第69話:リスボンからポルトへクルーズ1
リスボンのカフェを楽しんで、夜はファドレストランで夕食をとり、ホテルへ。翌日は、特急電車でポルトへ移動して、きれいな川沿いの道を散策して、素敵なカフェで、休みながら、かなりの距離を歩き、丘に上がり、ポルトのきれいな街並みと、家と川のコントラストを見て、多くの写真をとり、素敵なレストランに入り、ゆっくり食事をして、早めにホテルに戻った。
ホテルのコンシェルジュに、ポルトのヨットクラブでカラマラン・クルーザーヨットを借りれるか聞くと、船舶1級免許を持っていれば、1日・24時間で、500ユーロで、カラマラン・クルーザーヨットを借りられるというので、予約しておいてもらった。翌朝、9時にヨットクラブへ行き、カラマラン・クルーザーヨットの取り扱い説明を聞いて、近くを運転してから、お金を払い、契約書にサインして10時にヨットハーバーを出て、大西洋を南下して、コスタ・ノバをめざし、出港した。お昼過ぎにコスタノバに到着し、以前、来たことがあるので、ストライプ模様のかわいい家を見て回り、写真を撮って、パンと飲み物を買って、午後1時に、進路を北にとって、ポルトをめざして、石津夫妻で、出発して、午後2時過ぎに、ポルトのヨットクラブに到着し、係員にカギを返しに行くと、こんなに早く帰ってきたのと、笑いながら言い、これなら、1日・24時間でなく、6時間契約で200ユーロでいいと話し、契約書を書き換えて、300ユーロを返してくれた。
彼に、ポルトガルのヨットクラブでは、時間借りで、カラマラン・クルーザーヨットを借りる人が多いのかと聞くと、大都市、リスボン、ポルトでは、借りる人のほうが圧倒的に多く、ポルトガルでも、海辺の村で、自宅にトレラーで、カラマラン・クルーザーヨットを牽引して行ける人以外は、ほとんど、レンタルが多いと教えてくれた。その後、そのヨットクラブのレストランで、奥さんと一緒に、海を見ながら、早めの夕食をとって、タクシーでホテルに帰って、早めに床についた。それから、数日間、リスボンで過ごした。
その後、リスボンからポルトガル最南端、ファロへ行って、北上してのポルトへ行き、南下してリスボンに戻る、2泊3日のクルージングの旅を今田さんと石津健之助が、企画した。その間、エレナさんと石津三千子は、リスボンで、待っていてもらうことをお願いした。
そうして、明日、午前中に、男性3人が、食料品、水、飲み物、ガソリンなど、必要な物を全て、そろえて、昼には出発して、ファロの港で、一泊して、そのまま、北上して、リスボンを通り越して、ポルトへ12~15時間の長距離クルーズをして、帰ってくる計画で、出かけて行った。昼過ぎにリスボン港を出港して、海は、それほど荒れてなく、順調に進み、インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマの生誕地のシネシュを通り、ラゴスを抜けて、ファロへ到着したのが、夜7時で、カラマラン・クルーザーヨットの中で、食事した。軽油を満タンにして、食料品、水、飲み物を多めに補充してから、ベッドに入った。
翌朝、日の出とともに起きて、朝6時前に、ファロ港を出て、一路、北上して、昼に、リスボンを通り、14時過ぎにペニシェ沖を抜けて、15時にナザレ沖を通り、17時過ぎに、コスタノバの沖を通り、夜19時過ぎに、ポルトに入港し、近くのレストランで夕食をたべた。
その後、カラマラン・クルーザーヨットの軽油を満タンにして、すぐ、ポルト港を出て、夜間クルーズをはじめ、21時にコスタノバ、23時にナザレ、午前0時にペニシェ沖を抜けて、午前2時半に、リスボン港に入港し、無事、長距離クルーズをの成功を祝して、固い握手を交わし、3人ともの感激のあまり、涙ぐんだ。そのまま、寝て、朝8時に起きて、カラマラン・クルーザーヨットの内部を掃除して、下船して、石津健之助は、今田さんに、車でホテルへ送ってもらった。ホテルにつくと、奥さんが、抱きついて向けてくれた。数日後、石津夫妻は、日本への帰路につき、2015年8月10日に成田に到着し、夜に、熱海の自宅に帰った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます