§08 グレイブキーパー

024▽第6階層、祭壇の魔



 <天祈塔バベル>、第6階層。


 最上階であるそこは、広さよりも天井の高さが際立ち、細長い空間になっていた。

 さらに、天井部分には空を覗く窓のような切れ目がいくつもあり、そこから月の明かりが差し込んでいた。


 「ここが、今回のバベルの最上階だ」


 アヤトはそう告げると、暗がりで目をこらしていた教科書を丸め、ウインドブレカーのポケットにしまった。

 そして続ける。


 「最上階には必ず 『バベルの目的を果たすため』 の要所 ── つまり、『祭壇』がある。

 それをつぶせば作戦終了だ」


 彼が、かいつまんだ解説をしながら青いウインドブレカーの袖が指し示した先は、広間の中央部分。


 そこには床から1メートルほと高くなった 石の台座がある。

 それは円形ステージのような構造物で、天井の零れる月明かりが演劇場のスポットライトのように降り注いでいた。天井から細く伸びる月明かりに照らされた光景は、劇的 かつ幻想的な雰囲気を醸し出す。


 その祭壇と呼ばれたステージの上には、神に祈る修道女のようにひざまづいた黒い影が一つ。


 「あれ……誰かいますよ?」


 椿のささやくような声に反応したのか、祭壇の上で祈るようにひざまづいていた人影が振り向いた。


 喪服もふくの様な格好の、黒一色の女だった。

 黒のワンピースを身にまとい、黒い髪が半ば顔を隠している。おしろいを塗ったというよりも、血の気の失せたような、蒼白の顔色。

 表情は、優しげであり、また悲しげにも見える。


 「女の、人……?」


 椿は、その場違いさに首を傾げた。

 そのつぶやきを、紅葉が冷たくも鋭い声で、否定する。


 「いいえ、『ヒト』じゃないわ。

 ―― バケモノよ」


 アヤト達3人の注視の中、黒い人影はゆっくりと立ち上がる。


 喪服もふくの女は、祈るように胸の前で結んでいた両手を真横に広げ、来客を歓迎するようなポーズを取った。

 見ようによっては、十字架のようなシルエットだ。


 その月明かりに浮かぶ黒い十字架の中央、女の胸の上に張り付いているのは、白骨のようにも見える白い仮面。右半面で笑い、左半面に黒い涙滴るいてきを垂らして泣く、ピエロの様に簡略化された表情の仮面。


 「── <対象G>、グレイブ・キーパー。

 <対象Cクリチャー>の強化個体と考えればいいわ。

 見たところ、<棘乙女メイデン>タイプかしら?」


 警戒する紅葉達の前で、喪服の女の変化は続く。


 哀愁の色を見せていた白顔が、引きつり歪む。

 両目が釣り上がり、口は肉食獣のように大きくあごの端まで裂け、サメのような牙が並ぶ。

 さらに、両手と胴体が細くねじれ、金属か鉱石めいた光沢を帯びた。


 はかなげな女性から醜悪しゅうあくな異形に姿を変えた『それ』を一瞥いちべつし、アヤトが訂正した。


 「いいや、コイツは<模造悪魔デビル>だな」


 ── シ……シシ、シシシシ……っ


 虫の鳴き声のような奇怪な声を漏らしながら、黒い十字架と化した魔物が、重力から切り離されたように空中へ浮き上がる。


 「と、飛びましたよ!? 羽もないのに、ふわーって!」


 目を丸くして驚く椿とは対照的に、残り2人は淡々とうなづく。


 「ああ、飛ぶな。<模造悪魔デビル>だし」


 「まあ飛ぶわね、<模造悪魔デビル>は」


 「ど、どうするんですか!?

 銃とか全然持ってきてないですよっ」


 手の届かない上空を浮遊する敵に、椿の慌てふためいた声を上げる。

 しかし、アヤトと紅葉は、どちらも首を横に振って答える。


 「いや、いらんだろ。

 別に、銃とか」


 「まあ、アレに当てるとか、拳銃でハエを狙うような物だしね。

 弾の無駄よ」


 羽もなく宙を飛ぶ魔物は、まるでトンボのように瞬発的な移動と滞空を繰り返しながら、こちらの様子を伺っている。


 ── と、空中の魔物が、不意に転身。

 シシイイィィーーーー!と、悲鳴にも風切り音に似た奇声と共に、頭から落下するように急降下。

 アヤト達3人に目がけ、獲物を狙うタカのように迫ってくる。


 それに最初に反応したのは、姉の方。


 「椿、散開!」


 「は、はいっ」


 紅葉と椿が左右に飛び、さらにステップを続けて、一気に距離を取る。


 すると、残るのはアヤトだけ。

 置いてきぼりをくらったように、青い人影がその場に立ち尽くす。

 しかし、当人には回避する様子もなければ、焦った様子もない。


 ただ悠然と、アヤトは片手でフードをかぶり直す。


 ―― シシシシっ!


 真っ直ぐに降下してくる怪鳥のごとき黒影に対し、アヤトはただ片手を真っ直ぐに持ち上げる。


 「そっちから近づいてくれるとは、ありがたいっ」


 彼が薄く笑ってつぶやくと、青いウインドブレカーの袖から鎖の群れが飛び出した。

 ── ジャラララァァ……っ!

 甲高い鎖の鳴り音は、まるで毒蛇の威嚇いかくの声。急降下して迫る黒い猛禽もうきんを、鉄蛇の群れが迎え撃った。


 しかし<模造悪魔デビル>は、鎖の群れに囲まれる寸前で急上昇してかわす。

 すると、上空へ逃れる鳥を引き下ろそうと、鉄の蛇たちも空中で方向転換して襲いかかっていく。


 執拗しつような追撃に、<模造悪魔デビル>は、身体をひねってスピン回転を始める。

 そのコマのような回転に触れた鉄鎖は、キンキンっ、と耳障りな高音を断末魔として無数に引き裂かれ、紙吹雪のように飛び散った。


 ── シシ、シシ……っ


 <模造悪魔デビル>は、嘲るような声を上げながら、空中で両手を広げて見せる。

 右手は三本爪、左手は肘から先が鋸歯の湾曲刀。

 巨大なフォークとナイフのような両手をこすり合わせる。


 ―― ジャリンっ、と金属じみた耳障りな音が響いた。


 鉄の鎖を細切れにしたのは、その凶器と化した両手だった。

 さらには、捻れて腕と大差ない細さになった胴体と、狂笑を浮かべた頭部とは、合わせればスプーンのようなシルエット。


 フォーク・ナイフ・スプーンの三つの金属食器を巨大化し、十字架に組み合わせた様相が、この魔物であった。


 「ほぉ……」


 アヤトは少し考えた後、右手の指の間に挟む形で、貨幣コインのような物を一枚を取り出す。


 色といい大きさといい、ちょうど一円玉を2枚重ねたくらい物だ。

 彼が『小銭型弾 たま』 とも称するそれは、魔術で金属を圧縮し軽量化した待機形態だ。


 「── ふっ」


 それを手首のスナップだけで投げる。


 上空に浮かぶ魔物の手前2メートルを切った所で、小銭型弾メダルに込められていた金属魔術が発動。

 せいぜい親指の先ほどの大きさしかない金属の小塊が、爆発的に質量を増加。

 一瞬で巨大な蜘蛛の巣のような物が形成される。何十条もの鎖を組み合わせて作った、鉄の投擲網だ。


 さらには螺旋の回転が加えられたそれは、触れた途端に巻き付き絡め獲る、捕縛 網でもある。


 アヤトの捕縛術が巻き付くその瞬間、<模造悪魔デビル>の姿がかき消えた。

 魔物は、瞬速の空中機動で、難なく鎖の魔術を回避したのだ。


 だが、アヤトは躱される事を見込んでいたのか、すかさず次の小銭型弾メダルを放っている。

 魔物の回避位置を予測し、移動直後の隙を狙った二発目。


 しかし今度は、魔物の左の巨大ナイフによって易々と斬り裂かれ、右の巨大フォークで撥ね除けられる。


「…………」


 ── シシっ……ニシシシシシ……っ


 鎖の魔術を難なくやり過ごした魔物が、小馬鹿にするように笑う。

 <模造悪魔デビル>は、その羽もない身で瞬発的な空中機動を繰り返す。まるで小魚がひらひらと素早く身を翻すような動きで、徐々に高度を上げていく。


 アヤトはフードを少し持ち上げるようにして見上げて、一つ舌打ちをする。


 「ちっ

 天井が高いだけに、空中にいられると面倒だな……」


  アヤトが小さなメダルを懐にしまい、代わりに青いウインドブレカーの中から取り出したのは、八角形の大型金属板。

 階下で<牛頭巨人ブルヘッド>を断頭した際の、 直径15cmほどの古代の銅鏡じみた金属塊だ。


 それを目の高さに持ち上げ、注視。青いフードの陰になったアヤトの瞳に、炎のような光が浮かんで揺れた。


 ── 待機状態を解除。

 ── 同時に、新たな魔術を構築。


 青い魔術士が、銅鏡のような金属板をフリスビーのように真上に投げ上げた。


 その八角鏡板ディスクは回転しながら上昇し、天井と床のちょうど間の中空でとどまる。次いで 回転が速まり、輪郭が崩れ始めると、爆発的な勢いで鎖を四方八方へ吐き出 し始めた。

 太い鎖は八方へ伸びると、壁に当たっては方向転換し、縦横無尽に広がり、数メートル間隔で鎖が上下や左右あるいは斜めに交差する。


 わずか数秒で、天井から床の間まで十数メートルの円筒形の空間を、鎖の横断が埋め尽くした。


 まるで、東南アジアの住宅地に張り巡らされた電気配線を思わせる、 ごちゃごちゃとした猥雑さだ。


 「階段の代わりだ。

 ちょっと二人で行って、追い込んで来い」


 アヤトの大雑把な指示に、紅葉が軽い調子で頷く。


 「了解。あの黒トンボもどきを、叩き落とせばいいのね?

 ── いくわよ、椿っ」


 「え、あ、ちょっと……!?

 ま、待って下さいっ」


 白い強化スーツを纏った女2人は、自分の背丈の倍以上のジャンプをし、縦横無尽に張られた鎖に器用に着地。それを繰り返して、上へ上へと上がっていく。


 先行した紅葉が、大鎚を肩に担ぐ格好で中空に張られた鎖の足場を大きく蹴り、地上10メートルほどに浮遊する黒い敵へと強襲する。


 しかし、空を我が物とする<対象Gグレイブキーパー>・<模造悪魔デビル>は、ひらりと魚が泳ぐような軽やかな回避。


 間を置かず、椿が同じように飛びかかるが、これも易々と回避される。


 ── シシッ


 宙に浮く黒い十字架のような魔物は、凶相の女顔で小さく笑う。


 「── ……っ

 ええいっ!」


 それに少し苛立った顔の椿がすぐさま飛びかかるが、そしもまた回避される。


 その回避位置を予測していた紅葉が、回避後の減速の隙を狙ってジャンプ。

 魔物は、姉妹のコンビネーションにも慌てず、後ろへゆっくりと飛翔する。スピードが遅くとも、十分に回避できるはずのタイミングであったが、その目論見はあえなく崩れた。


 魔物が宙を後退して回避した先には、アヤトが先ほど張り巡らせた鎖の一本が斜めに走っていたのだ。


 魔物は、鎖に背中から勢いよく突っ込み、ねるように押し返された。

 <模造悪魔デビル>は驚愕の声と共に、歪んだ女の顔をさらにいびつにする。


 ── ク、ワァァっ!?


 それこそ、紅葉の狙い通りだった。

 逃げ先を誘導された女悪魔が、鎖に跳ね返されて、自ら懐に飛び込んでくる。

 妖艶なバニーガールが、クリスタルの打撃鎚ハンマーを全力で振りかぶり、迎え撃つ。


 「── セイっ!」


 ―― パアァンっ! と木と木が打ち合わさるような、快音。

 飛行するためなのか、自重の軽い<模造悪魔デビル>はゴム製ボールのように吹っ飛んで、石壁に叩きつけられた。


 紅葉は、近くの鎖に危なげなく着地して、軽口を叩く。


 「障害物だらけなんだから、よそ見してると危ないわよ?」


 魔物が目眩めまいでも起こしたように、ふらついたような飛び方になると、今度は椿が迫る。


 「チャンスっ

 追撃、いきまーす!」


 三つ編みの少女が鎖の上を駆け、助走を付けた上でジャンプ。黒い魔物の脇を通り過ぎる瞬間に、剣道の胴抜きように、横振りの鎚を叩きつけた。


 ── バァアアン!と、硬質な音が響く。


 魔物は、今度は寸前で両腕を交差して身を守ったものの、やはり体重の軽さから、大きく反対側の壁際までね飛ばされる。

 そこに待ち構えていたのは、動きを読んで鎖の上を疾駆する紅葉。


 「もう一丁ぉ!」


 飛び込んでくる魔物の背に、野球のバッドスイングの要領で大きく振りかぶって鎚を叩き込み、30メートル先の反対側の石壁まで撥ね飛ばす。


 姉妹のコンビネーションで吹っ飛ばされた魔物は、再度、壁に叩きつけられ、ずり落ちる途中で鎖に引っかかった。


 「なんだか、意外と楽勝ですね!?

 よぉし、トドメいきます!」


 意気込んだ椿が鎖の上を駆け、魔物に肉薄する。


 しかし、流石に魔物もそれほど甘くはない。

 少女が駆け寄る鎖の振動に慌てて跳ね起きると、嗜虐の笑みを浮かべる。


 ── シシシっ シシっ!


 魔物の黒い左腕が大きく振るわれる。鉄すら切り裂くナイフの左手が、足場代わりの鎖の架け橋すら容易く断ち切った。

 鎖の足場を切り落とされ、自由落下運動フリーフォールを始めた椿が、絶叫を上げる。


 「うそぉ! そんなの有りですかぁ!?」


 「あー、もう、この子は……っ」


 わきの甘い妹の醜態に、姉は呆れて髪をかき上げる。


 紅葉はため息の後、武器を背中のフックに預けると、近くの石壁に向かって大きく跳躍。

 ジャンプ中に体をひねって体を横向きに、そして両足を壁に垂直に付け、まるで地面にしゃがみ込む かのように壁に張り付いた。


 「―― 影身相乗シャドウブーストっ!」


 気迫の声に応じるように、彼女の足下から影が紫電のように立ち上り全身に絡みつく。


 先刻、椿が使ってみせた、未完成のそれとは違い、紅葉の 影身相乗シャドウブーストは完全形態。

 バニースーツを包み込む白い装甲・外装駆動Jドライブを、さらに影から立ち上がった黒色の魔力が包み込み、装甲を拡張する。


 影が一瞬で作り上げたのは、黒い翼と黒い鎧を備えた太古の女神像の如き輪郭。

 あるいは、邪教におとしめられた闇色の戦乙女ヴァルキリーか。


 黒い翼鎧をまとった紅葉が、小さく呼気を吐く。


 「ふっ」


 ―― ガンっ! と、激しく石材を蹴り、残像の代わりに闇色の羽根をまき散らしながら、壁を垂直に駆け始める。


 これが、本来の 影身相乗シャドウブースト。<DD部隊>の切り札の一つ、闇の力を利用した運動能力の増強だ。


 白ジャケット・外装駆動Jドライブで高めた運動能力を、さらに闇の力が後押しすれば、重力のくびきを断ち切って風と一体となったような高機動が実現する。


 黒い疾風と化した紅葉は、壁面を斜めに駆け下りて、落下途中の妹に追いつく。

 ── と、そのまま壁を両足で蹴り、水平方向に跳躍した。


 「わわ! はわわ、うえぇえ?」


 椿は、急に横からの力で振り回され、思わず愉快な悲鳴を上げる。

 落下の恐怖で身を強ばらせて思わず目を閉じていたら、いきなり腰を引っ張られ、空中で姉に横抱えにされていたのだ。


 驚きに目を回す少女に、姉はウインク一つして肩に担ぎ直す。


 「ついでに、ハエ叩きをしたいけど……流石に、ちょっと、重いわねっ」


 「そ、そんなに、重くないです! 姉さん、レディに失礼 ―― ひゃあぁ!」


 紅葉は、妹の抗議を無視して足場の鎖を蹴ると、再加速を開始。


 「黙ってないと、舌かむわよっ」


 悲鳴を上げる妹を抱えたまま、反対側の壁面に『着地』した紅葉は、さらに近くの鎖に飛び移り、空中に浮かぶ黒い魔物へと向かっていく。

 しかし、その動きは先ほどの疾風のごとく壁面を駆け抜けた機敏さからは数段落ちる。


 ── シシシ……っ


 魔物は、自分の元へ飛び込んでくる獲物に舌なめずり。凶器の両腕を振り回すと、小魚が敵をかわすような素早い動きで紅葉の襲撃を回避して、さらには彼女の着地の瞬間を狙い、斜め後ろから襲いかかってくる。


 ―― しかし、


 「甘いっ!」


 紅葉は、『空中を蹴って』 急転身。

 空中でジグザグに軌道を変えると、妹を小脇に抱えたまま、フォーク状の爪を振りかざした魔物の懐に飛び込み、カウンターの回し蹴りを叩き込む。


 魔物は、大槌の一撃を受けたときよりも派手に吹っ飛び、20メートル以上先の石壁に激しく打ちつけられる。


 「椿、追撃! 急げっ」


 紅葉は、手近な鎖の吊り橋に妹を下ろすと、すぐに指示と共に尻を叩く。


 「は、はいっ」


 「……やっぱり空中機動をすると、消耗が激しいわね」


 紅葉は、自分の背を一瞥してため息。四割以上無くなった黒い翼からは、散花の桜のように闇色の羽根が散り続けている。

 その間に、


 「── えいやぁーー!」


 と、どことなく気合いの抜ける叫びと共に、不出来な妹がジャンプで勢いをつけた一撃で、魔物を数メートル下の石床に叩き落としていた。


 戦闘に区切りがついたのを見て、紅葉が椿の元に『飛んで』行く。

 すると、 影身相乗シャドウブーストの形成魔力をちょうど使い切ったようで、闇色の翼鎧が空中に溶けるように消えていった。


 「ナイスショットよ。初陣にしては上出来よ」


 「が、がんばりましたぁっ」


 姉兼上司にめられた椿は、気が抜けたのか鎖の足場に座り込み、肩で息をしながら小さく敬礼した。


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