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 今日も昨日に引き続きテストが多い一日だった。数学の小テストだとか昨日回ってこなかったスピーキングテストだとかである。

 その前に事は起こっていた、電車の遅延である。普段ならば電車に揺られているのは一時間以下だが、今日は乗り換えの前まででおおよそ一時間の時間が費やされた。しかしながら乗り換えたあとは平常通りくらいの運行で問題は乗り換え前だったようだ。遅延の影響で学校には間に合わず、一時間目の始まって五分くらいしてから着いた。

 一時間目は古典で五分程度の遅れだったので授業としては大きな影響はなかったが、教科書などを取りに行くことが出来なくて配られていたプリントのみで一生懸命授業を受けていた。

 二時間目の数学は小テストで55分で190点満点と何とも微妙なきりの悪い数字たちで構成されていた。予定では学校に早く着いて勉強するつもりだったが遅延の影響で時間が取れず、少しはしたもののすべては網羅されていない状況で挑んだテストだった。一応空欄はほぼ作らずにテストを解いたが解き方の自信や計算の自信などは全然なくて心配しか残していない。

 三時間目の物理では実験で課された考察の指示の難度が高くて式から導き出される答えとグラフの傾きを使ってこれを求める、とかそういうことを暗に示しているのだがそれでは考察にはなっていないしそこからどう持っていけば良いのか全然分からなかった。

 五時間目のコミュ英、遂にスピーキングテストが回ってきたのだが昨日の時点で言えるという状態までしたつもりなのだがペアということもあってか物凄く緊張して言う内容が飛んでしまうのである。どうにかこうにか絞り出して話をしたが、空白の時間を設けすぎてしまっていた。二人での用意していた話が終わったが時間が短すぎるらしくてもうちょっと、という感じになったがそこで二人で沈黙が作られ出てこない旨を伝え以上だということを言ったらそこまでで発表と捉えておくという話で再テストにはならなくて良かったとは思ったが、成績には響くのだろうと思えた。

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