第四百八十五話 パーティ その二
「じゃあ誘いに行くわよ。あと料理は私が
やらせるわけがねえ。
「どうしてよ!」
自分で考えな。
「最終章で出番ほぼ失くしておいて、よくそんな態度が取れるわね」
お前がシリアスで吐くのが悪い。
「三次元のシリアスって空気が重たくなるから吐きそうになるのよ」
「取り敢えずお前は次のシーズン始まる前に病院行こうか」
精神病院とかでそれが治るかは知らんが。
「無理ね。そんな病気聞いた事ないし」
知ってた。
「てか無駄話良いからとっとと行くわよ」
「へいへい……」
※※※
まずは優香の所へ向かう。
「淀っち超久しぶり!」
あ、そうか。こいつ何だかんだで前章でも出番無かったけ。
「そうだよ初っち! ウチの事忘れるなんて酷過ぎる系!」
お前はギャル語使い過ぎだから扱いずらかったんだと思う。
てか作者がギャル知らなすぎる。
「そう系?」
てか今の時代黒ギャルは古すぎる……らしい。
私は知らんけど。
「え? マジ系?」
そしてお前多分、ギャルだから語尾に系つければそれっぽくなるとか思われてるぞ多分。
「マジかよ! 作者もっとパリピになれパリピに!」
いや生粋の陰キャには出来ねえ相談だ。By作者
「お前言うほど陰キャか?」
パリピではねえよ。By作者
「……」
嫌だろ。俺がある日グラサン付けてブレイクダンスし始めたら。By作者
「そうだな。ブレイクダンスやると死ぬ人いるだろうし死ぬな」
そもそも出来ねえよ。By作者
「運動神経悪すぎて五十メートル十秒台だしな」
その話はせんでよろしい。By作者
「あと跳び箱は二段すら飛べな
やかましい。By作者
「あと……んー……」
思いつかねえなら言わなくて良いぞ。By作者
「それ自分に言ってんのか?」
……。By作者
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