第二百二十三話 緊急会議 (作者視点)
「じゃあ会議始めるよ」
「結局生き返ったのね」
「俺はこの世界では絶対に死なん」
マ〇オの蘇生には〇イージの犠牲が必要だけど、俺は自分の意思で再生出来るからな。
「ミュ〇ツー倒せるの?」
「無理だな。てか〇ュウツーの映画楽しみ」
あれのセルアニメの頃はまだ俺生まれてねえんだよな。
「キッズス〇ーションで見てたのよね」
「そうそう」
※※※
「ま、そんな事はどうでも良くて。勝手に初が就活始めた今、この世界をどうするかって会議を始めるぜ」
「これやるの、一章の最後ぶりね」
あの時はこの淀子と江代のアイデアがダメ過ぎて使えねえと思ったけどな。
「そもそも丸投げする貴様が悪かろう」
「……」
「な、何故そこで落ち込む?」
「ふざけんなよ……? ここはテメエらの世界だからテメエらのやりたいようにやらせようとしたのに、それを何で俺が責められなきゃいけねえんだ?」
「結局自由じゃなかったじゃない」
「自由と無法は違うぞ……」
※※※
「でも方針変更するにしたってどうするのよ? 私主人公の恋愛ものとか?」
「この作品、そもそも男性から需要があるかどうか微妙なんだよなあ……」
Twitter見てたら意外と女性の方からも支持されてたし。
「ふっ、ショタが見てくれていると良いが……」
「絶対ない上にそれを襲ったらお前捕まるからな?」
「襲うのではない。優しく気持ちよくさせてあげ
「あ、もしもし警察ですか? 目の前に性犯罪者がいるので捕まえてください」
「貴様ッ!」
だってやる前に捕まえなきゃファン減っちゃうじゃん。
「別に良くない? 対してフォロワーがいるわけでもないんだし」
「……」
「作者、何度も言うようだけどもうこの世界が出来て三年経つのよ。それでもまだこれだけ。もう初がいようがいなかろうが誰も気にしないと思う」
「そういうもんかねえ……」
「世の中は案外、一人二人欠けても上手く回るものなのよ。まあ作者には禁句かも知れないけど」
「……」
「完全に黙り込んだわね。まあ良いわ」
「ふっ、吾らだけで話し合うか」
※※※
「うーん、バトルものも捨てがたいわね」
「ふっ、吾の魔法が活きる時」
「てか私達の場合、普通にバトルもの放り込まれても生きていけるようになってるからね」
「吾の適正は風魔法だけだがな……」
「岩タイプ現れたらアンタ死ぬわね」
「吾は携帯野獣ではないぞ」
「多分ポ〇モンの事言ってるんでしょうけど、凄いパワーワードね」
「ふっ、吾の言葉には重みがあるだろう? 当たり前だ、闇の騎士だから」
「そうじゃないわよ」
……。
「あれこれもしかしてさ、ワンチャン私達だけでやればよくね?」
「?」
「別に私達やろうと思えばツッコミ出来るし、私と江代だけで浅井三姉妹やれば良くない?」
「赤の姫……貴様は天才か!?」
「それほどでもあるわよ」
「そこは否定したまえ……」
……。
「てわけで、次の話から私が主人公で……」
「待ちたまえ赤の姫。ここは吾が主役をやろう」
「? 江代、何言ってるのかしら?」
「主役は私がやる。赤の姫は引っ込んでいろ」
「あ?」
「貴様……何をする気だ?」
「アンタを殴り殺す」
「や、やめたまえ!」
「は? やめないわよ?」
「やめたまえ! さもないとママを呼ぶぞ!」
「……ちっ」
「ふっ……だがママはいつ帰ってくるんだ?」
「知らない。毒親キャラが忘れられるまでとか言ってたけど」
コンコン。
「?」
「ただいま~」
「……あのアマ……帰ってきたのね」
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