シークレットウォー4 星
旅立つ異星人天使船団にタルナーダが同行して行った。
天敵狼男との闘争から解放される。
異星人の血よりも、異星への移住に魅力を感じていた。
まずミカエル以外の異星人天使を複数下僕にし、
一隻の移民船を完全に掌握する。
移民船内ではほとんど全員がコールドスリープしている。
必要最低限の人数だけで運行されていたのだ。
タルナーダの下僕となった者は退屈な運行任務を活き活きとこなした。
■
北海道も九州も噴火、地震が収まっている。
天狗率いる霧島、十勝岳残党は自衛隊に抹殺された。
梅田地下街から始まった妖怪との争いが一段落する。
犬塚は新婚旅行の続き。
東犬は四国部屋に戻った。
犬坂は狛ちゃんと異星人UFOのフライングピラミッドを解析している。
■
犬神は犬坂のお使いで犬村陽子に挨拶に来ていた。
珠転送と今回の騒動の顛末を説明する。
犬村陽子もエリダヌス座イプシロン星に興味を持った。
珠転送でタルナーダに合流したいと言う。
犬士の行動は自由である。
タルナーダが支配する移民船へと転送していった。
■
陽子「はじめまして」
タルナーダ「どなたかな」
陽子「犬村陽子と言います。」
陽子は礼の珠を見せた。
陽子「異星人とか、他の星に興味が有りまして」
タルナーダ「ふーん。好きにすればいいが、その姿じゃ殺されるぞ?」
陽子「ご心配なく、どなたか配下の異星人に会わせてくださいな」
タルナーダはミカエルの部屋に居候している。
ミカエルが現れた。
陽子「おお!こちらが異星人の方ですか。
いいですね、ほんとに天使みたい。」
陽子はミカエルに変化した。
タルナーダ「ほう。妖狐の犬士ってのはあなたか。」
■
移民船団がエリダヌス座イプシロン星の第三惑星に到着した。
恒星イプシロン星は安定している。
第三惑星は地球に似ている。
ただ知的生命体だけが居なかった。
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