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 今日が金曜日であるということを確信をもって言えないくらいもう一週間が終わったんだという思いでそういうところが一年が早かったと感じる所以なのかもしれない。また昨日の帰りに席替えが実行されて位置は真ん中の前から二番目と見やすい位置に移動した。ただ隣の人は1つ前と変わらないのである。

 一時間目の古典では最後の十五分くらいのところで問いを出してそのあとずらずらと雑談がと始まっていって残りの時間のすべてをその雑談に費やしてしまっていた。授業の終わったあとに思ったが多分自分でやっておけの意味がこもった問題だったのかもしれない。

 三時間目の物理は実験室で出席番号の影響もあって実験室の一番後ろから授業を受けていると黒板に何が書かれているのか全然分からなくて自分の視力がどれだけ低いのかを痛感した。

 四時間目の保健、超高齢社会の話で介護をする側が介護をすることに疲れてしまういわゆる“介護疲れ”と呼ばれることによって殺害してしまうというような事件が起こっていることは元々知っていたがいざそういう人の話している動画とかを見るとどれだけその人たちが苦しんでいたのかがわかる。僕は国にそうならないような対策を予算にちゃんと盛り込んででもやるべきとは思うが、一人当たりの負担が大きくなってそれが僕にも降り注いでくるのでそういうことを考えると難しいところではあるが、何か手を打ってほしいとは思う。

 五時間目のコミュ英ではALTの先生の授業が後半で行われた。クラスの全員が一致して言うと思うが、やる気を失う授業なのである。

 部活では実験室の隣に位置する準備室に入ると先生に確実に関係のない話で機械をどうにか直してといわれて一応機械系には一定の強みがあるので試行錯誤ではあるが早い段階で直した。時々こういう言い方を悪くするとダル絡みをされるのが嫌なところである。

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