11月15日(日) 広島市中区基町にあるショッピングモール「パセーラ」で斎藤正明さんの木の器を観る。
広島市中区基町にあるショッピングモール「パセーラ」で斎藤正明さんの木の器を観る。
以前からSNSでカレーを作って木の器を使って食べるイベントを見ていて、近頃は身近な店でもカレー教室が行われ、芋煮会でも方方が斉藤正明さんの器を持っていたのを目にしていた。
出店していると聞いていたので、パセーラに足を運んだ。あいにく斉藤さんは昼休憩だったので話しをすることはできなかったが、そのかわり種類たくさんの木の工芸品を触れることになった。
素地の味わいを残した作品が多く、ミズメやミズナラは木材を削ることで生じる木の粉のような温もりの香りがあり、取る手にたやすく移り香する。漆で塗られているのもあるが厚塗りのようではなく、クリの器は焼き物に生じるような粟粒が刻まれるようで、軽いが重たさのある言葉の意味の合わない重量感がある。
サクラ、クルミ、カツラ、セン、リンボク、ホオノキ、などなど、数ある木の種類それぞれに性質があるらしく、かたどられる位置によっても木目は線を変え、彫刻刀にするのか、それとも機械にするのか、削り方によっても表情は様々に描かれるのだろう。
木工の知識がないからあくまで想像による誤謬の解釈かもしれないが、厚みも木目も色々とあり、話を聞きながらその存在の決定を知りたいと思わせる原木の生きた器群だった。
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