第三百五十七話 先輩とのデート その七
「先輩、ホントに良いんですか? 奢ってもらって」
「うん……大丈夫」
……。
『てか嫌われてる割に奢ってもらってるな……』
『これあれでしょ? 今日は奢るから僕が振っても嫌わないでね的な奴でしょ?』
『というか何でブルーレイディスクなのかしら……』
『あー思い出した。私この前未開封のブルーレイディスクを瓦割りしたんだったわ』
『お前馬鹿だろ』
『優香がホテルの中つまらない言うから、芸として見せたのよ』
『床ごと割ってないよな?』
『かも知れないわね』
『下の階の人ご愁傷様です』
※※※
『あのちょっと良いかしら淀子ちゃん』
『はい市華選手なんでしょうか』
『私達はいつ邪魔しに行けばいいのかしら?』
『おっと忘れてました! 丁度頃合いですね!』
『いや俺が忘れてただけ』
『シャラップ! というわけで前回はアイ〇ナだったわけですが今回は……』
ゴクリ……。
『Dead b〇 Daylight風で行くわよ!』
『俺が苦手なゲームじゃねえか!』
てかリア充破壊にそのゲーム持ってきたけど具体的にどうすんのよ……。By作者
『ここまで長かったけど、私が今からやるものの説明をするわ』
『はいはい……』
『私を含めたここのプレイヤーには、あのショッピングモールに仕掛けたあるものを操作してもらいます』
『発電機だろ』
『そうね』
『いやいつの間に用意したの?』
『私が作者の使う世界をいじる機械を勝手に操作したわ』
『テメエ許可なく機械いじるなよ!』
あれ無暗にいじると世界消える時あるからな!? By作者
『なら部屋に鍵くらい掛けなさいよ。こんなものまで落ちてたし』
『をい! エロ本持ってくるな!』
『あらあら作者さん意外な趣味をお持ちね』
『お前美少女だけどババアだから却下』
『あ?』
『何でもありません』
『はいルール説明に戻るわよ。それで今回Dead b〇 Daylight風とは言ったけど、プレイヤーは発電機を操作すると初と先輩がいる辺りに雷を落とす事が出来ます』
『因みに威力はどんくらい?』
『作者の機械適当に操作したからよく分かんないけど、ぶっちゃけ喰らったら普通の人間死ぬから先輩は間違いなくお陀仏ね』
『ちょっと威力見せてみ……』
……あ、こりゃあ死ぬわ。By作者
『これ威力推定ジオダ〇ン並みだぞ』
あの番長ですら裸足で……逃げないか。一応。By作者
『よく分かんないけど凄いのそれ』
『魔防ってか、ギャグキャラとしての防御力がない京極が喰らったらお陀仏だぞこれ』
『そうなの? まあ良いわ。江代のリア充化は阻止できなかったし、私が侵入したらアレはゲロ吐くレベルだけど、今回は私大丈夫よ……』
どんだけ自分より先に彼氏出来る奴が憎いんだ……。気持ちは分からなくねえけど……。By作者
『初ちゃんに触れる邪魔者……死ぬ……うふふ……♡』
『台詞のバリエーション増えたわね』
『これ増えたって言って良いの?』
『どうだろ』
『んで、DBDなら殺人鬼がいる筈だけど殺人鬼出るのか?』
『いないわ』
ゑ……。By作者
『まあ今回江代が私達の敵になるなら、江代が殺人鬼で良くない?』
この面子で江代殺人鬼とか力関係が逆過ぎて可哀想だろ……。By作者
『そうよ淀ちゃん。そんな事するなら帰るわ』
『誰が帰すと思う? 弱い者いじめ程楽しい事ってないじゃない?』
こいつ最低だ……知ってたけど。By作者
『初ちゃん……♡ 江代ちゃん殺して……初ちゃん食べる♡』
『こいつ江代に恨みあるのか?』
『知らないわ。私は少し嫌いみたいだけど』
そりゃあんだけ殺人未遂したら嫌われるよ。By作者
『とにかく江代ちゃんいじめるなんて許さないわ』
『じゃあ一般カップルも殺人鬼と見なして全員襲って良いわよ』
『あらなら良いわ』
『……』
俺が言える事は一つ……リア充皆逃げて! By作者
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