AI卑弥呼

作者 海野ぴゅう

30

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★★★ Excellent!!!

幸せそうな夫婦。そして女性はお腹が大きい。
そんな時、なんだか幸せをもらったような気がして「男の子ですか?女の子ですか?」と尋ねる事があります。

一部の国では、特定の性別でなければ生まれた瞬間に殺害する事も罪に問われません。
この物語は一人の女性の「女の子が欲しい」というささやかな願いから始まります。

それが、こんなところまで……。

時は進み、日本は女性だけの社会に。
鎖国をする事で、海外から男性が流入する事もありません。
秩序を守るのは、選挙で正当に選ばれた国民の代表者などではなく、AIです。
男性がいなくなった社会。
もちろん、男性の目を意識しなくなった女性は自らをか弱く演出する必要もなく、自由に生き生きと過ごしているように見えます。

しかし……。

これは、そんなに単純な話ではありません。
わずかに生きている男性との交流。
そこで見えてくる、本当の姿。
ぜひ、見届けてください。