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２月２１日（日） 広島市中区立町にあるスープ専門店「and soup」で飲んで食べる。

広島市中区立町にあるスープ専門店「and soup」で飲んで食べる。

SNSの力は偉大だ。ここ最近知った「and soup」さんにやってきた。

日頃からスープを欲する自分にとって、このような店は本当に大歓迎だ。一杯がラーメンとほぼ同額であっても重たくならずに体を温めてくれるスープは、休日の合間で口にするのに適している。

しかしポトフを注文すれば、値段相応の量が入っている。カウンター上部にワイングラスがかかっているのを見て、もしかしたらアルコールもあるのかとメニュー表の裏面をみれば、やはりワインがある。

ポトフに合うワインも注文すると、白ワインがよいらしい。すると「hanawine」さんのナチュールワインらしく、イタリアのアンジョリーノ・マウレのマシエリがグラスに注がれる。それほど強くはないがクセのある酸味の口当たりと同時にクリアな味わいもあり、この界隈でもナチュールワインを飲めることが決定した。

ポトフはとても澄んだ味わいだ。サルサベルデがスープにのっかり、イタリアンパセリのような苦味ある風味が油と一緒に残っている。野菜はしっかり煮込まれながらも食感と風味を保ち、肉は脂気が奪われいくぶんさっぱりしており、全体として家庭的よりも上品な仕上がりとなっている。

スープとラーメンの違いは、おそらく飲み干したあとの腹への響きだろう。とはいえ、「ひよこ」さんでラーメンを食べてから来るのでは、胃腸の調子を考えたとしても説得力はないだろう。