ヒッチハイク後物語 -美しき水俣の海と次世代への継承-

作者 愛果 桃世

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★★★ Excellent!!!

公害…

高度成長期である日本が残した、負の遺産。

公害病にかかると治療方法はなく一生涯治らない。

もうかなりな年月は経ってはいるのだが、いまだに苦しんでいる人間はいる。

この過ちは二度とは繰り返してはならない。

この作品を、環境分野に進路を考えている人間に読んでほしいと思います。

★★★ Excellent!!!

歴史や社会の教科書を開けば載っているような有名な事。
でも、多くの人にとっては過去のひと時の事件で、ページをめくってしまえば終わってしまう。
しかし当事者にとっては今なお続く、現実と現在。
時を経たとしても色あせることはない。

法が整備されたから、解決したから、と過去の事にするのではなく、これから未来にあるかもしれないこととして、起きたことをどう生かしていくのか。
主人公とともに、それをちゃんと理解して語り継いでいきたい。

自分の大切な人のために。自分を大切に思ってくれる人のために。

★★★ Excellent!!!

どうも、Asukaと申します。
自分は、水俣病という病気を学校の社会科の授業で習ったきり、水銀による中毒の病気という知識しか持っておらず、その現場にまで目を向けていなかったと思います。今は公害に対する様々な方が整備され、水俣病こそおこりはしなくても、似たようなことはたくさん起こるかもしれない。それをどう風化させずに残していくか。

同じことが阪神淡路大震災、東日本大地震にも言えるのかと思います。平成という災害に見舞われた時代をどう令和に語り継ぎ次世代につながるか。一人の若者として考えさせられる話でした。