ストーリーが始まる最初の話までは主人公が思慮深く考えて行動してるのかと思ったら、冒険者になってからは完全にただの頑固な単細胞キャラなんだというのが露呈しだしました。
そこからはずっと他キャラと絡む時も考えている描写や冷静な態度でいるように見せているが、結果的には何も考えずただ行き当たりばったり動いて、ご都合主義な展開で好転して問題解決できて主人公の株があがるみたいな話ばかりで、大変残念なストーリーとなっています。
せめて、もっと主人公の動きや発言に理由を持たせて、それを元に行動させたりすればいいんですが、大変惜しい作品です。
そこを気にしない人や頭空っぽで読む分にはいいと思うのでそういう方にオススメします。
まあ、ある意味、リアルに中世世界風と言うか。
所詮、国・教会が圧倒的で、平民はゴミ扱いな世界。
出てくる勇者は品性下劣で(まあ王侯側なんでそういう点では有能・平民見下してる)屑勇者と。
幼馴染は可哀そうだが裏切った事実は変わらないしねえ(逆に身近な屑勇者の性質分かってんだから、故郷に帰る前に隙見て、謝罪の手紙書けなかったのかは有る)、それに対して、面と向かっての謝罪させない様に工夫する主人公凄いけど。
彼が本当の意味で幸せになるには国家転覆ぐらいしかないんじゃあないのこれ、屑勇者やらに、目付けれてるんだし、話の流れでもどんどん悪くなってるしね(既に幼馴染ちゃんもルビコンを超えてんだから、本人の意無視にしても、お貴族様達は彼女の過去知る人・物を抹消する気の様だし)まあ国家反逆までしたら、最後は派手な処刑シーンとかか王侯・教会・勇者様一同の(幼馴染含めて)。
更新待たれますな。
幼い頃から一緒に育った二人の少年少女。
しかし運命は二人が共に生きる事を許さなかった……。
剣聖となった少女はその半身である少年と離れてしまった悲しみから壊れ、勇者にその「身」を捧げる。
それを裏切りとして、少年は少女への想いを捨てた……。
心に深い傷を負いながら村を出た少年はあるパーティの少女と出会い、心を通わせるが……。
◆◆◆
次から次に襲いかかる「ドン底」!
その中でスキルを会得するものの、現状で世界の根幹に関わる勇者や剣聖程のスキルでは無かった。
そして……この世界は「力」が全てなのだ。
そして、剣聖や勇者より遥かに劣るこの「力」でシーナは命を削りながら戦って行く。
「力」を授けた女神を憎みつつ、しかしその「力」に縋って。
だがそれがいい!
限りある命の炎を燃やし傷だらけになりながらも数々の困難を乗り越えていくその姿は、さしずめ儚くも燃え尽きる寸前の蝋燭の炎のように美しく、他の何よりも気高く耀く……。
願わくば、その未来が切り開かれん事を……。
コメントとして投稿させて頂いた文章を一部使わせてもらっています事をお許し下さい。
序章を読んでもやった方々へ伝えたい事があります
それは未だ真のざまぁは始まってすらいない、という点です
幼なじみの裏切り、そこから運命は回り始めますが…それはそもそも回避できないと思います
教会って大組織に攫われたユキナ
成人したばかりの彼や彼女に何ができるでしょう
また『教育』と称して教会の常識に洗脳される彼女は『逆らう』と言う考え方を失うでしょう
それから勇者パーティとして活動していく中勇者パーティの離脱は不可能
監視はついてるでしょうし『勇者』って上位者の存在もあります
また『剣聖』そのものが勇者の付属品として扱われるようなものであり
故郷や幼なじみの存在がバレているのも人質を取られているようなものです
では勇者を身体で、心で受け入れない
コレも不可能です
勇者の伴侶となれ、と教育され
他のパーティメンバーが受け入れていく中受け入れない
これは信頼関係が構築できなくなる要因になります
洗脳されている頭では拒絶もできないし
信頼関係のないパーティではそれが命を落とす要因になるでしょう
ここでも幼なじみや故郷の存在が足を引っ張ります
ユキナには普通の幸せを得ることのできるルートが無い、故に
ユキナは運命に翻弄された被害者
加害者でもありますがそれは唯一無二の理解者、最高の伴侶を失うという形で償えたと考えます
真のざまぁを受けるべきは
勇者であり
教会であり
国家であり
女神である
それらが断罪された時、初めて溜飲が下がるのではないか、私はそれを主張します
ただ最新話まで読んだ感想としては
勇者パーティ全滅からの人類滅亡のほうがいいんじゃないかと思うようになってきました
それくらい救いのない物語です