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週明けの月曜日、テストを一週間後に控えた僕は朝学校に着くや否や勉強をしようと思っていたのだが、学校への道中で部活の友達の一人と会って勉強はできなかった。その理由として土日の間にその友達ともう一人部活の友達の間でいざこざがあったらしくて謝るために棟の異なる友達のもとへと行ったからだ。互いに笑って話をしていたので僕的にはそんなに問題ないんだな、と思った。
三時間目の生物基礎の時間で遺伝子とDNAについてやった。DNAが発見されるまでの話の中でファージについての内容が出てきてファージが大腸菌に寄生して子供を増やすように彼氏からお金や時間などを取っていく女子をファージ女子と先生は名付けたらしい。その事を語ると席が前の人は、このクラスの女子は多いと失言をした。彼は失言がどっかの元五輪担当大臣のようだと僕は思った。その他にもDNAに関する話が授業一杯で繰り広げられ生物の面白さを感じた気がした。
梅雨に入ったからか、一日中雨が降っていて帰りには風とセットできたので靴や制服のズボンが相当濡れた。そしてリュックの中にも水が侵食してきていて教科書などが水でよれよれになってしまった。僕が一番嫌いな状況に、しかも小説でさえも。
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