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今日から三泊二日で二年生の先輩たちは沖縄に修学旅行に行っていて学校内がいつもよりも静かに感じた。(とは言っても二年生とは棟が異なっているのでそこまで感じないというのが本当のところである)
一時間目の倫理では日本儒学の展開というテーマで授業が進められ、朱子学と陽明学が特に話の焦点だった。江戸時代に日本は将軍と藩主、武士と平民など士農工商などの身分制度を正当化させるという目的のために朱子学を国教として取り入れ、身分制度を平民に定着させたという。それが反乱が起こりにくかった要因のひとつなのかもしれない。
三時間目の数学では明日の小テストに向けて対策プリントを解く時間となった。対策プリントは整数の範囲のものしかなかったのだがそれでも十分整数の復習ができたと思う。
五時間目の現代文では先生の漢字のミスが目立ったのと今まで感じていたよりも先生が嫌という感情を抱かず、クラスと先生が溶け込んでいるのではないかと思わされるような気が僕はした。勿論、先生との溝がゼロかと問われればゼロだとは思わないし、他の先生に比べたら授業の雰囲気も良いとは言えない。それでも前を向いて現代文という授業に臨んでいるのではないかと思ったのだ。
今日は日直だったのだが日直の仕事として日誌を書くというものがある。SNS上で日誌をすべてアニメの文字で書いたというような投稿を前に見たのでそういったことをやってみたいと思っていたのでシャーロック・ホームズに出てきた踊る人形の文字を使って日誌のすべてを書いた。踊る人形はアルファベットなので書く内容を一度英語に直してからそれを踊る人形に当てはめるという二段階の作業をして日誌を完成させた。日誌の完成に相当時間をかけたのはもちろんそうなのだが、日誌が読めないと再度やり直しということがありうるので明日も日直である可能性は相当高いと言える。今になって思うのはあそこまでしてまでやる必要のあったことなのか、ということだ。
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