移民編10 各個撃破

■煩雑すぎたのでここから再編集しました。



犬神はラファエル、ガブリエルに神速で迫った。


ラファエルが前衛となりサーベルで迎え撃つ。

ミカエルと同様お互いの攻撃が効いていない。


そこへ後衛のガブリエルがビーム砲を撃った。

操作棒は飛び道具にもなるようだ。


直撃の衝撃でよろめいた所を、

前衛のラファエルがビームサーベルで刺してきた。


神速で下がる。

ビームが効かないとて、

同じ所を照射し続けられるのには恐怖を覚えた。


ラファエルが羽ばたいて追撃するが、それを東犬が四股で阻止した。


ビーム砲を撃つ後衛ガブリエルに犬塚が向かう。


ガブリエルは向かってくる犬塚に気付いてビーム砲を撃つが、

ビームが霧で四散した。



犬塚の接近にガブリエルは天狗二体、ナーガ二体を呼び寄せて加勢させる。

これが探査船の現在の全勢力だった。


犬塚とガブリエルにナーガ二体が加勢、

タルナーダとミカエルに天狗二体が加勢。

その際、飛ぼうとしてまたも東犬の四股に阻まれた。


狛ちゃんドローンは東犬の後ろで空気と化している。

狛ちゃん『飛べない、飛べない』

天狗は走ってミカエル加勢に向かった。



単に日本刀を持つだけの犬塚。

不死身で剛力、飛べるタルナーダ。

甲冑、なぎなたの犬神。


最も地味な犬塚が実は一番危険だった。


その犬塚にナーガ二体が回り込み、

ガブリエルがビームサーベルで正面から包囲する。

三対一。


まずナーガの槍が日本刀の間合い外から突き出される。

ほぼ同時にガブリエルのビームサーベルも伸びる。


しかし犬塚はガブリエルしか見ていない。

そのはずだがナーガの槍をガブリエル方向に踏み込む事で躱した。

同時にガブリエルのビームサーベルが消える。


村雨の霧が操作棒を故障させていた。

ガブリエルの空振りを無視し、

体を覆い守る翼ごと首を切り飛ばした。


さらなるナーガの追撃は死体の翼を盾にして受け止める。

その槍を切ってリーチの差を埋め、ナーガを切りさばいた。

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