詩集1は歌詞だった

0213

 詩を二つ投稿した。前からやりたかったアンサーソングの形にした。大幅に順序を入れ替えて『合わせ鏡の青い鳥』が完結した。めでたしめでたし。


 テーマのスタートは、〈幸福が見えないのは背中にくっついてるからなのでは?〉というようなものだった気がする。そして「自分は不幸だと思っていたが、合わせ鏡に映る背中の青い鳥によって、幸福だったことを知る」……はずだったんだけど、かなりずれた。てかテーマが長え。「一行で表せないならそのテーマは熟していない」みたいなことをカズオイシグロが言っていた。仰る通り。


 でもやって良かった。とても。稚拙だなあと思うものもあるけど、成功したイメージはある。試したこともたくさんある。語頭を揃えた。音ではなく絵のように書いた。特に短くしようという意識があった。ぱっと見「このぐらいの長さなら読めるかも」と思える長さにしたつもり。


 前作は完全に歌詞を書いていたが、カクヨムの読者には合わないように感じたのもあり(想像させてはならない、行間=説明不足でありページを閉じられる)、今回は詩として書いた。どんなものであっても、それを求める人がいないなら価値はないと武井壮が言っていた。仰る通り。いくら自分が求めてもね。他人に求められているものを作るのはできないが、求められていないものを作らないことはせいぜいできた気がする。というか求められていないものから少しは遠ざかれたと思う。良い経験になった。

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