シークレットウォー5 母なるネーバ

ハビタブルゾーンにある第三惑星はネーバ星と名付けられた。


月が存在したのでまずは船団を月に着陸させた。

ネーバ星には探査船を向かわせる。


異星人天使の探査船には地球の時と同様に学者が乗るが、

陽子も潜入していた。



ネーバ星は地球の時間を過去に巻き戻したかのような環境だった。

恐竜が生息している。

巨大な爬虫類は宇宙では一般的な生物のようだ。


移住可能。

移民船団はそれぞれネーバ星に降り、開拓を始めた。


まず原生生物のコピー生物を作る。

そして開拓地の護衛をさせる。

異星人天使の基本的な移民手法。

地球では天狗だった。



コールドスリープは解かれ、異星人天使はネーバ星人となった。


移民船団はそれぞれ距離を置いて入植している。

それぞれが国家と言える。


タルナーダはミカエルなどの配下を国家運営に配し裏で操っている。

極端な平和主義のミカエル国。


しかし元異星人天使であるネーバ星人には好戦的な性質がある。

すぐにネーバ星で戦争が始まった。


地球であれ、どこであれ戦争により数を減らす考え。

戦争と再生で文明を築いてきた種族だった。


地球人にはもはや関係ない事。

しかし戦争の悲惨さを陽子が嫌い、

犬坂に相談に来た。



犬坂「地球であれ、ネーバ星であれ犬士は戦争には関与しません。

滅亡するようなら所詮その程度の種族だっただけの事。

自然の摂理です。」


陽子「せっかくの平穏な星が異星人にいいように荒らされてます。

あなたのせいでは?

このまま放っておけばどんどん強力になって、

また再びどこかの星が侵略されます。あなたのせいで」


犬坂「宇宙なんてそんなもんでしょう。」


犬神「まあまあ、地球は今平和だし。私は手伝ってもいいと思います。」


犬士は自由。


永世中立を目指し、ネーバ星へ犬神も向かった。

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