔王様が用意してくださったのだ。無駄なく使い最高の料理を作るぞ」
「うでがなる〜♪ 」
「リムお姉様お任せください。まずは胃袋から射止めてみせますわ」
俺はわいわいと賑やかな三姉妹の後ろ姿……尻を見ていた。
殆どTバッグののビキニアーマーに網タイツとか、見ない方がおかしい。いやむしろアレは見てくださいという意味で着てる物だから見るべきなんだ。
リムのお尻は上向きでムチムチのパンパンで弾力がありそうだな。ミラは小尻だがプリプリしていて柔らかそうだ。ユリは大きくて丸く、歩く度に形を変えるあの柔らかさは蘭に匹敵するかもしれない。ユリが一番ヤラシイ身体をしている。
「うふふ。主様元気になってます。先にお風呂に入られますか?」
「いや、あははは。そうしようかな。蘭洗ってくれ」
「うふふ。はい主様」
俺と蘭は浴室へと向かい、食事の前に身体を清める事にした。
蘭はムラムラしていた俺に胸と口で献身的にマッサージをしてくれ、俺も蘭の大きなお尻を見て蘭の勝ちだなと思いつつ後ろから身体の中まで洗ってあげた。そしてスッキリして浴室を出たら丁度料理ができた頃合いだった。
「うん! 美味い! ヴェール大陸の味付けもいいな!」
「あ、ありがとうございます魔王様。お気に召して頂き光栄です」
「やったー魔王様! それぼくが作ったんだよ!」
「ミラが作ったのか。肉の旨味をよく引き出している。気に入ったからまた作ってくれ」
「うん! また作るよ! ニヒヒヒ♪ 嬉しいなぁ」
「魔王様このスープはいかがですか?」
「おお! あっさりしていてこれも美味しいな。みんな料理上手いんだな。意外だった」
「殿方を籠絡するのは何も魔法だけではありませんから。私達は幼い頃からあらゆる技術を身に付けております。その、夜のお務めもご満足いただけるように」
「そうか、魔法だけじゃないんだな。サキュバスの見方が変わるな。俺のとこに来た純血種は暗殺しか考えてなかったからな」
「魔王様を暗殺!? ど、どこの純血種一族でしょうか? 私が知る者であれば仕留めてまいります」
「ん? ああ、昔の話だしお前達の世界とは違うアトラン大陸の話だ」
「んん? ぼくたちの世界と違うアトラン大陸?」
「はて? なんだか不思議な言い回しですね」
「ああ、そうだな。パラレルワールドと言って、魔王がいた世界で俺はそこに召喚されたんだけどな……」
俺の言い回しに不思議がる3人に理解できるよう、蘭が前にも言っていた鏡の中の世界を例えにパラレルワールドを説明した。
「信じられません……が、魔王様の強さと魔法を見ると本当の事なのでしょうね……」
「既に魔王を倒してたなんて凄いや! ノブナガ様みたいだ!」
「鏡に映るヴェール大陸にいた魔王様を討ったという事ですか……確かにあの強さであれば。何よりも聖剣が証明してますね」
「まあそういう事で、その世界のサキュバスにはそれはもう執拗に命を狙われた訳だ。あの魔王への忠誠心には手を焼いた。誰一人として魔王を裏切らなかったしな。そういう印象があったからお前達を配下にしてもいいと思った訳だ」
「そうですか、その世界のサキュバス族も誇りを持って魔王様に仕えていたのですね。誇らしい限りです」
「当然さ! ぼく達サキュバス族は、一度仕えた主君を裏切らないよ!」
「そうですね。私達のように戦闘能力の低い魔族は、そうしないと生き残れませんでしたから。先祖代々裏切りに関しては御法度とされてましたわ」
「なるほどな。力が弱い上に敵の懐に入り諜報や工作を主としてやっているのだから、一度裏切れば誰も使わないか。確かに道理だな」
「そうです。ですから私達は魔王様を裏切る事はありません」
「それは今後の行動を見て俺が判断する。裏切れば殺す。そこに慈悲はない」
「うふふふ。蘭がしっかり見てるので大丈夫です」
「う……わ、わかってるよ。ぼく達は裏切らないよ」
「は、はい……信用して頂けるよう誠心誠意お仕えさせて頂きます」
「そうか。期待してる。それじゃそのデザートを次は貰おうかな」
「あ、それは私が作りました。お口に合えばいいのですが」
「それすっごく美味しいんだよ! リム姉さんの得意料理なんだ!」
「うん! これは甘過ぎずまろやかで美味いな! リムはデザート作りにも才能があるな!」
「あ……ありがとうございます」
「ふふっ……リムお姉様顔が真っ赤ですよ」
「う、うるさいぞユリ!」
「あははは! リム姉さん照れてる〜」
「ミラまで! そんな事ない!お、男の人に食べて貰ったのは初めてだったから、ちょっと嬉しかっただけだ!」
「あらあら、うふふふ。リムは可愛いですね」
「お、お妃様まで!」
照れるリムを皆で弄りながら楽しい夕食の時間を過ごせた。
これからは飛行魔獣の多い中華大陸を横断するので、今日はもう休んで明日早朝に出発しようという事になった。俺は三姉妹を自分達のテントへ行かせ、蘭とベッドで横になった。
「蘭、サキュバスの衣装を着てくれ」
「うふっ♪ そう言われると思って細部まで見せてもらいました」
「おお〜似合うな」
「蘭で興奮してもらえましたか?」
「ああ、もの凄く興奮してる」
「嬉しいです。あ……んんっ……あ、あるじさまの……んん……精を蘭が……吸い取ります」
蘭は俺の要求通りサキュバスルックになってくれ、興奮した俺は蘭を抱きしめキスをし舌を絡め胸を揉みしだいた。
蘭もサキュバスに成りきり、貪欲に俺を求め満足させてくれた。俺もまるで魅了に掛かったかのように前から後ろからと蘭を求めた。
その夜は蘭と心ゆくまで愛し合い、そして多くの精を吸い取られた。
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