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 今日は研究授業の関係で午前のみの時間割りで65分×3コマなのだが僕のクラスは研究授業の対象に当たってしまってお昼を食べて午後も授業という形だった。

 一時間目の生物基礎は前回の続きで神経とホルモンのところをやったのだが、一時間目は12月の下旬に控える持久走大会の事前検診が行われ(希望者及び学校側からの指名のみの人)全体的に人が少なかった。そのため二人しかいない班などもありそういった班は後回しにされた。

 二時間目の化学基礎では遂に滴定のところが終わって酸化・還元反応のところに進んだ。教科書的には化学基礎の最後の章に当たる部分で個人的には興味深い分野である。(部活の個人研究はここの分野の一部)今日は酸化と還元の定義を酸素のみだけではなくもっと広い範囲で見たときのものと酸化数という概念を学んだ。酸化数は時々物質によっては化学式の後ろに書かれていてそれが区別をつける手段となったりする。例を出すとMnOとMnO2はそれぞれ後ろにⅡとⅣを入れて区別をつけたりする。(先のを酸化マンガン、後ろのを二酸化マンガンというが時によっては両方とも酸化マンガンという)

 三時間目の数学では円周率を色々な多角形を用いて考えた。その多角形の面積を出すために三角比を使った三角形の面積の出し方を学んだ。多角形を用いて段々πの範囲が小さくなっていくのが何か面白かった。

 四時間目、研究授業である。教科は担任が受け持つコミュ英で授業の構成がいつもに増して細かくてひとつのラインになっていた。そしてターゲットの単語が全然出来ていないことを分かってはいたのだがそこから出されると分からないものが多くて大変なこととなるのである。毎週の単語テストに力を入れるところから始めよう。

 部活自体は授業の一時間後くらいから始まるので待っていたのだが、その間に今日が提出期限の遠足の新聞を作り、提出しに行ったのだが、その間に陽向ともう一人、脇田辺奈江ワキタベナエという女子が(まあ仲の良い人達)少しの何かに対して“あっ、謙昭”と勝手にそうされ床の点だったり妊娠したかもと書かれた相談窓口のようなチラシの女の子だったり多岐にわたって僕とさせられた。正直ある意味仲良いんだなと感じさせられるような一コマで笑っていられた。

 今日は行ってもこれと言ってやることがないし明日は数学の小テストがあるということで部活には行かなかった。でも何人もの人が行っていなくて僕一人だけというわけではない。

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